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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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「あー、2年A組。武藤遊戯。2年A組武藤遊戯、理事長室に来るように。繰り返すー」



「え?」


お昼ご飯を食べ終わって教室でのんびりしていた時に校内放送がかかって見に覚えがないのに理事長室なんかに呼び出しされてしまった。
え、何でだろ。

「相棒…何でお前に呼び出しなんだ?」
呼び出されるなら俺も呼び出される筈なんだが…ともう一人の僕はブツブツ言う。
「分かんないけど行ってくるね。」
「おお。けど本当分かんねーよなぁ。職員室でも校長室でもなく、理事長室なんてよぉ」
城之内くんの言葉にハッとする。
言われてみればそうだ。なんで理事長室なんだろう。まぁいいや。行けば分かるよね。

「失礼します。」
僕は理事長室の扉を開けた。


「遊戯先輩が呼び出しなんか受けてる。」
「何か有ったのかな」
「遊戯先輩が何かやるような人じゃないと思うけど…」
「気になるなぁ」
「気になる。」


扉を開けるとそこには見知った顔が居た。
「乃亜…?」
「やぁ。久しぶりだね、遊戯」
開いた口が塞がらない。
「理事長?」
指をさして言うと乃亜はニコニコ笑って
「うん。一応、ね」
と言った。
「何で僕を呼び出ししたの?」
「まぁ…久しぶりに話たかったのもあるけど…ちょっと相談したくてね」
「相談?」
「この学校のことなんだけど…体育祭、みたいのいる?」

「え゛…」
はっきり言うと僕は運動ができない。そして自分が入ったチームは負ける。というようなことしか起きてないので運動なんてできればしたくない。
「体育祭…やだなぁ」
「あ、やっぱり?」
乃亜はクスクス笑って机に少し乗り出す。
「タッグデュエルで随分盛り上がってたみたいだから皆そういった行事が好きなのかと思って聞いたのだけど…体育は駄目か」
「うーん…体育祭でもあんまり体育って感じじゃなければやる気になるんだけど…」
「ふーん…」
「あ!個人競技を少なくするとか!」
「豪華賞品を付けるとか?」
「うっ…物で釣るのはちょっと…」

「…タッグデュエルの時、ちゃんと2人一組で全員組めた?」
「ああ、うん。それはクロノス教諭が毎回最後の日とかに放送で呼び出してペア決めてるよ。でも前回海馬くんが居たから一人は先生と組んでたなぁ。」
「瀬人遂に出たんだ。」
「遂にって…まあ遂に出たって感じだったけど」

「5、6人一組でやる行事だったらやる気起こる?」
「体育祭はやめたの?」
「ちょっと思いついてね」
「?」
ニヤリと笑う乃亜。

「???」

キシリと音を立てて乃亜が立ち上がる。
そのまま扉の方へ静かに行って立ち止まる。

「いい加減出て来たらどうだい?」
キィ…と音を立てて扉を開けるとなだれ込んで来る人や扉の前で突っ立ってる

「みんな…」

「あははは」
となだれ込んで来た十代くん。
「はは…」
と十代くんと一緒になだれ込んで来たヨハンくん。
「気付いてたのか…」
バツの悪そうな顔をして呟くもう一人の僕や城之内くん。

「なぁにこれぇ」
僕は呆れながら笑った。

「じゃあ遊戯。話は終わり。戻っていいよ」
「分かった。じゃあね!あ。乃亜、海馬くんってまた学校来れないの?」
2年生になってから3回位しか見ていない。
「え、あ、あぁ。学校に行く暇はまだ無いね。学校行事やテスト位は行けるんじゃないかとは思うけど」
「そんなに忙しいんだ…」
「でも一番忙しい時期は過ぎたがらちょくちょくは来るんじゃないかな。」
「そっか。うん、ありがとう。じゃ」

バイバイ。と言って手を振ってもう一人の僕や城之内くんの手を引っ張ってみんなで教室の棟に戻る。
「なんで皆居たの?」
ジト目でそう聞くとみんなで困った顔をしながら

「気になったから」

なんて答えて僕は盛大に笑った。

********************
仲良い僕ら!みたいな。
とりあえず海馬くんより先に乃亜が出てきました^^^^^^^^^^
そろそろ出します。
ニタに「タッグデュエルは書かないの?」「社長いつ出るの」
とか色々言われて私も社長そろそろ出さないとマズいな。とは思ってます。←

タッグデュエルは…書く予定無いけど、うーん…ニタが一緒に考えるとか言ってたから書こうかなー…でもデュエルシーン書くと
超長くなるんですよー…(汗)
頑張り…たくない。

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GとDの合同何でもパラレル
ヨハンと相棒と十代のターン!!

「あ。遊戯さん、クリーム付いてますよ。」

†あまい香り†

十代と放課後フラフラ校内を歩いていると昇降口で一人ポツンと居た遊戯さんを発見して、
「どうしたんですか?」
と聞いたら
「会議に出てるもう一人の僕を待ってるんだ」
と返されて、一人で居るのもなんでしょう、小腹空いてませんか?なんて二人で誘って3人で食堂に行った。
食堂は5時(最終下校時間)まで開いている。今はまだ4時。
そんな訳で食堂のおばさんしか居ない食堂に3人で入って、
「何食べます?」
「うーん。クリームパフェ!今甘い物食べたいや。」
と遊戯さんはパフェを注文する。
違和感ないですよね遊戯さん。という言葉を飲み込んで
「俺は…たこ焼きで!」
とたこ焼きを頼み、
「オレはカレー!」
十代はカレーなんかを頼んだ。夕飯入るのかよ。と茶化すと全然余裕だぜ!と十代は笑って返した。
3人で間食をしながら雑談をする。
話をしている途中、俺は遊戯の頬に付いてるクリームを発見した。

「遊戯さん、クリーム付いてますよ。」

「え?…嘘っ!」
カシャンとスプーンをパフェの器に落として遊戯さんは右頬を擦る。

「ああ違いますよ。こっちです。」
スッと遊戯さんの左頬に付いていたクリームを取る。
「ありがとう」
ニッコリ遊戯さんはお礼を言うが、
「あ…」
この手に付いたクリームをどうするか悩んでしまう。
舐めるか!?いやでも変な奴と思われるのは嫌だ!拭くか!?でもこんな大量のクリーム…ぐるぐる悩んでいると

パクッ
「あ」
「痛っ!」
驚いた。自分の指にかじりついたのは、なんと十代だった。
しかも食べた張本人まで驚いている。

「…悪ぃ。うまそうだったから、つい…」
「いや。まぁ…うまそうだよな…」
笑ってそう言うと
「ヨハンくん」
「え?」
不意に名前を呼ばれて遊戯さんに視線を向けると目の前にスプーンを突きつけられた。
「はい。あーん」
「っ…!?」
ニッコリ笑ってクリームの乗ったスプーンを突きつける遊戯さん。
「あー…」

大人しく口を開いて、貰ったクリームはやたら甘さを舌に残しながらサラリと口の中で溶けていった。

「あ。遊戯先輩、オレもオレも」
十代は自ら口を開く。

でも俺はそれどころじゃない。

甘い、甘い香りとクリームの味は何時まで経っても頭から離れなかった。


************************
ヨハンくんがどんどん危なくなってる\(^O^)/
これは心のレスキュー隊が必要^^^^^^
十代がヨハンの指に噛みついたのは嫉妬心からです^^
別に覇王様が嫉妬心から食べたでも良いです←←
ヨハンは相棒との間接キスも気にしちゃいました。心臓バクバクだね☆←

こっちはパパッと書いた奴だからDXとして扱うの少しためらったけど何でもありだからDXだしな。って事でDXに。
今ちょこちょこ打ってる話(これもDX)ももうすぐ終わりそう^^

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GとDの何でもありパラレル。
ヨハンと相棒\(^O^)/

武藤遊戯と言う人は本当はカードの精霊なんじゃないかなと時々思う。

†無自覚な少年は気づかぬ間に恋をする。†

遊戯さんはカードの精霊に好かれやすいのか、よく精霊と話をしている事がある。
自分も精霊と会話できるけど遊戯さんの近くに居る精霊は透き通ってないから初めて見た時は本当に驚いて
まるで自分が精霊界に居るんじゃないか。と思う程だった。

「ヨハンくん」
「あ、なっ、何ですか?」

「…僕の話、どこから聞いてない?」

やってしまった。
遊戯さんと一緒に居ると馬鹿みたいに真剣に話を聞いてるか、今みたいにトリップしてしまうかだ。
最近はトリップする方が多い。
気を付けなくてはと思っていても遊戯さんを見るとすぐ考えてしまう。
この人って人間?みたいな。
「ヨハンくん!」
「はい!」
遊戯さんは俺の顔を両手で押さえて遊戯さんの顔の真ん前に俺の顔をグイッと動かす。
「…」
じぃーっと自分を見つめるアメジストの目に吸い込まれそうで頭がくらくらする。
その目が悲しげに細められて
「最近、君さ、よくボーっとしてるよね。」
遊戯さんはそんなことを言った。
「え?」
「僕と話す時なんて特にボーっとしてない?」
「そ、そうですか?」
思わず目を逸らす。
「ちゃんと寝てる?」
「寝てます。」
「何か悩み事がある?」
「……特に無いです」
「僕が嫌い?」
「そんな訳無いです!」
「悩み事って何?」
「無いですってば」
「じゃあ気になる事がある?」
「………」
「好きな子ができた?」
「違います。」
「クロノス教諭の秘密を知りたい?」
「それは知りたいですけど違います。」
「僕には相談できない?」
「……」
ぱっと手が離される。
「まあ僕じゃなくても良いけど、そんなにボーっとしちゃう位気になる事はすぐに解決できるなら解決しちゃいなよ。十代くんに聞くのも良いし、もう一人の僕に聞くのも良し、先生に聞くのだっていいんだから。早く解決しなよ?日常生活に支障きたすよ?」
「………」
聞くに聞けない内容なんですよ遊戯さん。「あなたは人間ですか?」なんて失礼すぎじゃないですか。

「…遊戯さんって、カードの精霊になりたいと思った事ありますか?」
「え?」
キョトンとただでさえ大きな目を更に大きくして遊戯さんは驚いた。
でもすぐに笑って
「あるよ。だって精霊が見える分、もっと精霊の事知りたいって思うもの。だから精霊になって、同じ立場になってみたいってね」
と言った。
綺麗だな。この人はいつだってそうだ。キラキラしてる。
「でもね、精霊からしたら僕が人間で良かったって言うんだ。」
「え?」
「なんか、あなたがマスターで幸せって言われたよ。」
思わず笑ってしまった。きっとそう言ったのは遊戯さんのデッキのエースモンスターであるサイレントマジシャンとサイレントソードマンだろう。
過保護なあの2人には俺も一回お世話になった事がある。
本当に精霊に好かれてるんだなぁ遊戯さん。
「遊戯さん!」
「ん?なに?」
「ありがとうございます。おかげですっきりしました。」
「?」
「気になってた事、解決できました。」
「そう?なら良かった。」
遊戯さんは、ふふ。と柔らかく笑った。

「遊戯さん。あの今、
好きな人居ますか?」

…何言ってんだろ俺。

「え?…す、好きな人?」
遊戯さんは驚いた後、目を伏せて
「振られちゃったから、居ないよ。

って言いたい所だけど、まだその子の事が好き、かな。」
うーん分かんないや。
最後に笑ってそう言った。
何故か安堵の息が洩れた。

「あ。予鈴鳴っちゃう。」
「本当だ。」

「それじゃ、バイバイ。ヨハンくん」
ヒラヒラと手を振られて自分もそれじゃ。と言って手を振り返す。

教室に戻る間、心がふわふわして足取りが何となく軽やかだった俺に
「ねぇヨハン。そろそろ認めた方が良いわよ。それともまだ分からないって言う程貴方も鈍なのかしら?」
とアメジストキャットに笑われた。


初めて会ったのは入学してすぐ。
満開の桜の木の下で精霊と話すあの人はとても幻想的で目が離せなかったのを、
今でも覚えている。


********************
イヤッホォォォォォォウ!!
宣言?通りヨハ表。
サイレントソードマンとサイレントマジシャンは入学したてで相棒に見とれてたヨハンに剣と杖をいきなり突きつけるという
手痛い挨拶をした。って設定。
因みに十代もカイザーも先生の誰かもやられてる。あとは6で書いたユベルも。
相棒のピンチにはいつも駆け寄って剣を振り回したり魔法ぶっ放したりするサイレントの2人。そんなマスター命な2人が好きです。
でも実体化してるんだから本気でかかるなよっていう…←

拍手

GとDの何でもあり学園パラレル\(^O^)/
藤原くんとAIBOとその他色々な話\(^O^)/


偶にはね。ほら、だってここ広いし。

†今日も平和な僕ら!†

「かくれんぼ?」
「うん。藤原くんもやらない?」
昼休みに何をする訳でもなくボーっとしてた僕に武藤くんは聞いてきた。
「いきなり何でかくれんぼ?」
「えー?まだ昼休み全然時間あるし、この学園って広いじゃん!だからかくれんぼしたら楽しそうだなって思って」
「ああ…」
そう言うことか。
「ね、やる?やらない?」
キラキラと大きな目を輝かせて言う武藤くんは小学生のようだ。
…本人には絶対言えないけど。
「かくれんぼは、人数も必要だね。いいよ。やる。」
「やった!」

ガタリと椅子から立ち上がる。
「で、参加者は?」
武藤くんはにこやかに
「僕と、もう一人の僕と、城之内くんと獏良くんたちと藤原くん。」
「僕もやろうかな」
武藤くんの後ろを見る
「吹雪…」
「吹雪くんも?よし、これで結構人数揃ったなぁ!」
「どこでやるの?」
「下の階。一年生の階だよ。」
なる程。一年生の階の方にはプレイルームがあるしね。

「よし、行こう!」


一年の階には既に参加者が居た。
「おおー!来たか藤原、天上院!!」
城之内くんが待ってましたと言わんばかりに笑う。
「じゃあ鬼決めやろー」

「「「おーにきーめじっけんぴっ!」」」
武藤くんと城之内くんと獏良くんが声を出す。普通にじゃんけんポンで良いんじゃないかな?
「わー!!僕の負けだー!」
あはは。凄く悔しそうだなぁ武藤くん。
「じゃあルール説明ね。範囲はこの階のここの棟だけ。渡り廊下はどうする?」
「んー無し!時間掛かっちゃう」
「で、鬼に見つけられた人はこのプレイルームのあそこの隅の辺に集まってようね。最初に捕まった人が次の鬼。兎に角鬼は単独行動突っ走ろう!
じゃ、鬼の遊戯くんは100数えよう。」
獏良くんと武藤くんでルール説明をしてバクラくんは面倒だと言い話を聞いていたからバクラくんはまた獏良くんに脅されたのかな。
「いーち、にーい、さ」
「もう!?」
みんなで慌てて隠れる場所を探しに走る。
一年生の階だけでもこの学園はとても広いのだ。
「亮も来れば良かったのに」
笑いながら走ってそう思った。
でもこういう事する亮ってあまりイメージ湧かない。プライドがそれなりにある亮には無理かな。プライドが高いのはファラオもだけどファラオは武藤くんが関わるとプライドなんか無いし。
「ここでいいかな」
立ち止まって人の死角になりそうなところに入る。
「それにしてもかくれんぼ…ねぇ」
最後にやったの何年前だろう。
突拍子無いこと思いつくなぁ。面白すぎだよ。
カタカタと音が聞こえて来て思わず息を潜める。
「うーん」
遠くから聞こえる。声は誰のものなのかまだ分からない。
コツコツとこっちに近付く音。
「バクラくんが居れば儲けものだと思ったんだけど…居ないかなぁ」
抑えた音量の声は武藤くんだった。
バクラくんが居れば儲けものってどういう事なの。と突っ込みたかったけどそれは見つかってからにしとこう。

コツコツ。
コツコツ。
「……ん?」
コツコツコツコツ
足音が確実自分の方へ近づいて来る。
「あ!藤原くん見ーっけ!」
「!」
後ろを振り向くと鬼の武藤くんが。
見つかっちゃったなぁと苦笑しながら隠れて居た所から出る。
武藤くんはにっこり笑って
「やっぱりこの制服はかくれんぼ向きじゃないね」
と言った。
あんまりにも可笑しくて僕は笑ってしまった。
「ふふ、まぁ制服はかくれんぼをする事前提に作ってりワケじゃ無いけどね。」
「そうだけどさ、だって君の制服の裾、ちょっと出てたから、さ」
「え?本当?」
「うん。君の制服の裾長いでしょ?出てたよ。この隙間から」
武藤くんは僕が隠れて居た所を指差す。
…気付かなかった。
うわー僕って抜けてる?お間抜けさん?
「でも凄いね藤原くん。制服が出てなかったら僕見つけられなかったよ」
「そ、そう?」
「うん。…じゃ、プレイルーム戻ろうか」
手を引かれて歩く。
「あと難しそうなのはーバクラくんと吹雪くんかなー」
プレイルームに着くと僕以外の隠れる人は居なかった。
「もう一人の僕は上、なんだろうな」
「何で?一年の階だけだから駄目でしょう?」
「天井、とかそう言う意味だよ。」
「えぇ…?」
天井?まさかかくれんぼでそんな…と言おうとするけど武藤くんは本棚のある方へ歩き出した。

「もう一人の僕見ーっけ!」

まさかそんな。

「ファラオ…君高いところ好きなのかい?」
「いや、そうでもないぜ。ただ動くのが面倒だからプレイルームに隠れただけだぜ」
「ああ…そういう…」

「吹雪くんそれ隠れてるつもりー!?」
大声で武藤くんが叫ぶ。何やったんだよ吹雪…。
しばらくすると吹雪が来た。
「どこに隠れてたの?」
笑ってそう聞くと吹雪も笑って
「女の子達に囲まれて隠れられなかったのさ」
なんて言った。

その後の人も武藤くんは次々見つけて最後は獏良くんを連れてプレイルームに帰ってきた。
「はーっ疲れたー!」

「じゃあ次は僕が鬼だね。」


吹雪、城之内くん、獏良くん、バクラくん、ファラオ…と見つけたものの。

「武藤くんどこだろう。」
5人とも結構バラバラな場所に居たからこの階はもう探したと思うんだけど…
もしかしたらロッカーにでも入ってるんだろうか。
廊下を歩く。ここ歩くの何回目だろう。

「わー!!僕それ初めて見たー!!」

んん?聞き覚えがある声。
教室は1-C。 確か十代くんとかのクラス。
嫌な予感だ。
ガラリと扉を開いてみる。

ああやっぱり。

「むと…」
「ふっ、藤原先輩だ!!!!!!!」
「え?」
自分の存在に目を向けた一年生達がワイワイ騒ぎ出す。
「どうしたんですか藤原先輩。」
「いや、その」
「今日は武藤先輩も来てるし…何かあるんですか?」
ああ、君、其れだよそれ。
「武藤くんに用があるんだけど」
案の定というか何というか、武藤くんは十代くんやヨハンくんに囲まれていた。
「ああ。武藤先輩にですか。…武藤先輩ー!!」
叫ばれてようやく武藤くんはなぁに?と言って振り向く。
「あ」
僕と目が合うと武藤くんはあからさまに「やばい」という顔をした。
「……木を隠すには森ってこと?」

「ごごごめん藤原くんっ!!!!」

ガタガタ机にぶつかりながら武藤くんは近づいて来る。脚痛そう。
「優介先輩、遊戯先輩連れてっちゃうんですか!?」
十代くんがカードを持ちながら慌てて僕に聞く。連れてっちゃうんですかって…。

「残念だけど、僕が先約だったんだよ十代くん。それにもう予鈴鳴るしね。」
「あ、本当だ」
「えーっ!!!?嘘っ!!ごめん!本当ごめん藤原くん!!僕夢中になりすぎちゃって!」
「まぁそれはプレイルームに居るみんなにも言ってね」
「わあぁああ!!!!!じゃあねみんな!」
武藤くんはバタバタ走って教室を出る。
「じゃあ。騒がせてごめんね。」
僕も後を追う。

プレイルームには、みんなにひたすら謝る武藤くんの姿と、呆れながらも笑って聞くみんなの姿が有った。


*************
藤原くんの口調が見事にAIBOと被ります。頑張って変えようと思っても難しい。
むしろ藤原くんの回見てないのに書くとか私無理し過ぎ^^^^^^^^^^^^^^^
ニタが…だってニタが藤原とAIBOの絵を描いたから…!!!!!!
藤表にたぎった事ないから
藤表にたぎろうとして失敗したんです。
☆rz
誰かが藤表にたぎってくれればもういいです←

でも藤原は「自分は違う」という意識を常に持つ子だから何時も少し後ろからみんなを見てます(my設定)
だから藤表はたぎらない←
でも良いとこどりはすると思う。←
カイザーがやっぱり何か可哀想。\(^O^)/
王様がどんどん変な人に…(しかもみんなにバレてるっていう…)

因みに王様が上に隠れる理由はAIBOを見てられるからです。^^^^^^変態すぐる。

拍手

何でもありな学園モノパラレル
遂に覇王とAIBOのターン

「あれ?十代くん?」

ああ、目の前に居る小さな少年の愛らしいこと。

†またの機会に†


「いや。違う。」
「へ?」
遊戯は驚いてキョトンとする。
「じゃあ、君は誰なの?」
「十代が居る限り光に当たれない、いわば十代の影だな。」
「結局十代くんじゃない?」

「……覇王と呼ばれていた。」

「は、おう?」
「そうだ」
カタリと音を立てて遊戯の前に腰掛ける覇王。
「あ」
「何だ」

「エビフライだ」

覇王の持っているエビフライ定食の盆を見て笑う遊戯。
「好きなのか?」
欲しいならやる。と言おうとするがすぐに遊戯は
「君が好きなんでしょう?」
ニコニコ笑いながら言った。
「ああ。十代が好きだから、な」
「ふーん…」
定食に箸をつける覇王。
黙々とオムライス定食を食べる遊戯。
「ねぇ。君はさ、十代くんの中に居るの?」
「ああ。そういう事になるな」
「心だけ別れてるの?」
「ああ。」
きっぱりそう言うと遊戯は俯いて
「自分だけの身体じゃないって…大変そうだね」
としょぼくれた顔で言った。
覇王はそれには答えなかった。


2人で朝食をとり終わって覇王が遊戯の脇を通り過ぎる時、遊戯は慌てて覇王の背中に向かって
「ねえ!覇王くん。また会っ…」
また会える?と言おうしたが、唇にピタリと覇王の指が押し当てられ、それ以上言うことは叶わなかった。

「また、だな」

フ…と笑って覇王は遊戯の唇に当てていた指を離し、また歩き出した。




****************
はおもて^^^^^^^^^^^
十代は二重人格設定。←
覇王は魔王よりも素直で、まだ話す感じ。
ははは。DXは本当AIBOが大変な事になってる^^^^^^^^^
頑張れAIBO。

拍手

GとDのなんでもあり学園パラレル\(^O^)/
吹雪と相棒と明日香のターン!!!←←


「それで、これ入れたいんだけど…」
「ん~そうすると遊君のデッキが力不足になるからそれは僕のデッキに入れて…」

コンコン
「おや?ちょっとごめんよ」
「あ、うん。」


†2人だからこその†

吹雪君の部屋でタッグデュエル用のデッキを調整していると不意にお客さんが来たみたいだ。
「退散しようかな」
多分女の人が来るよね。うん。僕は退散しよう。
なるべく音を立てないようにカードを綺麗にまとめる。
今回はタッグデュエルのデッキだからか何なのかは分からないけどカードの精霊は殆ど出てこなかった。いつもこうだったらデッキ組み直せるのに…。

玄関のほうから女の人の声が聞こえた。
「うーん。玄関で話済ませちゃうのかなぁ。」
言った途端足音が聞こえてドアに目をやる。

キィ…

「あ」
開いた…。

「ほら、明日香。本当に居るだろう?」
吹雪君が女の人に話しかける。
「へ?」
何?僕の事??
女の人は驚いた顔をしてすぐ僕に駆け寄った。
「遊戯さん!!この人と組んで後悔してませんか!?」
「えぇ?」

「明日香~そんな質問は無いだろう?」
「でも自由奔放な兄さんと組んで…」
「こ、後悔はしてないよ」
一応これは本当なので女の人に言う。
ん?ちょっとまてよ?
「兄さん?」
女の人に聞き返すと後ろで吹雪君が、ああ!と手を叩いて
「遊君、紹介が遅れたね。僕の妹の明日香。1年の中でデュエルの腕は上位で自慢の妹さ」
「妹…」
2人を見比べる。なる程、髪型や顔立ちが似てる気がする。
「兄さん!そういう事言わないで。別に私はそういう気無いんだから。」
「あはは」
「遊戯さん!えーと、……兄を宜しくお願いします。」
「え、えぇ…?」
ペコリとお辞儀をする吹雪君の妹…天上院さん。
ちょ、そこに走るー?!
「いや、その。いつもお世話になってるのは僕の方だし…」
もそもそと鞄を膝の上に抱えて言うと吹雪君は不思議な顔をした。
「おや?何か用事でもできたのかな?」
「え?」
何の事?と付け足すと吹雪君は僕の方を指差して言う。
「鞄。デッキも見当たらないし…」
「ああ…お客さん来たから帰ろうかなって思って…」
「ええっ!?」
反応したのは天上院さんの方だ。
「帰っちゃうんですか?」
「え、だって天上院さんは吹雪君に用が有ったんでしょう?」
「いえ、あなたと兄が組むと噂で聞いて確認したかったんです。本当それだけですから。」
「だから遊君が帰る必要は無くなったって事だねー」
「ぇえ…」
何だろうこの「帰らないで」状態は。
ていうか天上院さんは吹雪君の事どういう風に思ってるんだろうか…
「遊戯さん、今デッキ調整しているんですよね?」
「う、うん。そうだよ」
「私、色々学びたいので遊戯さんのデッキ調整見たいです。」
えぇー…其処までする程のものでは無いと思うけど…
「まぁ…時間まだ余裕だし、吹雪君が良いって言ってるからデッキ調整しよっか。」
「ありがとうございます!!」
だから、其処まで大層な事じゃ無いよー……!!


「うーん。これどうしよう…」
「どれどれ?」
「この罠なんだけど…使えたら面白いよね。」
「ん~使えたらって言っても条件少し厳しいねぇ。」
「あ、やっぱり?」
「でも入れておきなよ。使えるかもしれないし」
「そっか。」
「遊君、この魔法なんだけど…」
「そっちよりこっちの方が良いんじゃないかな…?そしたら…これとあれが…」
「なる程。でもこれ遊君とは相性悪いかな?」
「ううん、そうでも無いよ。」
「なら入れようかな。」
「うん。そうしなよ」
ずーっとこんなやりとりを繰り返してデッキが結構組めてきた時に天上院さんはポツリと言った。
「やっぱりタッグデュエル用に2人でデッキを調整した方が良いんですか?」
まぁ…吹雪君と僕はこんな真剣にやってるけど他のみんなは意外に組み直したりはあまりしない。
「うーん。やっぱり組む相手によって替えた方が良いのもあるけど…でも天上院さん前回と組む相手一緒でしょう?」
「え、えぇ…」
「だったら、組んだ人がどういうカードをあまり使わない。とかは分かるから天上院さんが2、3枚代える位でも良いんじゃないかな?
ちなみに僕はもう一人の僕と組んでた時一枚しかカード代えなかったよ。」
「「えっ!?」」
2人は驚いてこっちを見る。
「だって、もう一人の僕のデッキと自分のデッキで連携とか無理そうだったし…」
「へぇ…まぁ…そうかもしれないけど」
「そうだったんですか…」
「でも今回はちゃんと連携出来ればいいなぁって思って。吹雪君と僕のデッキ、タイプ随分違うし。」
「結局、組み直すのも組み直さないのもペアの人によるんだよ明日香。自分のデッキをよく知っている相手と組んだら自分の代えたカードが迷惑になる事だってあるし。」
ハッキリ言うなぁ吹雪君。
「分かりました。私パートナーと少し話してきます。」

カタリと音を立てて天上院さんは立ち上がる。
「頑張ろうね」
僕が後ろから声をかけると天上院さんは振り向いて
「はい!」
と力強く言った。

「うーん。遊君、やっぱり僕これ入れたいなぁ。」
吹雪君は一枚の魔法カードを見せて言った。
「だぁめ!!それはダメ!チートカードだよそれぇ」
「うーん。僕は面白いと思うけど…」
「失敗したら僕らが痛いし、成功したら相手が萎えるよ。」

「あはは。それも一理ある。」


「優勝、出来ると良いねぇ。」
そう呟くと吹雪君はニッコリ笑って
「だね。そうでもしないと僕がナム達に呪われそうだ。」
と言った。


タッグデュエル大会開幕まであと少し。




**********
やっと終わった\(^O^)/
結構前からポチポチ打ってたやつ。
カイザーの哀れさは異常。
吹雪の優遇さも異常^^^^^^^^^
3天才好きです。性格よく分かってないけど←←
チートカードは各自ご自由に考えて下さい。(笑)

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