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GとDの合同なんでもありパラレル\(^O^)/
十代と相棒と王様と城之内
「好きになる事って、怖いよ」
城之内先輩が昼休みに初恋の話を持ちかけて、遊戯先輩に話を向けた時、遊戯先輩はそんな意味深な事を言った。
「怖い?」
城之内先輩が身を少し乗り出して聞く。
「怖いよ。とっても、ね」
きっぱり遊戯先輩が言うと城之内先輩はああ。そうか。とこれまた意味深な事を言った。
「遊戯先輩」
「ん?なに?」
「恋した事あるんですか?」
我ながら無神経な事を聞いたなと聞いた後に思った。
「あるよ。片思いだったけど」
あっさり遊戯先輩は返してくれた。
「振られては無いんだけど、振られたも同然って状態でね。」
「相棒…どういう意味なんだ?」
アテム先輩は首を傾げた。
「僕が好きだった子にも好きな人が居たって事!」
「あぁ…そうか」
アテム先輩はアイツ好きな奴居たのか…とまた意味深な事を言った。
「あの。」
「なに?」
「城之内先輩もアテム先輩も遊戯先輩が好きな人知ってるんですか?」
そう言うと2人はキョトンとしてから、
「あぁまあな」
と苦笑して言った。
「2人は中学一緒だったからね」
遊戯先輩は目を和らげた。
「だからそんな仲いいんですね」
そう言うと3人は笑ってそうだな。と言った。
「恋はつらいよ。愛はそれより苦しいけどね」
すぐ後ろでユベルがくすりと笑った。
その後こっそり遊戯先輩が
「僕の好きだった子はね、もう一人の僕が好きだったんだ。鈍感だよね。」
と教えてくれた。
アテム先輩は遊戯先輩の事が多分、恋愛の部類で好きなのだろうからアテム先輩も同じ気持ちだったんじゃないかと言おうとして踏みとどまった。
恋や愛って難しいな。
胸がすっきりしないまま、ひとり呟いた。
**************
お前も恋してんだよ!!
という感じの十代が書きたかったけど書けなかった。
杏子と切ない関係の相棒が好きすぎてどうしよう。←
みんな鈍感であれ!←
十代と相棒と王様と城之内
「好きになる事って、怖いよ」
城之内先輩が昼休みに初恋の話を持ちかけて、遊戯先輩に話を向けた時、遊戯先輩はそんな意味深な事を言った。
「怖い?」
城之内先輩が身を少し乗り出して聞く。
「怖いよ。とっても、ね」
きっぱり遊戯先輩が言うと城之内先輩はああ。そうか。とこれまた意味深な事を言った。
「遊戯先輩」
「ん?なに?」
「恋した事あるんですか?」
我ながら無神経な事を聞いたなと聞いた後に思った。
「あるよ。片思いだったけど」
あっさり遊戯先輩は返してくれた。
「振られては無いんだけど、振られたも同然って状態でね。」
「相棒…どういう意味なんだ?」
アテム先輩は首を傾げた。
「僕が好きだった子にも好きな人が居たって事!」
「あぁ…そうか」
アテム先輩はアイツ好きな奴居たのか…とまた意味深な事を言った。
「あの。」
「なに?」
「城之内先輩もアテム先輩も遊戯先輩が好きな人知ってるんですか?」
そう言うと2人はキョトンとしてから、
「あぁまあな」
と苦笑して言った。
「2人は中学一緒だったからね」
遊戯先輩は目を和らげた。
「だからそんな仲いいんですね」
そう言うと3人は笑ってそうだな。と言った。
「恋はつらいよ。愛はそれより苦しいけどね」
すぐ後ろでユベルがくすりと笑った。
その後こっそり遊戯先輩が
「僕の好きだった子はね、もう一人の僕が好きだったんだ。鈍感だよね。」
と教えてくれた。
アテム先輩は遊戯先輩の事が多分、恋愛の部類で好きなのだろうからアテム先輩も同じ気持ちだったんじゃないかと言おうとして踏みとどまった。
恋や愛って難しいな。
胸がすっきりしないまま、ひとり呟いた。
**************
お前も恋してんだよ!!
という感じの十代が書きたかったけど書けなかった。
杏子と切ない関係の相棒が好きすぎてどうしよう。←
みんな鈍感であれ!←
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GとDの合同なんでもありパラレル
亮表……です。\(^O^)/
†入学のエピソード†
「そういえば、お前のおかげで俺は此処に入学する事になったのだったな…」
何となく隣に座っていた丸藤くんがいきなりそんな事を言い出したので僕は流石に驚いた。
「えっ?そうなの!?」
「ああ。」
「え?僕何かした…?」
というかそんな入学エピソードがあっただなんて…。
丸藤くんは苦笑しながら言った。
「一度、大会に出たことがあるだろう?」
言われて僕は少し考える。
そういえば出たことあるような気がする。
あれは確かもう一人の僕に出ようと誘われて断ろうとした所で海馬くんが出たらお金くれるって言うから出た大会かな。海馬コーポレーション主催のやつ。
「僕が海馬くんに負けた試合?」
丸藤くんにそう聞くと丸藤くんは少し考えて
「多分それだ。」
覚えてないの?そこ大事でしょうよ。
「何で僕が負けちゃったのに僕のせいで此処入りたくなったのさ?」
「海馬の試合までずっと勝っていたから決闘したかったんだ。」
「それだけ?」
だったら海馬くんとデュエルしたくなるんじゃない?
「それが大半の理由で、お前は大会に出たのが初めてだったのに決勝まで行ったからインタビューを受けただろう?」
それを聞いて僕は流石に恥ずかしくなった。だってさ、それ何年前の話?2年、3年前でしょ?そんなに真剣に見てた人居るんだー!!わあぁ…
「う、うん。受けたね。」
「その時お前は「これからもずっと遊んでたい」と言った。それで俺はお前に会いたくなった。」
「…普通は見つからないよねぇ。」
「普通はな。だがこの学園がほどなく建てられた。だから此処に居るだろうと思って入学した。」
そんな理由で入学しちゃって…まぁ丸藤くんも「遊び」を増やす学校が良かったから入ったんだよね、きっと。
「ドンピシャ!って訳だね。」
「ああ。」
「それにしても、」
「?」
「驚いたよ!あの大会の事こんなに覚えてる人居るなんて!!」
記憶力凄いよ。事細かに覚えてるだなんて!!
「DVDに撮ってある」
「へっ!!?」
予想外の言葉に僕は絶句した。
「参考になるからな」
「そ、そう?」
あの大会をDVDに撮ってあるとか、どんだけぇ!?ていうか僕が映ってる僕の試合とかも有るんだよね。わー止めてよ恥ずかしい!!
「丸藤くんは熱心だね。」
「…お前やファラオを越える日が来るように。だな。」
「僕位はすぐ超えられるよ。もう一人の僕はもっと手強いけどね」
「いや、お前もかなり強い。」
真剣な声色で言われてビックリしてしまった。え?天才って呼ばれる君が言っていいのそれ?
自惚れちゃいそうだよ。
「そうだと良いけどね」
笑いながら僕は言った。
********************
亮表←
何となくな設定^^^^^^^^^
相棒はやっぱり大会なんかあまり出ないよなぁ。
ヘルカイザーじゃなく、ダレカイザーだなこれ\(^O^)/ いや、ヘルにする気無いんだけども←
口調とか分からない。さっぱりすぎる^^^^^^^^^
すいませんでしたァァァァ←
亮表……です。\(^O^)/
†入学のエピソード†
「そういえば、お前のおかげで俺は此処に入学する事になったのだったな…」
何となく隣に座っていた丸藤くんがいきなりそんな事を言い出したので僕は流石に驚いた。
「えっ?そうなの!?」
「ああ。」
「え?僕何かした…?」
というかそんな入学エピソードがあっただなんて…。
丸藤くんは苦笑しながら言った。
「一度、大会に出たことがあるだろう?」
言われて僕は少し考える。
そういえば出たことあるような気がする。
あれは確かもう一人の僕に出ようと誘われて断ろうとした所で海馬くんが出たらお金くれるって言うから出た大会かな。海馬コーポレーション主催のやつ。
「僕が海馬くんに負けた試合?」
丸藤くんにそう聞くと丸藤くんは少し考えて
「多分それだ。」
覚えてないの?そこ大事でしょうよ。
「何で僕が負けちゃったのに僕のせいで此処入りたくなったのさ?」
「海馬の試合までずっと勝っていたから決闘したかったんだ。」
「それだけ?」
だったら海馬くんとデュエルしたくなるんじゃない?
「それが大半の理由で、お前は大会に出たのが初めてだったのに決勝まで行ったからインタビューを受けただろう?」
それを聞いて僕は流石に恥ずかしくなった。だってさ、それ何年前の話?2年、3年前でしょ?そんなに真剣に見てた人居るんだー!!わあぁ…
「う、うん。受けたね。」
「その時お前は「これからもずっと遊んでたい」と言った。それで俺はお前に会いたくなった。」
「…普通は見つからないよねぇ。」
「普通はな。だがこの学園がほどなく建てられた。だから此処に居るだろうと思って入学した。」
そんな理由で入学しちゃって…まぁ丸藤くんも「遊び」を増やす学校が良かったから入ったんだよね、きっと。
「ドンピシャ!って訳だね。」
「ああ。」
「それにしても、」
「?」
「驚いたよ!あの大会の事こんなに覚えてる人居るなんて!!」
記憶力凄いよ。事細かに覚えてるだなんて!!
「DVDに撮ってある」
「へっ!!?」
予想外の言葉に僕は絶句した。
「参考になるからな」
「そ、そう?」
あの大会をDVDに撮ってあるとか、どんだけぇ!?ていうか僕が映ってる僕の試合とかも有るんだよね。わー止めてよ恥ずかしい!!
「丸藤くんは熱心だね。」
「…お前やファラオを越える日が来るように。だな。」
「僕位はすぐ超えられるよ。もう一人の僕はもっと手強いけどね」
「いや、お前もかなり強い。」
真剣な声色で言われてビックリしてしまった。え?天才って呼ばれる君が言っていいのそれ?
自惚れちゃいそうだよ。
「そうだと良いけどね」
笑いながら僕は言った。
********************
亮表←
何となくな設定^^^^^^^^^
相棒はやっぱり大会なんかあまり出ないよなぁ。
ヘルカイザーじゃなく、ダレカイザーだなこれ\(^O^)/ いや、ヘルにする気無いんだけども←
口調とか分からない。さっぱりすぎる^^^^^^^^^
すいませんでしたァァァァ←
話の都合上表マリクはナムに。闇マリクはマリク。
王様と十代とヨハンと相棒。
「え~呼び出しなノーネ」
帰りのHRの時間にクロノス教諭の声で校内放送が流れた。
タッグデュエルでペアを組めてない人が呼び出されてるんだろうなぁ。と思い僕は放送に耳を傾けていた。
†でも納得†
「あれれ」
予想外だ。もう一人の僕がペアを決めて居ただなんて。
もう一人の僕の方をさり気なく見るとやっぱり少し元気無い顔。大丈夫かなぁ。
でも気になる。誰と組んだんだろう。ていうかいつ組んだんだろ。僕は一昨日申し込み書を提出したばかりだ。それなのに…。
「起立ー礼ー」
放送が終わった途端号令がかかり、ガタガタと生徒が帰っていく。
「相棒!帰ろうぜ」
いつの間にか自分の隣に居るもう一人の僕。君って足早いよね…。
「うん。ちょっと待ってて」
まだ体操着が…
と言ってロッカーまで取りに行き、体操着を取って席に戻る。
「帰ろっか」
と言ってもう一人の僕と一緒に歩き出す。
帰る。とは言っても寮に、なのだけど。
「意外だったよ。」
「何がだ?」
「君、もうパートナー決まってたんだ。」
そう言うともう一人の僕は目を逸らした。
「あー、あぁ…まぁな」
何か凄く歯切れ悪い。何だろう。
げた箱に着くとまだ何人も人が居た。
「遊戯!!」
「え?」
いきなり名前を呼ばれたので驚いた。
声の方を見ると見知った顔が何人か。
「遊戯!!酷いじゃないか!僕と組まずにあの天上院と組むなんて!!」
「ナム君…ご、ごめん。でも君だってもうマリクと組んでたんじゃない?」
「取り消せばいいだろ?そんなの」
そんなのって…決めたパートナーを取り消すなんて今まで聞いたこと無いよ。
「でも天上院くんと組んだのだってギリギリだったんだよ?」
「ファラオと組まないんだったら僕と組んでよ。」
「ごめん。」
ナム君はプリプリ怒って大体お前は~とか言う。長いんだよね、コレ。
「そしたらマリクは誰と組むの?」
お説教の途中で僕は聞いた。だってさ、マリクは今までナム君と組んでたんだよ?僕ともう一人の僕のように。
マリクは寂しくなるんじゃないかな。
と思って聞いてみたんだけど
「さあ?ファラオとじゃない?」
ばっさりと返された。
「次、ファラオと組まないんだったら僕と組んでよね遊戯!!」
ナム君はそのまま去っていった。
「何でオレと相棒は組めないんだろうな。」
もう一人の僕はぽつりと言って溜め息をついた。
「アテム先輩っ遊戯先輩!」
「今回組まなかったって本当なんですか!?」
「十代くん、ヨハンくん。」
「本当だが?」
もう一人の僕は素っ気なく答える。
「「何かあったんですか?」」
「まぁ…何かあったと言えばあったんだろうねぇ…」
教諭に組むの止めてくれって言われたんだし。
「ちぇー今回こそ2人を越えたかったのになぁ」
十代くんがぼやく。それもそうだろう。
十代くんとヨハンくんは前回の決勝戦で僕達と闘った相手だ。
「それで、2人とも今回は誰と組んだんですか?」
「僕は吹雪くんと組んだよ」
「吹雪さんと!?」
「い…意外…」
「相棒……何時の間に名前で呼ぶようになったんだ…?」
それぞれ微妙な反応を返してくれた。
「もう一人の僕は誰と組んだの?」
僕は気になっていた事を聞く。
もう一人の僕はしばらく沈黙した後
「……海馬だ」
と教えてくれた。
「海馬…?」
ポカンと呆けながらも聞いたのは十代くんだ。
まぁ…知ってる人は少ないだろうね。海馬って言ってあのスーパースペシャルに有名なアミューズメント会社の社長だなんて普通思わないし、海馬くんって学校作ったくせにあまり学校に来ないもんね。
そりゃ知らないよ。
「海馬瀬人先輩だ。ほら、あの青眼白龍を唯一持ってる…」
「えっ!?あの海馬さん!?マジで?ウチの生徒だったのか…?」
あれ?2人とも海馬くんの事知ってるみたいだ。何でだろ。
「学校作ったのも海馬くんだよ」
僕がコッソリ教えてあげると十代くんはえ~!?の連発だった。
「そっか。もう一人の僕海馬くんと組んだんだ?」
「ああ。」
海馬くん昨日一昨日学校に居たんだ…
僕見てないなぁ。同じクラスなのに…
と僕がぼやくともう一人の僕はあっけらかんと言った。
「いや、アイツ学校には来てないぜ?」
「は?」
「何だか知らないがアイツ寮に居るらしくてな。ブルー寮からオレの部屋まで来て今回タッグデュエル出るからオレと組め。だかなんだか言って組む羽目に。」
「へぇ~…」
そういえば海馬くん、タッグデュエルデュエル参加したことないよね。
今回出るからもう一人の僕と組んだのか。手ごわい相手になりそう。
「じゃ、海馬先輩の青眼白龍見れるんですか?」
十代くんがキラキラした目でもう一人の僕に聞くともう一人の僕はすぐに頷いた。
「ああ。3体見れるんじゃないか?」
「「わあぁー!!!!!」」
十代くんとヨハンくんが目を輝かせる。可愛いねぇ君たち。
「相棒は?」
「へ?なに?」
いきなりもう一人の僕に相棒は?なんて聞かれてビックリしちゃった。
でも何を聞きたいのかはやっぱり分からない。
「どうしたの?もう一人の僕。」
「相棒は何で天上院と組むことになったんだ?」
「え…」
何でそんな事を真剣な顔で聞くのさ。
別に大した理由無いのに。
「廊下で吹雪くんと藤原くんと丸藤くんが話してて、3人で話してるなんて珍しいなぁって思って近付いたら吹雪くんが誰とも組んでないっていうの聞いて、組んだんだ。」
「成る程な…」
「吹雪さんってペアを早く決めるイメージあったんだけどなぁ…」
「あ。僕も最初そう思ってた。」
4人でノロノロ歩いて話しているとブルー寮の道が見えてきた。
「じゃ、オレはこれで、じゃあな十代。さよなら先輩!」
「おぉ、じゃあな!ヨハーン!」
ヨハンくんは僕達とは違う道を行った。「寮に戻ったら、風呂開いてますかね?」十代くんは早風呂派みたいで夕食前に大浴場が開いてると必ずお風呂に入ってからご飯を食べに来る。
「まだだと思うが…」
もう一人の僕は少し呆れたような声で言った。
「十代くんってお風呂好きなの?」
「はい!結構好きです!!」
些細な質問にも一生懸命答えてくれる十代くんに僕は笑ってしまう。
寮に着くとやっぱりお風呂は開いてなくて、十代くんは少し肩を落として、じゃあさよなら、先輩。と言って部屋に戻って行った。
「なあ、相棒。」
「ん、なに?もう一人の僕。」
「相棒の部屋、行っていいか?」
「うん。いいよ。何する?」
「ゲーム、だろ?」
「あはは!うん。それもそうだね」
笑いながら僕の部屋に向かう。
「ねぇ。もう一人の僕。」
「なんだ?相棒。」
「僕、君が今日の放送で呼び出されると思ってたよ」
「ああ。正直オレもそうなると思ってたぜ」
「でも君は決まってた。しかも相手は海馬くん。」
「ああ。」
「正直…君のパートナーが海馬くんって、凄く納得したよ。」
「相棒…オレのパートナーはお前だぜ!!」
「ふふ、ありがとう。もう一人の僕。」
でもさ、本当の本当に、君のパートナーなんか務められるのって僕と海馬くん位だよね!!
**************
すんごいお久しぶりに小説。タッグデュエル開幕前の話。
王様と十代とヨハンと相棒。
「え~呼び出しなノーネ」
帰りのHRの時間にクロノス教諭の声で校内放送が流れた。
タッグデュエルでペアを組めてない人が呼び出されてるんだろうなぁ。と思い僕は放送に耳を傾けていた。
†でも納得†
「あれれ」
予想外だ。もう一人の僕がペアを決めて居ただなんて。
もう一人の僕の方をさり気なく見るとやっぱり少し元気無い顔。大丈夫かなぁ。
でも気になる。誰と組んだんだろう。ていうかいつ組んだんだろ。僕は一昨日申し込み書を提出したばかりだ。それなのに…。
「起立ー礼ー」
放送が終わった途端号令がかかり、ガタガタと生徒が帰っていく。
「相棒!帰ろうぜ」
いつの間にか自分の隣に居るもう一人の僕。君って足早いよね…。
「うん。ちょっと待ってて」
まだ体操着が…
と言ってロッカーまで取りに行き、体操着を取って席に戻る。
「帰ろっか」
と言ってもう一人の僕と一緒に歩き出す。
帰る。とは言っても寮に、なのだけど。
「意外だったよ。」
「何がだ?」
「君、もうパートナー決まってたんだ。」
そう言うともう一人の僕は目を逸らした。
「あー、あぁ…まぁな」
何か凄く歯切れ悪い。何だろう。
げた箱に着くとまだ何人も人が居た。
「遊戯!!」
「え?」
いきなり名前を呼ばれたので驚いた。
声の方を見ると見知った顔が何人か。
「遊戯!!酷いじゃないか!僕と組まずにあの天上院と組むなんて!!」
「ナム君…ご、ごめん。でも君だってもうマリクと組んでたんじゃない?」
「取り消せばいいだろ?そんなの」
そんなのって…決めたパートナーを取り消すなんて今まで聞いたこと無いよ。
「でも天上院くんと組んだのだってギリギリだったんだよ?」
「ファラオと組まないんだったら僕と組んでよ。」
「ごめん。」
ナム君はプリプリ怒って大体お前は~とか言う。長いんだよね、コレ。
「そしたらマリクは誰と組むの?」
お説教の途中で僕は聞いた。だってさ、マリクは今までナム君と組んでたんだよ?僕ともう一人の僕のように。
マリクは寂しくなるんじゃないかな。
と思って聞いてみたんだけど
「さあ?ファラオとじゃない?」
ばっさりと返された。
「次、ファラオと組まないんだったら僕と組んでよね遊戯!!」
ナム君はそのまま去っていった。
「何でオレと相棒は組めないんだろうな。」
もう一人の僕はぽつりと言って溜め息をついた。
「アテム先輩っ遊戯先輩!」
「今回組まなかったって本当なんですか!?」
「十代くん、ヨハンくん。」
「本当だが?」
もう一人の僕は素っ気なく答える。
「「何かあったんですか?」」
「まぁ…何かあったと言えばあったんだろうねぇ…」
教諭に組むの止めてくれって言われたんだし。
「ちぇー今回こそ2人を越えたかったのになぁ」
十代くんがぼやく。それもそうだろう。
十代くんとヨハンくんは前回の決勝戦で僕達と闘った相手だ。
「それで、2人とも今回は誰と組んだんですか?」
「僕は吹雪くんと組んだよ」
「吹雪さんと!?」
「い…意外…」
「相棒……何時の間に名前で呼ぶようになったんだ…?」
それぞれ微妙な反応を返してくれた。
「もう一人の僕は誰と組んだの?」
僕は気になっていた事を聞く。
もう一人の僕はしばらく沈黙した後
「……海馬だ」
と教えてくれた。
「海馬…?」
ポカンと呆けながらも聞いたのは十代くんだ。
まぁ…知ってる人は少ないだろうね。海馬って言ってあのスーパースペシャルに有名なアミューズメント会社の社長だなんて普通思わないし、海馬くんって学校作ったくせにあまり学校に来ないもんね。
そりゃ知らないよ。
「海馬瀬人先輩だ。ほら、あの青眼白龍を唯一持ってる…」
「えっ!?あの海馬さん!?マジで?ウチの生徒だったのか…?」
あれ?2人とも海馬くんの事知ってるみたいだ。何でだろ。
「学校作ったのも海馬くんだよ」
僕がコッソリ教えてあげると十代くんはえ~!?の連発だった。
「そっか。もう一人の僕海馬くんと組んだんだ?」
「ああ。」
海馬くん昨日一昨日学校に居たんだ…
僕見てないなぁ。同じクラスなのに…
と僕がぼやくともう一人の僕はあっけらかんと言った。
「いや、アイツ学校には来てないぜ?」
「は?」
「何だか知らないがアイツ寮に居るらしくてな。ブルー寮からオレの部屋まで来て今回タッグデュエル出るからオレと組め。だかなんだか言って組む羽目に。」
「へぇ~…」
そういえば海馬くん、タッグデュエルデュエル参加したことないよね。
今回出るからもう一人の僕と組んだのか。手ごわい相手になりそう。
「じゃ、海馬先輩の青眼白龍見れるんですか?」
十代くんがキラキラした目でもう一人の僕に聞くともう一人の僕はすぐに頷いた。
「ああ。3体見れるんじゃないか?」
「「わあぁー!!!!!」」
十代くんとヨハンくんが目を輝かせる。可愛いねぇ君たち。
「相棒は?」
「へ?なに?」
いきなりもう一人の僕に相棒は?なんて聞かれてビックリしちゃった。
でも何を聞きたいのかはやっぱり分からない。
「どうしたの?もう一人の僕。」
「相棒は何で天上院と組むことになったんだ?」
「え…」
何でそんな事を真剣な顔で聞くのさ。
別に大した理由無いのに。
「廊下で吹雪くんと藤原くんと丸藤くんが話してて、3人で話してるなんて珍しいなぁって思って近付いたら吹雪くんが誰とも組んでないっていうの聞いて、組んだんだ。」
「成る程な…」
「吹雪さんってペアを早く決めるイメージあったんだけどなぁ…」
「あ。僕も最初そう思ってた。」
4人でノロノロ歩いて話しているとブルー寮の道が見えてきた。
「じゃ、オレはこれで、じゃあな十代。さよなら先輩!」
「おぉ、じゃあな!ヨハーン!」
ヨハンくんは僕達とは違う道を行った。「寮に戻ったら、風呂開いてますかね?」十代くんは早風呂派みたいで夕食前に大浴場が開いてると必ずお風呂に入ってからご飯を食べに来る。
「まだだと思うが…」
もう一人の僕は少し呆れたような声で言った。
「十代くんってお風呂好きなの?」
「はい!結構好きです!!」
些細な質問にも一生懸命答えてくれる十代くんに僕は笑ってしまう。
寮に着くとやっぱりお風呂は開いてなくて、十代くんは少し肩を落として、じゃあさよなら、先輩。と言って部屋に戻って行った。
「なあ、相棒。」
「ん、なに?もう一人の僕。」
「相棒の部屋、行っていいか?」
「うん。いいよ。何する?」
「ゲーム、だろ?」
「あはは!うん。それもそうだね」
笑いながら僕の部屋に向かう。
「ねぇ。もう一人の僕。」
「なんだ?相棒。」
「僕、君が今日の放送で呼び出されると思ってたよ」
「ああ。正直オレもそうなると思ってたぜ」
「でも君は決まってた。しかも相手は海馬くん。」
「ああ。」
「正直…君のパートナーが海馬くんって、凄く納得したよ。」
「相棒…オレのパートナーはお前だぜ!!」
「ふふ、ありがとう。もう一人の僕。」
でもさ、本当の本当に、君のパートナーなんか務められるのって僕と海馬くん位だよね!!
**************
すんごいお久しぶりに小説。タッグデュエル開幕前の話。
「3次元よりは、反抗する事無い2次元だと思うけど」
獏良は俺達の話していた『女』論にそう口を挟んだ。
†そりゃあ作らないでほしいけど†
「お前なぁ…」
反抗する事無い2次元ってヤバい奴の発言だろ。
「俺はまぁ反抗する事無いって点では楽かも知んねーけどやっぱり反抗したい所では反抗する巨乳の姉ちゃんが良いなぁ」
「何ー?城之内くんてばツンデレが好み?」
「ちっげーよ!ツンデレは兎に角反抗する人種だろ!」
俺は普通の人種を言ってんだよ。大体ツンデレって扱いにくそうだよな。
「ねぇ、遊戯くんは?」
「えぇ?」
獏良お前…!!
遊戯はわたわたと慌てた。
「ぼ、僕の好み?」
「うん。」
遊戯は顔を赤くして照れくさそうに
「強くて、優しい子かな」
と言った。
「好きな子居るんだ」
獏良は言った。お前ストレートだな。とぼやくとそう?なんて返された。
「ぅうーん…えぇ…」
遊戯は赤い顔のまま何かうだうだ言ってる。そっか。遊戯にも好きな奴居たって普通だよな。
何てたって一緒にエロビデオ見る仲だから普通に好きな奴居るよなぁ
誰なんだろ。
「遊戯くんてさぁ、2.5次元だよねぇ」
「はぃい?」
獏良の唐突な発言に遊戯は凄い声をあげた。
「ちょっとカートゥーンみたいな感じ。」
ニコニコ笑って獏良は続ける。
「彼女とか作らないでね」
遊戯にとっては悲しい一言だったに違いない。
************
だから電波って言われるんだろ!
私の獏良設定(笑)
城之内くんが傍観者とか書きやすいよね。
相棒は勿論杏子に惚れてます
獏良は俺達の話していた『女』論にそう口を挟んだ。
†そりゃあ作らないでほしいけど†
「お前なぁ…」
反抗する事無い2次元ってヤバい奴の発言だろ。
「俺はまぁ反抗する事無いって点では楽かも知んねーけどやっぱり反抗したい所では反抗する巨乳の姉ちゃんが良いなぁ」
「何ー?城之内くんてばツンデレが好み?」
「ちっげーよ!ツンデレは兎に角反抗する人種だろ!」
俺は普通の人種を言ってんだよ。大体ツンデレって扱いにくそうだよな。
「ねぇ、遊戯くんは?」
「えぇ?」
獏良お前…!!
遊戯はわたわたと慌てた。
「ぼ、僕の好み?」
「うん。」
遊戯は顔を赤くして照れくさそうに
「強くて、優しい子かな」
と言った。
「好きな子居るんだ」
獏良は言った。お前ストレートだな。とぼやくとそう?なんて返された。
「ぅうーん…えぇ…」
遊戯は赤い顔のまま何かうだうだ言ってる。そっか。遊戯にも好きな奴居たって普通だよな。
何てたって一緒にエロビデオ見る仲だから普通に好きな奴居るよなぁ
誰なんだろ。
「遊戯くんてさぁ、2.5次元だよねぇ」
「はぃい?」
獏良の唐突な発言に遊戯は凄い声をあげた。
「ちょっとカートゥーンみたいな感じ。」
ニコニコ笑って獏良は続ける。
「彼女とか作らないでね」
遊戯にとっては悲しい一言だったに違いない。
************
だから電波って言われるんだろ!
私の獏良設定(笑)
城之内くんが傍観者とか書きやすいよね。
相棒は勿論杏子に惚れてます
ユウギは一応女の子なパラレル。
†幸せに暮らすのは難しい†
僕はお城にノアと(使用人さんたちも何人かいるけど)2人で暮らしてる。
「ノア。ノア?まだ居ないの?」
広い広い回廊を歩く。
この時間は居ない確率の方が高いけれどどうしても顔が見たい。
「ノア。」
白い回廊はとても長く、あまり僕は歩いた事は無い。
「ノア…」
「こんな所に居たのか」
「え?」
振り返ると長い銀髪の男の人が居る。
「へぇ…随分綺麗なモン着させてるんだな」
コツコツと近づいてくる。僕は少しずつ下がっていく。
「だ…誰ですか?」
「なぁ。姫さんよ
こっから出たいと思わねえか?」
「どうして?どうして僕が此処から出たいと思うの?」
「あぁ何てこったい!!記憶まで失ったのか!!」
目の前の人は僕の手首を思い切り掴んだ。
「痛っ…」
カツカツと苛立ちながら歩く男の人に頑張ってついて行く。じゃなきゃ引きずら
れそうだった。
バサバサとドレスの裾が足にまとわりついて少し邪魔だと思ったけど普段こんな急ぎ足で歩かないからいいやと打ち消した。
「お前は大切なモンを失ってる」
ピタリと止まって男の人はそう言った。
「なに?どういう事?」
何の話をしているのだろうか。どうして僕に此処から出たいかなんて聞くのだろうかグルグル色んな疑問が僕の頭を回る。
「……まぁいい。オラ、部屋に戻んぜ」
ぐいっとまた手を引っ張られる。
「っ痛いじゃないか!!」
「…そら悪かったな。」
「ねえ、君はどうしてさっきから僕を知っているような言い方をしてるの?記憶って何?」
男の人に聞いてもこっちが聞きてぇよ。と返されて何も言えない。
「ねえ、名前は?君の名前。」
「バクラだ」
「僕はユウギ。君はどうして此処に来たの?」
「ノアに頼まれた」
「ノアに?ねぇ、まだノアは居る?」
「居ねーよ。だからオレ様が来てる」
「ふぅん」
ノア…やっぱり居ないんだ。
それから僕の部屋に戻ってバクラさんは「外」の話を沢山してくれた。
バクラさんが帰る時、バクラさんはまた
「外に出たくなったか?」
なんて聞いてきて僕はううん、別に。と答えた。
外の話は面白かったけど別に僕はこの城から出たいとは思わなかった。
「…なんでだろうな。じゃあな。機会が有ったらまた来んぜお姫様よぉ」
そうバクラさんは言って僕の部屋から出ていった。
「……どうして外にこだわるんだろう」
別にこの城でいいじゃないか。
もやもやしていると僕の部屋の扉がまた開いた。
バクラさん忘れ物でもしたのかな。そう思ったら
「ノア!!」
朝から望んでた姿が現れた。
「ただいま、ユウギ」
「お帰りなさい!!」
僕はお城での生活に不満は無かった。
だから外に出たいとは今まで一度も思った事はない。
ノアと今日の話をして何時ものように夜が明ける。
次の日。ノアが派遣しているのかは知らないけれどまた話相手の人が来た。
「相棒っ!!」
いきなり相棒なんて呼ばれてリアクションに困ったけど目の前の人にはビックリした。
だって僕とそっくりなんだ。
「き、君は?」
だれ?僕がそう言うと目の前の人は驚いた後すぐ苦しそうに顔を歪めた。
「覚えて、ないのか?」
「だって初めて会うじゃない。」
「!!」
彼は俯いてしまった。この人僕を違う人と間違えてるんじゃないかな。
「初めまして。僕はユウギ。」
手を差し出すとぎゅうっと手を握られた
「…知ってる。」
「え?なに?」
「いや、何でもない。オレはアテムだ。よろしくな、相棒。」
初対面で相棒かぁ。…そんなに僕は相棒に似てるんだろうか。ん?目の前の人物は僕に似てて、その人の相棒は僕に似てる?
世界にはそっくりさんが3人居るって言うけどまさか3人を見つけたなんて笑っちゃうよ。
結局アテムくんと僕の部屋で話していると不意にアテムくんは言った
「外に出たくならないか?」
「え?」
昨日もバクラさんに同じ事を聞いた。
何でそんな事言うんだろう。
「別に出たくなってないけど」
そう返すとアテムくんは僕の肩を掴んで
「お前は忘れてしまった!!思い出すんだ相棒!!」
と叫んだ。
僕は少し怖くなった。何が怖いのかは分からなかったけど怖くなった。
「僕は君の相棒じゃないよ。」
「いいや、オレの相棒はお前だ。」
「違う。僕は…」
バン!!!!!
凄い音を立てて兵隊さん達が入って来た。
兵隊さん達はアテムくんを僕から離してアテムくんを連れて行こうとする。
「手荒な事はしないで!!」
そう言ってアテムくんの顔を見た。
「相棒、思い出してくれ!!頼む。」
アテムくんはそう僕に言って兵隊さんに連れて行かれた。
「何なの?僕は…僕はユウギだ。バクラさんなんて知らないし、アテムくんも知らない。怖いよ。助けて…」
僕は何なの?
「ノア、君は知ってるの?」
一人ポツリと呟いた。
************
なんというパラレル\(^O^)/
お姫様なパラレル。でも別に女の子じゃなくてもな話←
ノアはわるい魔法使い。そんな感じ。本当は社長とか出てくる筈だったけど王様が出刃って入らなかった←
†幸せに暮らすのは難しい†
僕はお城にノアと(使用人さんたちも何人かいるけど)2人で暮らしてる。
「ノア。ノア?まだ居ないの?」
広い広い回廊を歩く。
この時間は居ない確率の方が高いけれどどうしても顔が見たい。
「ノア。」
白い回廊はとても長く、あまり僕は歩いた事は無い。
「ノア…」
「こんな所に居たのか」
「え?」
振り返ると長い銀髪の男の人が居る。
「へぇ…随分綺麗なモン着させてるんだな」
コツコツと近づいてくる。僕は少しずつ下がっていく。
「だ…誰ですか?」
「なぁ。姫さんよ
こっから出たいと思わねえか?」
「どうして?どうして僕が此処から出たいと思うの?」
「あぁ何てこったい!!記憶まで失ったのか!!」
目の前の人は僕の手首を思い切り掴んだ。
「痛っ…」
カツカツと苛立ちながら歩く男の人に頑張ってついて行く。じゃなきゃ引きずら
れそうだった。
バサバサとドレスの裾が足にまとわりついて少し邪魔だと思ったけど普段こんな急ぎ足で歩かないからいいやと打ち消した。
「お前は大切なモンを失ってる」
ピタリと止まって男の人はそう言った。
「なに?どういう事?」
何の話をしているのだろうか。どうして僕に此処から出たいかなんて聞くのだろうかグルグル色んな疑問が僕の頭を回る。
「……まぁいい。オラ、部屋に戻んぜ」
ぐいっとまた手を引っ張られる。
「っ痛いじゃないか!!」
「…そら悪かったな。」
「ねえ、君はどうしてさっきから僕を知っているような言い方をしてるの?記憶って何?」
男の人に聞いてもこっちが聞きてぇよ。と返されて何も言えない。
「ねえ、名前は?君の名前。」
「バクラだ」
「僕はユウギ。君はどうして此処に来たの?」
「ノアに頼まれた」
「ノアに?ねぇ、まだノアは居る?」
「居ねーよ。だからオレ様が来てる」
「ふぅん」
ノア…やっぱり居ないんだ。
それから僕の部屋に戻ってバクラさんは「外」の話を沢山してくれた。
バクラさんが帰る時、バクラさんはまた
「外に出たくなったか?」
なんて聞いてきて僕はううん、別に。と答えた。
外の話は面白かったけど別に僕はこの城から出たいとは思わなかった。
「…なんでだろうな。じゃあな。機会が有ったらまた来んぜお姫様よぉ」
そうバクラさんは言って僕の部屋から出ていった。
「……どうして外にこだわるんだろう」
別にこの城でいいじゃないか。
もやもやしていると僕の部屋の扉がまた開いた。
バクラさん忘れ物でもしたのかな。そう思ったら
「ノア!!」
朝から望んでた姿が現れた。
「ただいま、ユウギ」
「お帰りなさい!!」
僕はお城での生活に不満は無かった。
だから外に出たいとは今まで一度も思った事はない。
ノアと今日の話をして何時ものように夜が明ける。
次の日。ノアが派遣しているのかは知らないけれどまた話相手の人が来た。
「相棒っ!!」
いきなり相棒なんて呼ばれてリアクションに困ったけど目の前の人にはビックリした。
だって僕とそっくりなんだ。
「き、君は?」
だれ?僕がそう言うと目の前の人は驚いた後すぐ苦しそうに顔を歪めた。
「覚えて、ないのか?」
「だって初めて会うじゃない。」
「!!」
彼は俯いてしまった。この人僕を違う人と間違えてるんじゃないかな。
「初めまして。僕はユウギ。」
手を差し出すとぎゅうっと手を握られた
「…知ってる。」
「え?なに?」
「いや、何でもない。オレはアテムだ。よろしくな、相棒。」
初対面で相棒かぁ。…そんなに僕は相棒に似てるんだろうか。ん?目の前の人物は僕に似てて、その人の相棒は僕に似てる?
世界にはそっくりさんが3人居るって言うけどまさか3人を見つけたなんて笑っちゃうよ。
結局アテムくんと僕の部屋で話していると不意にアテムくんは言った
「外に出たくならないか?」
「え?」
昨日もバクラさんに同じ事を聞いた。
何でそんな事言うんだろう。
「別に出たくなってないけど」
そう返すとアテムくんは僕の肩を掴んで
「お前は忘れてしまった!!思い出すんだ相棒!!」
と叫んだ。
僕は少し怖くなった。何が怖いのかは分からなかったけど怖くなった。
「僕は君の相棒じゃないよ。」
「いいや、オレの相棒はお前だ。」
「違う。僕は…」
バン!!!!!
凄い音を立てて兵隊さん達が入って来た。
兵隊さん達はアテムくんを僕から離してアテムくんを連れて行こうとする。
「手荒な事はしないで!!」
そう言ってアテムくんの顔を見た。
「相棒、思い出してくれ!!頼む。」
アテムくんはそう僕に言って兵隊さんに連れて行かれた。
「何なの?僕は…僕はユウギだ。バクラさんなんて知らないし、アテムくんも知らない。怖いよ。助けて…」
僕は何なの?
「ノア、君は知ってるの?」
一人ポツリと呟いた。
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