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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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異性に好きだ。と告げられるのは初めてではない。
そして断るのだって、今まで断ってた。
でも、まさか君に告白されるなんて!!

告白してきた海馬くんは僕をずっと見てる。
あぁそうだ。だって僕はまだイエスともノーとも言ってないからである。
僕は冷たい位に表情を固くした。

「気持ちはね、とっても嬉しいんだ。」
「なら、」

「でも僕は君と付き合う訳にはいかない。」
海馬くんに近付いて、俯く。顔を見ないようにだ。

「海馬くんは信じてくれないと思うけど、」
海馬くんが息を呑むのが分かる。

「僕はね、

恋をすると、人を好きになると死んでしまうんだ」

僕はそんな不治の病に冒されているんだ。
と僕は付け足して僕は去る。

1人教室の中で僕は床に這いつくばっていた。
僕の目からは涙が一筋流れていて、
喉がヒュウヒュウ鳴って、心臓が針で刺されているような痛みがあって、

もう 彼に 恋をしているんだ。

と血の気の引いた手を見ながら気付いた。
痛みや恐怖に震える体を抱き締めて綺麗な夕焼けを見ていた。


まさかもう恋に発展していただなんて。


***************
最初社長じゃなくて城之内だったんだけど、城之内と相棒はゴロゴロして欲しいので(←)社長にしました^^^^^^^^^^

何だっけ、こういう病気の小説が有ったような気がする。
恋をすると死んじゃう病気。
何か普通ににょた相棒で。と考えた私何^^^^←
別ににょた相棒じゃなくてもいい感じだけど…豆の好みでにょた相棒^^

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肌が白いと言われた。紅が映えると言われた。

とても綺麗だと 言われた

   『下手くそな さよなら』

「さよならだよ」

カラリとした空気のせいで喉が渇く。
目の前の相手はやっぱり眉をひそめている。
「…言ってる意味が分からん」
あぁそうだよね。はっきり言わないと君には通用しないよね。
「だから、別れようって言ってるのさ」
今日は乾燥してるな。だって息が胸につっかえてる。
「何故?」
真剣な目でこっちを見て理由を聞こうとしている。あぁ止めてよ。そんな澄んだ青い目で見ないでよ。
「……僕達、離れた方が良いと思うんだ」
「ほぅ。貴様は俺に死ねというのか」
やっぱり真剣な顔で返してくる。
死ねとは言ってないよ。離れようって言ってるんだよ。
けれどそんな言葉は出てこないで
「そうだよ」
と返した。
「遊戯、本気か?」
「本気、だよ。別れたい。」
喉が渇いてイライラする。
「別れたいんだ。」
お願いだから分かってよ。いや、分からなくてもいいから、別れよう。
僕は真剣な顔で海馬くんを見る。
海馬くんは頭を振って
「……2週間後、また答えを出す。それまで待っていろ」
と反対側の出口の方へ歩いていった。
僕はポロリと頬に温かい物が流れたのを感じた。

「あいしてるよ」

海馬くんはピタリと動きを止めてこっちを見た
「遊…」
「ご…めん…ね…」
僕がそう言うと海馬くんはまた歩き出した。言葉がカラカラに渇いて喉に貼り付いてるみたいだ。
それとは別にポロポロと僕の目からは涙が零れていた。


肌が白いと言われた。紅が映えると言われた。とても綺麗だと言われた。
それは全部大好きな君に言われた言葉で。
綺麗な体は今はもう汚くなって。
君に絶望される前に先に手を切らなきゃいけないと思ったのです。
愛してるよ。でも君が愛した僕はもう、居ないのです。
君が散らした華も、もうないのです。

ポロポロと流れる涙がこの渇いた心にしみ込めばいいのに。
わんわん泣いて僕は孤独な世界で崩れ込んでいた。


***************
わぁ。\(^0^)/
ちょっと泣いてる相棒書いてみたかった。うん。ネタはアレだけど←
結局社長は謝られたら許すっていうかやっぱり相棒の事離さないとおもうんだけどな。
2週間の間に情報を拾って結局「誰が別れるか。」ってなる。
そんな2人。

長編より短編のがポロッと出るな、やっぱ。←

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アテム弟 遊戯姉 設定
何とも言えないアテム発情期。
別にヤってはないけどアテムがムラムラしずぎてやっちゃったぜな感じ
因みに相棒は全然喋りません


その感情が『恋』と気付いたのも、自分が『異常』と知ったのも小学校低学年の時だな。

俺と姉貴のそんな関係



「ただいま」
扉を開け、ガチリと鍵をかける。
「?誰も居ないのか?」
おかえり。の言葉が返って来ない。
店はじいちゃんの個人的な用で閉まっていたから居ないとは分かるが、お袋もいないのか?相棒はテスト最終日だから
今日は早いのでは無かったか?
(因みに相棒とは俺とそっくりな顔をした姉の事である。)
そんな事を考えながら歩を進め、リビングへ入る。
「何で電気が付けっぱなしなんだ…」
呆れながらソファーに向かうとソファーの前にある机の上に相棒の携帯が置いてある事に気付く。
あぁ、まさか、
と思いソファーを覗き込むと
「やっぱりな」
ソファーには横たわって寝ている姉の姿が有った。
ソファーに転がる姉の姿を思わず観察してしまう。
高校生にしては幼い顔は今は瞳を閉じて、それなのにキスをねだるように見える半開きの唇。
学校指定の制服であるミニスカートから白く細い脚が惜しげも無く晒されていて、更に言うなら寝相の関係で
結構際どい所まで左脚が見えている。
コレを一般家庭の『実弟』が見たら「あぁもう姉貴の奴またソファー占領して寝てやがる」とか悪態ついたりするのだろうけど、
俺は『実弟』なのに『実姉』に欲情している。
そう、自分は姉に恋をしているのだ。
周りから見れば『ヤバい位重度のシスコン』だが、当人はシスコンどころじゃない。
姉を異性として意識しているのだ。はっきり言って高校生1年の今でも結婚したいと思ってるし、常に姉を押し倒したいとすら思ってる。
高校生の思春期って奴は発情期に酷似していて、兎に角高ぶるのが早い・多い・収まらない。だ。
抜く時だって姉でしか抜いた事しかない。
そんな風に見られてるなんて気付かない姉が今、無防備に寝ている。
襲いたい。その唇に自分のを重ねて貪りたい。
ムラムラと邪な考えをしていると
「ん…」
何やら悩ましげなうめきが聞こえてくる。
もぞりと相棒が動く。左脚と右脚を少し擦りつける。見えそうで見えない領域にやっぱり俺の目は釘付けだ。
「ん、んん…」
眉間にシワを寄せて身じろぐ。
ワイシャツの襟とリボンのせいで寝苦しいのだろう。
リボンをスルリと解いてボタンを外して寛げる。
そこで俺は墓穴を掘ったな。と本当に後悔した。
寛げた前は鎖骨を晒す状態になってしまった。
はっきり言ってこんな『襲ってください』状態は耐えられない。鎖骨の見えるVラインは絶大な破壊力を持ってる。ミニスカートとニーソックスの絶対領域なんて目じゃない。このチラリズムの方がエロいって。
姉の眉間にしわは無い。穏やかな表情なのに鎖骨が見えるわ左脚側の下着が見えそうで見えない所までスカートが上がってるわで
これはもう『食べてください』って言ってるようなもんだろ!!
コッチはムラムラし過ぎで限界だ。
頭の隅で『襲え』と悪魔が誘っているようだ。

…バレなきゃいいんだ

そっとソファーの周りを歩いて姉側に近寄る。
姉の頭の横に片腕を落として右手で頬に触れる。
自分の手はもう暖まったようで姉は殆ど反応せずに安らかな寝息を立てる。
顔を近付けて桜色の唇をべろりと舐めると
「うん…」
と少し身じろぎ薄く唇がまた開いたのを見、自分のそれとくっつけて中に舌を侵入させる。
「ふっ、ん」
鼻から抜けた声の甘さにドキリとした。
何でこう、幼いのに無駄に色気が有るんだ相棒…。
堪らなくなって姉の舌の裏側を舐めると
くちゅり。と音がし始めてその音に酔う。
「ふっあ…ん」
ピクリと眉間にしわを寄せはじめ、脚を少し上げているのを見て唇を離す。
…起こしたか?とそのまま少し見ていれば
「ぅん…」
と頬を少し紅潮させてまた寝息が聞こえてきた。

ヤバいって。
これじゃ無限ループだと思いつつも手を出してしまう。
鎖骨付近に痕位いいよな。
はっきり言って全然良くないが今の俺にとっては常識なんてはなから飛んでいる。
白い肌に赤い痕を付けて満足。

出来るわけがない。
物足りない。むしろ俺の状況は悪化している
「…挿れてぇ…」
ポロリと出る本音。ズボンの中は本気で熱い。
何かもう姉に対してはすぐこれだ。
城之内君に借りたボッキン☆パラダイスなんかよりこっちのが刺激的だ。
アッチがR18なら姉はR20だ。だってすげー興奮する。
まぁ城之内君には見せられないが。
むしろ誰にも見せるものか。

そんな訳でとりあえずトイレに行こう。流石にキツい。トイレに行ったら起こそう。刺激が強すぎる。

着替えて貰ったらここまで刺激的な事件はそう起こらないしな。
幸い今は長袖の季節だ。

頭の中では先ほどの姉の際どい格好を浮かべながらトイレへ向かうのだった。
思春期って厄介だ。と自分に向けて言いながら。


おはようのキスもおやすみのキスも未だにしてるが、今日のキスは凄く甘かった。

罪の味はこの上なく甘美って事だ。



***********
発情期アテムさん。

駄目だね。楽しい^^^^^^←
ニタに凄い顔して見られそうだけど
普通にアテムが暴走したよ編も考えてます。
濡れ場だよ^^←
ちなみにアテムさんが無駄にエロスを語って居るのはそういう変なアテムさんが好きだからです^^^^^^^^
絶対こいつ鎖骨とかずり落ちてるソックスとかに弱いって!!←
本当は『僕の彼女を紹介します』の番外編なんだけど、そうじゃなくてもいける話だなこれ

最後の一文に『そんな俺が愛してやまない姉に彼氏が出来たと聞いたのは3ヶ月位後の事だった』
みたいのとどっちにしようか悩んだ^^^^^
けど番外編って言わないで置けばアッチでいいか。みたいな?←
本当はいっぱいアテムの姉に対する表現を出したかった^^^^^^^
不可触の女神だとか美しいとか変に妖艶とかな←←
入んなかった\(^0^)/

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やっとこさ、ごきげんよう~の続きです
にょた相棒で\(^0^)/なパラレル。
文章も\(^0^)/
超文章長いです。注意です。すいません。

ごきげんようご主人様。8

起きたら朝早かった。やっぱり緊張してたんだなと支度をしていると海馬君も起きてたようで、ビックリして何だか2人で騒いであっという間に時間が迫ってきた。

海馬君の部屋を後にして、長い長い廊下を歩いて乃亜の部屋を目指す。

今日はどうなる事やら。
ふぅ、と溜め息を吐いてとにかく歩く。
早く行かないと乃亜に悪いしね。

やっと乃亜の部屋の前に着くと僕は深呼吸をしてドアをノックする。

「あ、もしかしたらまだ寝てるかも」
と僕は思い立ってそのままドアを開けると目の前に深い青紫の瞳。

「わぁっ!!!!!」
僕は思わず飛び退いてしまった。
乃亜は驚いた顔をしていたけどすぐにクスクス笑っていた
「ノックしたのに返事を待たずに開けると思わなかったよ」
「ご、ごめん…まだ寝てるかなぁと思って…」
手を引かれて部屋に入る。

「うん、まだ食事までは時間あるね」
乃亜は時計を見て言う。
「あ、僕先に行くって海馬君に言っちゃったよ」
「ま、瀬人はいつも遅いから今日位はいいんじゃない?」
それより、と乃亜は僕を椅子に座らせて言う
「昨日はどうだった?」
大変だった?と更に付け加えて聞いてきた。乃亜は優しいなぁ
「うーん、大変では有ったかなぁ。でも普通の肉体労働程じゃ無かったよ」
「よく寝れた?」
瀬人と一緒だったんだろう?
僕は昨日の寝る時を思い出して
「自分でもビックリする程よく眠れたよ…」
と言うしか無かった。
深くにも海馬君の体温が本当に心地よかったのだ。
心臓がバクバクすると思っていたらもう其処から意識が無かった位。
「瀬人でよく眠れたなら安心したよ」
乃亜がふわりと微笑んだ
「昨日モクバが心配しててね。「遊戯が他人と一緒に寝れない体質だったらどうしよう」ってね」
「残念ながら僕其処までデリケートじゃなかったね」
ふふ、と笑うと乃亜と目が合う。
逸らさずにじっと見つめて来るので思わず黙ってしまう。
「……」
「………」
お互い沈黙。
見つめ合ってるのがそろそろ恥ずかしくなって、
「そろそろ食堂、行こう?」
と言うと乃亜は時計を見て
「そうだね」
行こう。と言い席を立つ。僕もならって立つ。
乃亜がドアを開けてくれる。
な、何か立場逆じゃない?と言っても乃亜は女性には優しくしないとね。と返すだけだった。
2人で話しながら食堂に行くと

もう2人は席に着いていた。
「おはよう乃亜!!遊戯!!遅いぜ乃亜ー今日は折角兄サマが早いのにー」
と少し拗ねながら言うモクバ君。
「瀬人が早く来るのが分かってたから少し遅くしたんだ。すまないねモクバ。」
「えー?兄サマが早く来ちゃ駄目って事か!?」
「ちょっと待つ側になって貰いたかっただけさ。」
「ふーん。あ、遊戯!!また隣座ろうぜぃ!!」
「へっ?あ、う、うん」
仲良しなんだかそうじゃないんだかの兄弟話を聞いていたのにいきなり僕に話を向けるのだからビックリしちゃった。
とりあえず反対する理由も無いので隣に座るとモクバ君はさっ、食べようぜぃ兄サマ達も!!とフォークを持って言った

いただきます。と言って食事に取りかかる。
僕は今日の予定を浮かべながら食べていた。
午後4時までは乃亜と一緒だけど今日は確かお茶会が有ったよね。
んでその後モクバ君と過ごして…
今日はモクバ君と一緒に寝るのか…
と食べながら考えていると
「遊戯、どうしたんだ?不味いのか?」
モクバ君がこちらを伺ってた。
「あ、ううん!?不味くなんて無いよ!ちょっと考え事…」
慌てて弁解すると乃亜がふぅんと意味深に笑って
「食事中に仕事の話を考えるのは無し。なんだろう?じゃあ遊戯は一体どんな考え事をしていたんだろうねぇ」
なんて事を言ってきた
「うっ…!!」
痛い所を突かれてしまった。乃亜の意地悪ー!!
僕はボソボソと別に大した考え事じゃないもん。と言うしかなかった。

食事が終わってモクバ君と海馬君に別れを告げて乃亜と一緒に部屋へ行く。

部屋に入るなり乃亜は何か考えているようだった。

「うーん」
「どうしたの?」
「遊戯に何か仕事をして貰おうとしたんだけどね、」
「仕事が無いの?」
「昨日で結構終わらせてしまってね」
「…乃亜の仕事を?僕の仕事を?」
「両方」
「なら乃亜は残りの仕事やっててよ。あ、何分位で終わるかな?」
「30分かかるかどうか」
「本当に少ないね…」
「僕が仕事してる間君はどうするんだい?」
「とりあえずお湯沸かしてお茶淹れて来るよ」
「成る程ね。じゃ、僕は大人しく仕事をしてるよ」
「うん、じゃあ待ってて」

パタパタと部屋を出て昨日も入った部屋へ向かう。

給湯室…みたいな物なんだろうなぁ此処。
海馬家はとにかく広いので一つの部屋との距離が自分の家と随分違うので大変だ。
給湯室は…結構遠い。
メイドさんって大変だなぁ。力仕事も有るし…。
「職業:メイド」っていう人を尊敬するよもう。
僕は小さいポットに沸かしたばかりのお湯を淹れて、また適当な紅茶(Assamと書かれていたからアッサムなんだろう)と砂糖と牛乳をいれたミルクピッチャーとカップ達をお盆に乗せて部屋を出る。

乃亜の部屋に着いて20分過ぎるかな?
余った時間何するんだろう。
そんな事をぼんやり考えながら長い廊下をノロノロ歩く。

コンコン、と乃亜の部屋の扉を叩くと
「誰だい?」
と返事がきて
「遊戯だけど、ごめん、扉開けてくれる?」
お盆を置くのが面倒だったので乃亜に助けを求めると
ギイィィと扉が開いた。
「おや、随分重そうだね。ポット位持つよ」
と言うなり素早くポットを持たれてしまった。
「別にいいのに…今は乃亜がご主人様なのに」
ボソリと呟くと世の中にはそういうご主人様も居るって事で。
なんて言われ、流されてしまった。

僕は乃亜の部屋にある(海馬君の部屋に有ったような)小さめの机にお盆ごと道具を
置いて
「さ、お茶にしよっか。」
と乃亜に言うと乃亜は
「そうだね。仕事も終わったし」
とにっこり笑って返してきた。



*************
また な が い \(^0^)/
もうすぐ10いくよこの話。
しかも10行っても終わるか分からん^^^^^乃亜表はやっぱり良かです。←
社長がいないと途端に健全^^←
私の中の海馬家が凄い事になってます。
会社とホテルを合わせた感じ?←←


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相棒にょたです。
少女漫画な感じ。
設定が微妙におかしい。(いつもの事です)

僕の彼女はとても可愛いのだ。でもたまに見せる表情は凄く…色っぽい。
そんな彼女はクラスの人に愛されてる。
それなのに彼女は僕を選んでくれた。
僕も愛されてるって事だよね

   僕の彼女を紹介します。


駅の前で彼女を待つ僕。
心臓がドコドコ言って落ち着かない。

今日は邪魔者無しの初デートなのだ。

彼女は本当に不思議な事に人に好かれやすい。良い意味でも悪い意味でも。
そんな訳あって今までかなり邪魔されてきたデートだったが、今回は違う。
先週の邪魔者込みのデートで彼女がみんなに釘を刺したのだ。

「もぅっ、いい加減にしてよねっ!?僕とマリクで来週の土曜日にまた此処に来るから、来週居たらもう絶交だからねっ!!!」

と、釘というか杭を打ったのだ。
だから邪魔者は今日絶対居ないのだ。
頬が緩みながらも心臓は相変わらずドコドコ言ってる。
あぁ、早く来ないかな。
待ち合わせにはまだ早いけれど。

そのまま少し待っているとパタパタと駆け足で彼女がやって来るのが見えた。

「ごっ、ごめんね!ハッ、遅くなって…ハッ」
肩で息をして謝罪をする彼女。別に遅刻してる訳じゃないから謝らなくてもいいよ。というと彼女はにっこり笑って「でも待たせちゃったし、ね?」と返して
くる。
僕が先に来ただけなのに。と言おうとすると
「あーっ!!ねぇっ、僕の格好変!!?」
と真剣な目で見つめてくる。
「格好…?」
聞かれたので彼女の格好をじっくり見る。
薄手の黒の洋服の上にゆったりとした上着。短いズボンなのかスカートなのか分からない履き物から伸びる黒いタイツに覆われた細い脚。そして短めのブーツ。
別に変な所は無い。むしろ可愛い。
男として残念なのは細い脚が黒いタイツに覆われている所だろうか。

「…別に変ではないよ?どうして?」
「家出る前にもう一人の僕がね、」
あぁ、と納得の溜め息が出てしまう。
もう一人の僕というのは彼女の弟である。彼女には悪いがかなり度の入ったシスコンである。勿論その弟も邪魔者の一人である。
「アテム君がどうしたの?」
「そんな格好で外に出る気なのか!?って言ってきて…」
「へぇ…」
『そんな格好』とはアテム君的には『そんな可愛い格好で』なんだろうなぁ。
「僕この服杏子と一緒に頑張って選んだから気に入ってマリクとデートの時着よう!!って決めて着たのに…」
その服にはそんな話が有ったのか!!と僕は思わずキュンとしてしまう。
「まぁ…振り切ったんだけどね…」
「ふぅん。うん、でも」
「?」
「似合ってるよ、その服。可愛い。」
彼女はゆっくりとまばたきをした後カァァァて顔を赤くした。
「じゃあ行こうか」
「う、うん!」
手を引いて歩く。
パチリと僕よりもずっと深い彼女のアメジストの瞳と目が合うと彼女はふにゃりと照れ笑いをして僕にだけ聞こえるように

「僕ね、マリクと本当に2人きりのデート初めてだから凄く嬉しいんだ。だって心臓がドキドキしてるもん」

と言って手の力を少し強めてきた。
僕もそんな彼女にメロメロになりながらも手の力を強めるのだった。

僕の彼女は素直でとにかく可愛い人です。



************
そんな感じで甘いマリ表。
2人とも一人称僕だからよく分かんなくなった\(^0^)/
マリクが凄くプレイボーイ?な感じだけど私の中ではそういう子です。そんで好きな子に対してはメロメロ。
マリ表は本当少女漫画みたいなのがいいです←
多分「僕と彼女」シリーズになる気が…←

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「ねぇ、海馬君。」
目の前のコイツは俺と目を合わせないで話始める。
「なんでメールの返事くれないのさ」
「…何の話だ。」
俺がメールの返事をしないのは多いが、大事な用については返事をしている筈だ。と遊戯に言うが奴は更に俺に背を向けて
「海馬君のばか」
と言うだけだった。

そんな態度を取る遊戯も可愛らしいと思ったが

理解不能だ。

何故俺より馬鹿な奴にばか。と言われなければならんのだ。
遊戯は更に
「どうせ分からないよね。君には」
と言ってきた。流石に此処まで多く言われるのは我慢ならなかった。
苛立ちを感じながら遊戯に近付いて体育座りの遊戯の後ろに
ピタリと座り遊戯を抱え込む様な体勢になると遊戯はピクリと反応する。

「分かるように説明しろ。」
息をかけるように耳元で言う。
「貴様は今までそんな事気にしてなかっただろう」
何故今更…と続けようとするが
「だって」
遊戯が喋り始めたので大人しく聞いてやることにした。
「だってさ。海馬君、僕にメールするように。って言ったでしょ」
「あぁ」
「僕メールしてるでしょ?」
「…あぁ」
「何で君から返事こないのさ」
「何故其処でそっちに飛ぶのだ。」
「…僕は………。」
息を潜めて遊戯の口が開くのを待つ。

「僕は………」
まだ溜めるのか。と思ったが遊戯の顔がみるみるうちに朱に染まるのを見ると眺める事しか出来なかった。
「そのっ…」
「その?」
遂に遊戯は自分の腕に顔を埋めて

「ぼ、僕は淋しかったのっ!!かか、海馬君から…その、メールの返事来なくて……」
尻すぼみになって行くその言葉。
少し見える耳は真っ赤だ。
我慢ならなくて遊戯の肩口に噛みつく。

「ぎゃあっ!!」
遊戯は驚いてビクッと反応した。
「…色気の無い声だな。」
そのまま吸いつく。
「あっ、や、」
自分が抱え込んでいる幼い身体。
相変わらず魔性だな。と呟くと「なにそれ。」と言葉を返されて無視し、そのまま紅い耳元に甘い言葉を落としてやった。

遊戯は初めて俺に接吻をした。

**************
遊戯自覚した。って話。(分かりにくい^^)
上手く表現できない\(^0^)/
とりあえず言うときになって「僕海馬君の事好きになっちゃってた!!」みたいなの書きたかった。
でも読む限りこの2人やっぱり肉体関係持ってそうだ。←
初めて接吻をした。がポイントなんです。ええ。
遊戯から海馬にってのもポイントなんです。
あと「分かるように説明しろ」が入って満足^^
この後2人はきっと行為に耽ります←

社長と相棒も結構増えたなぁ。本来私物書きじゃないのに…

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