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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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ぼくらの7日間続き。
正臣と帝人。同じクラスになってます。
よろしければ、どうぞ


「よーっす帝人!元気か?昨日一昨日俺というナイスガイが居なかったわけだが…寂しく無かったか~?」
「…おはよう正臣」
「おう!いやー今日もすげえなぁ幽先輩」
「そうだね」

朝、何事もなかったのように幽と静雄と登校すれば校門から昇降口までにわらわらと人だかりができている。
いつもの事だが幽を見ようと待ち伏せをする生徒達だ。

「毎日毎日飽きもせず………まぁ休み明けなら尚更か」
チートキャラだよなぁ幽先輩ってと肩をすくめる正臣に帝人は笑う。
「羨ましいくせに…」
「いや!そりゃあ羨ましさはア・リトルだが俺は逆に対抗意識がヒートアップだぜ!」
「ああそう」
「お前の反応はいつもドライだよな……」
当たり前のように帝人の前の席に帝人と向かい合うように座る正臣。彼の本当の席は廊下側であり、この窓際の席ではない。

「正臣さぁ」
「ん?何だ?」
帝人はお前から話振るとか珍しいじゃーんと顔を覗き込む正臣の頭をぺしりと叩いた。
「てっ、なにすんだよ」
「ごめんつい。でさ、正臣」
「だから何だよ」
「文化祭ではしゃぐ幽さんとか想像できる?」
「………………なんではしゃぐ幽先輩?」昨日の微妙な告白を正臣に話すか悩んだ帝人だが、昨日の微妙な告白で気になったのが文化祭だ。
文化祭でいちゃいちゃするだとか、振られたら文化祭ですっきりするだとか。
なんだか幽さんにしては変だったなぁと帝人はぼんやり思う。
「でもさ、あの人も無表情なだけで怒ったりはすんだからアウェイしたりすんじゃね?」
「………そう、かな」
確かに幽は無表情だがれっきとした人間だから人並みに怒ったり悲しんだりはする。
「はしゃいでも無表情な幽先輩ならアリかもしんねーけど、どっちかっつーと感情剥き出しなはしゃぐ静雄先輩のが考えらんねー」
「……………なるほど」
「あの二人も、いい加減彼女作ってくんねーかな。」
正臣からすれば女子が自分の方に流れるし~という不純な動機だが帝人は体を強張らせる。

なんてタイムリーな発言するのさ正臣!

「………あの二人の恋人になるなんて……すっごい美人とかじゃないと釣り合わないよねえ…」
見目麗しい平和島兄弟を思いながら帝人はぼやくが正臣は甘い!
と叫ぶ。

「逆に、美人じゃない普通に普通の人が恋人でもありだな!どんな美人よりも君の方が何倍も素敵さ…みたいななー」
「恋人ねえ………」
窓の外を見ればまだ生徒の登校時間で、門をくぐる生徒を眺めつつ帝人はゆっくりと息を吐いた。

文化祭まであと5日。僕は幽さんがその…恋愛的な意味で好きなのか決断をするまで………あと4日。


***************
結局相談できなかった帝人(笑)
正臣と杏里は同じクラスになってます。(高校で親友になりました)


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学生の幽帝(未満)続き物です。
幽(俳優じゃない)→高2
静雄→高3
帝人→高1
よろしければどうぞ




「帝人が好きみたい。……恋愛的な意味で」

なんという微妙な告白なんだろうか。
けれどこの超絶美形が言えばそんな告白でもときめく女の子は世界中に出荷されてるゲーム機の数くらい居そうだ。

「あのですね幽さん、それ僕のベッドにくるまって言う台詞じゃないですよ」
大体また窓から入って来たんですか。と呆れながら布団を剥がそうとすれば手を掴まれる。
「俺と付き合ってください」
無表情だけれど真剣な空気の混じった瞳に見つめられて口を閉ざす。
「え……あの………」
「振ってもいいよ」
振ってもいいって貴方………なんですかそれ。
「大体、僕男ですよ?」
「知ってるよ。俺だって男だよ」
知ってますよ。長年一緒に居ましたし。

「っ、幽さん…」
「なに?」
「顔近いです…」
いつの間にかキスができそうな位置に顔が有って背中を反らす。
ああ、ごめんつい。とゆっくり手を離されて幽さんはベッドに座り直す。
「で、付き合ってくれる?」
「………………えぇと…時間が欲しいです…」
「文化祭までに決めればいいよ」
「文化祭?」
なんでまた……と呟けば幽さんはどうせなら文化祭で帝人といちゃいちゃするなり振られてすっきりするなりしたい。と無表情で呟く。
「………じゃあ、文化祭の前日まで待っててください。」
「…うん、分かった」

ガタン、と窓から音がしてのっそりと再び侵入者がきた。
「オイ幽そろそろ飯だぞ……っと、帝人、邪魔するぞ」
「順番逆だよ兄貴……じゃあね、帝人」
「あ、はい。また明日」

そう言うなり窓から二人は出ていった。




「…………………………っはぁぁぁ~」
ぼふ、とベッドに突っ伏す。

何、何で、何が起きてるの!?
幽さんが、僕を!?

夢でしょこれ…………
「……あったかい」

さっきまで幽さんが潜ってたからかベッドはほんのり暖かかった。


*******************
という事で長編(中編?そんなに長くはない)
学園もの幽帝です。
帝人総受けな話です。年齢操作や、設定自体操作など……とりあえずパラレルです。幼馴染みな幽なので帝人呼びです。


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幽帝と正臣。VSではありません。
それでも宜しければ、どうぞ。


「考えても見ろよ帝人!俺とお前がこうやって親友になり、同じ時を過ごしてるのだって確率的にはスゲーロマンチックでエキサイティングな事なんだぞ!」

帝人の肩に腕を回してこの素晴らしさを伝えればエキサイティング?ロマンチック?と帝人はお気に召さなかったようだ。
「また何かの本読んだの?正臣」
「いや、ただ今日の理科の話」
「ああそう…」
「あれ?正臣、今日家に来るの?」
俺のエロ可愛い杏里とは別れた下校中、俺の自宅へ続く道は既に通りすぎていた。
「あ、やべ。すっかり忘れてたなー、まぁ、じゃあそういう事で寄る」
「………なんか釈然としない」
「まーまーそんな細かい事気にすんなよ!」
お前の家ってこう、狭くて落ち着くし!という言葉は飲み込みつつ今度は友人の家に泊まる大切さというものを熱弁すれば
「でも泊まるとしたら正臣の家だよ。僕の所だと二人分も布団敷けないし」
「ノォォォン!帝人!お前のそのリアリストには全く呆れる!」
「リアリストの何が悪いのさ」

お前の家で!身体を翌日痛くなる位まで密着させて寝た方が友情が深まるもんだろ!
「そこは帝人の家で二人寄り添うように寝る方が修学旅行っぽいし何よりドラマチックだ」
「はっ………くだらない」
「おまっ!俺今傷ついた!」
鼻で笑うかフツー!?
相変わらずこの幼なじみ様は冷たい!
帝人の氷河期は一体いつ終わるんだ畜生……。


しかし、そんな下校中の事なんかすっ飛ばす出来事が起きた!!

「おっ邪魔しまーす」
「あ、正臣ちゃんと靴揃えてよ!……ん?あ、ちょ、まさおっ」

「………………誰?」

後ろから帝人がドタドタと走ってきた。
「…………幽さん…」
かすかさん。と帝人は言った。
けれど、これは、この人はどう見ても………

「お邪魔してます、帝人くん」

超有名俳優羽島幽平だぁぁぁ!!!

「連絡入れてくださいよ、不意討ちは流石に驚きます……」
普通に会話する帝人に本気で驚く。
「なっ、おま、…えぇ?」
「紀田正臣くん」
「え?あ、はい」
思わず敬語で反応しちまった。
何時ものエスパー伊藤?とか言ってらんねえ。
やるな、羽島幽平…!!
「うん、想像通り」
想像通り?何が?
「おい帝人、どういう事?ドッキリ?」
「まぁ…ドッキリだったよね」
はは…と笑う帝人のでこに自分のでこを合わせるくらいの距離でひそひそ話をすれば俺はあることに気付く。
「っていうか不法侵入じゃね?」
「ああ、それは合鍵渡したから」
「合鍵!?なに、そんな親密なご関係!?ベストフレンドの俺には合鍵くれないのに羽島幽平には合鍵渡してんの!?」
「だって欲しいっていわれたら……」
「じゃあ俺にも今度くれ!」
「悪戯しそうだからやだ」
「ノォォォ!ガッテム!」
帝人のデレ期はやく来い!……なんか狩沢さんたちに影響受けてる気がすんな…。

「ていうかマジで帝人は何で羽島幽平と仲いいわけ?」
「えっ…」
疑問を口にするなり帝人の顔が赤く染まる。ばか、お前分かりやすすぎ。
「帝人くんと俺が付き合ってるから」
テレビでしか聞いた事の無い声が響く。
あああぁぁもう!帝人の赤い顔でちょっと俺のハートにガラスがヒットしたっていうのに追い討ちかけないでください!流石スーパーアイドル、傷の抉り方までスーパーだ…!!

「ま、正臣…?大丈夫?どうしたのさ」
思わずしゃがむ俺に帝人が声をかける。
自分は冷たい親友のこういう所が好きだ。
「なんでもねー」
すくっと立ち上がって俺のマイソウルメイトを落としたミラクルスターを見る。

「幽さん!」
「……はい?」

この彫像みたいな、作り物みたいな、ビスクドールみたいな、綺麗な外見だけで落ちるような幼なじみではない。

だから、きっと、……………………帝人は本当にこの人が好きなんだろう。


「うちの帝人を宜しくお願いします!」

笑って言ってやった!笑えた!
はは、そりゃあ淋しいけど…笑えた。

「な、なに言ってんのさ正臣!」
真っ赤になって叫ぶ帝人にいつものように笑ってやれば羽島幽平は少し間を置いてから
「ふつつかものですが宜しくお願いします」

とお辞儀をするものだから今度こそ俺は本気で笑った。

*******************
親友であり、親友よりも家族のような立場の正臣とかいい。
俳優とかスーパーアイドルとか色々呼び名変えてるのはわざとです。読みにくい(笑)
幽帝←正だけど帝人から手をはなす正臣みたいな。



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マゾ葉と帝人さま。下品な会話文です。
下品です(大事なことなので二回言います。)
えろいわけではないです。中学生並の下品トークみたいな。

以上を読んで、宜しければどうぞ。



「青葉くんさ、なるべく僕に求めないでほしいんだけど……」
「えっ、だって先輩!ひとりではSMにならないですよ!ただのソロプレイですよ!?」
「ひとりSMだって君ならできると思うよ……」

「…………………そうですか?」
「うん」

「いやぁらめぇ、せんぱいみかどせんぱーい、あんあんもっと刺してー」
「ねえ適当に言ってます感は君の好きにすればいいけど僕の名前出さないでくれる?」
「やっぱ先輩の生の声じゃないと…」
「……ちっ」
「先輩最近舌打ち多くなりましたよね」
「誰のせい?誰の。」
「俺が帝人先輩をSにしたっていうなら最高ですね…!!」
「Sじゃないし」
「そんな謙遜なさらずに」
「止めてよね」
「アッ!」
「何?」

「でも先輩が青葉くんらめぇとかはげしくしないでぇっとか熱っぽく俺を見ててもキます」
「死んでくれる?」
「先輩が殺してくれるなら喜んで!」
「大体なに?君に攻められるの?君あくまで痛い事が好きなんじゃないの?」
「いえ、先輩が好きなんで……先輩を気持ちよくしたりとかもちょっといいなって…あ、勿論先輩が俺を殴っても気持ちいいですよ」
「………」
「先輩その机の中で丸まったプリントを見るような目しないでくださいよ、むしろ尽くす後輩だなぁって目してくださいよ」
「尽くすねぇ……」
「どうです?気持ちいい事しません?」
「しない」
「なんでですか!そういう年頃でしょう先輩!」
「君と一緒にしないでよ」
「えっなんで昨日先輩のネクタイをおかずにしたこと知ってるんですか!?」
「知らないよそんなの知りたくもなかったよネクタイ返せ駄犬!!」
「代わりに俺のネクタイあげますからあの先輩のネクタイください」
「………やだ…」
「可愛い!先輩がやだって!先輩が俺のネクタイを着ける姿見たかったんですけど……使用済みネクタイはじゃあ明日持ってきますね」
「待って使用済みって…ああ良い、言わなくていいややっぱそのネクタイあげる」
「本当ですか!?やった!」
「……………」
「ね、先輩、気持ちいいことしましょうよ」
「なんでそこに戻るの!?」
「俺興奮してきちゃいました」
「知らないよ!交番に行ってよ!!」
「え、警官に見せつけプレイですか?先輩って大胆ですね」
「や、止めて近寄らないで」
「近寄らないとできる事もできないじゃないですか…」
「いい!寄るな!」
「だって先輩……もう俺の限界で」
「喋るな息するな近寄るな!っん!んぅっ……ん、ぁっ」


「ん、ふ……つぁっ……!!!!噛むなんてひどいじゃないですか!!」
「うえーっ青葉くんとキスなんかしちゃった……嘘だ……」
「ファーストキスごちそうさまでした」
「少しは悪びれてよ!!」
「大丈夫ですよ先輩、先輩は俺がもらいますんで」
「断固拒否」
「ああもうつれない!」
「あーもーやだやだうがいする」
「俺は今日もう何も食べません」
「なにそれ気持ち悪い」
「せんぱっ、痛いです痛いです」


「嬉しそうな顔しないでよ気持ち悪い」


だって先輩、なんだかんだ俺の事構うじゃないですか!

**********
気持ち悪い会話文ですね、ごめんなさい。
このマゾ葉くん覚醒して帝人とアレコレするときドSになるんじゃないかwww
マゾ葉くんが下品になってしまいますどうすればいいんでしょうかたすけてください。


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「スランプは~」設定で青葉と帝人。
二人は一応大学生です。それでも宜しければ、どうぞ



「最近良いことでもあったんですか?」
キャンパスを睨みながら問う後輩に自分もキャンパスを睨みつつ
「嬉しい事はあったかな」
と返せばやっぱり!と後輩は自分に視線を向ける。

「そんなに分かりやすいかな?」
と首を傾げれば後輩は分かりやすいです。とまたキャンパスに目を戻す。
「だって先輩、あんなに悩んで描けなかったのにいつの間にか人物画を嬉々として持ってきたそうじゃないですか。」
「あはは、それ誰に聞いたの?」
「勿論顧問ですよ」
「全く先生も聞いたら全部答える癖どうにかしてくれないかなぁ」
「でも先生褒めてましたよ。竜ヶ峰がようやく人並みにテレビを!とかなんとか」
「テレビ?」
「え?だって先輩描いたの人物画でしょう?」
「や、そうだけどテレビはここ最近つけてないよ?」
「?」
「?」
お互いキャンパスから目を離して見つめ合う。
「………ちょっとその人物画見せてください」
「別にいいけど……」
席から立ち上がってキャンパスとパネルが並ぶ中から一枚持ち出す。
あの作り物のような、美しい造形を描くのは凄く幸福な時間だったなぁと思い出しながら後輩にキャンパスを向けると後輩は顎に手を当てながらじっくりと絵を見る。

「でも先輩が人物画って初めてですよね。授業のデッサンしか見たことありません」
「そういえばそうだね。」
よく知ってるなぁ。学年違うのに。

「ん?…って先輩!これ羽島幽平じゃないですか!!!!!?」


驚いて僕と絵を交互に見る後輩に
「あれ?青葉くん知ってるの?」
と首を傾げる。芸名なんて知らなかったから幽さんってそんな芸名なんだ。としか思わない。

「………今じゃどのチャンネルにも居るような人ですよ」
頼むから一週間に一度はテレビつけてくださいと肩を落とす後輩に僕は開いた口が塞がらなかった。

***************
普通に先輩後輩してる帝人と青葉(笑)
この帝人くんは絵とパソコンばっかでテレビを滅多につけません。
そんな設定を書きたかったのです(笑)

部活は美術部(…?)で顧問は九十九屋先生みたいな。(え、カオスww)


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休日謳歌と~と同じ設定のルリ帝。+ワゴン組!
捏造多めの最早パラレル。それでも宜しければ、どうぞ

「ねえねぇみかプー!次はこれ!」
「ルリちゃんにはこれッス」


なんでこんな事になってるんだろう。

ルリちゃんがやっとお休みが取れたという事で二人で服を買って池袋を歩いて居たら
「あらみかプー久し振り~」
「珍しいッスね、紀田くんや杏里ちゃん以外と………んん!?」
「んん~?」
「「お二人さん、ちょっとお話が」」

などと言われてワゴン車に連れて行かれて
「もしかして」
「もしかして」

「ルリちゃん!?」

ワゴン車の運転席から渡草さんが振り向く。
「…………えぇと、…はい」
戸惑いの目をこっちに向けてからルリちゃんは大人しく頷き、サングラスを取る。
「やっぱり!」
「やっぱルリちゃんは2次元の世界から飛び出したキャラですよね」
「絵に書いたような肌!」

きゃいきゃいとはしゃぐ狩沢さんと遊馬崎さんに1人運転席でルリちゃんが俺の車に……と感激して涙を流す渡草さん。あと助手席でため息を吐く門田さんにルリちゃんは気まずそうに縮こまる。
「……何かの呪文だと思って聞き流していいよ」
幼なじみが言っていた事を思い出して伝えればルリちゃんはぎこちなく笑う。
「姫とか?」
「わかんないッスよー、もしかしたら向こうの世界でもアイドルなのかも!」
「アイマス?アイマス?ああでも普通にギャルゲのヒロインでも…」
「アイドルを落とすギャルゲなんてあるんですかね」
「駄目かな、倍率高過ぎ?」

「帝、あの……」
「……ごめんね。えぇと狩沢さん、遊馬崎さん!」
「ぉっと、ごめんねみかプー、ルリちゃん」
「二人にちょっとしたお願いがあるんですけど」

「お願い?」
「って何ですか……」

キャア生ルリの声!だの少し騒いで狩沢さんと遊馬崎さんはにっこりと笑う。


「ファッションショーやって!」


という事で断る前にワゴン車が発進してしまって僕とルリちゃんは狩沢さんの家に来た。
「悪いな」と門田さんが謝ったけれど門田さんの顔があんまりにも申し訳無さそうだったからルリちゃんと二人でお気になさらず。と笑う。

「まずねぇ…みかプーはこれ!」
ヒラリと突き出されたのはセーラー服みたいな服。
「はあ……」
何だかなぁと思いつつまぁ服着るくらいなら、とセーラー服みたいな服に手を伸ばす。
「ルリちゃんにはこれッス!」
「……?」
ルリちゃんにはフリルでビラビラの白い服が渡される。
「……狩沢さんって、コスプレしてたんですか?」
「まさかぁ!前に言ったでしょ?シルバーアクセサリーとか作ってるって!コスプレに必要なアクセもたまに売ってるのよ!比率用に買ってたり、あとゆまっちの見本用かな。まぁみかプーにいつか着せよう着せようとか思ってたりな」
「ああ…もういいです」
「ツンドラ!キタ!」

日本語でおkと思わず言いたくなるけれどここは我慢だ…。

「着替えはあっちね~」

狩沢さんに背中を押されて部屋の中にルリちゃんと入れられる。
「ええと…ごめんねルリちゃん」
「…ふふっ、あははっ…」
「ちょ、どうしたの?」
何がツボだったのかルリちゃんは笑う。
「ふふ、だって、私こんな強引に話進められたの初めてで……何だか楽しいの」
「そう……ならいいけど」
バサッと豪快に上を脱ぎ始めたルリちゃんにびっくりしながら慌てて背中を向けて自分も服に手を掛ける。
「私コスプレって初めて。」
「僕だって」
でもルリちゃんは『コスプレしてほしい芸能人』ランキングの1位なのだからした事無いっていうのは意外だなぁ。

「違うわゆまっち!みかプーはそんな際どいの着せてもあのプリティフェイスには敵わないわ!もっとこう逆にストイックな…」
「ストイックな!いいッスねぇじゃあこれは」

そんな声が聞こえて思わずため息が出る。
「ふふっ…」
「いつまでやらされるんだか…これ」



ハイソックスを穿いて僕は完了だ。
ルリちゃんは終わった?と振り向けばなんかもう本当に2次元から出てきたかのようなルリちゃんが立っていた。
「着替え終わったら出ていいのかな?」
「良いんじゃない?」
扉に手を掛けて開ければ狩沢さんと遊馬崎さんがぐりんと首を勢い良く回す。

「きゃーっ二人とも最高よ!!」
「見立てに間違いは無かったッスね!」
パシャパシャと二人に写真を取られて思わず固まる。
渡草さんなんて倒れてる。

「今度皆に自慢しよ~」
「それは止めてください」
「減るもんじゃないし良いじゃない良いじゃない。」
「はい、じゃあ次はこれッス!」
「ルリちゃんはこれ!」
「いつまでやるんですかこれ…」
「ん?着せたいの全部終わったらだよ?」
「そんなさも当たり前のように!!」
「はいはい早く着替えれば早く終わるよ~」

バタン。
「…………もー、狩沢さんめ……」
「帝」
「ん?なに?」
パシャリ
「…………………ルリちゃん?」
携帯を構えてるルリちゃんを見て写真を取られたという事は分かった。
けど何でルリちゃんまで?と首を傾げればルリちゃんは照れくさそうに笑う。くそう可愛い。


「自慢しようと思って」

そう言ったルリちゃんに何故か僕は「自慢って誰に」の一言が紡げなかった。

***************
狩沢さんって家あるんですか……?(なんかもうワゴン車に住んでるような気がしてww)ルリちゃんと帝人にコスプレさせたかっただけでした(笑)
ルリちゃんはこの後可愛い帝人ちゃんとツーショットを狩沢達に撮ってもらい後日幽に自慢します。←

門田さんが途中から消えてるみたいですが居ます!居ますよ!ww

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聖めまめ
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絵を描く・妄想…?
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ついったのIDは[hijirimemame]です。日常とオタク話中心ですが(笑)
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