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幽帝と正臣。VSではありません。
それでも宜しければ、どうぞ。
「考えても見ろよ帝人!俺とお前がこうやって親友になり、同じ時を過ごしてるのだって確率的にはスゲーロマンチックでエキサイティングな事なんだぞ!」
帝人の肩に腕を回してこの素晴らしさを伝えればエキサイティング?ロマンチック?と帝人はお気に召さなかったようだ。
「また何かの本読んだの?正臣」
「いや、ただ今日の理科の話」
「ああそう…」
「あれ?正臣、今日家に来るの?」
俺のエロ可愛い杏里とは別れた下校中、俺の自宅へ続く道は既に通りすぎていた。
「あ、やべ。すっかり忘れてたなー、まぁ、じゃあそういう事で寄る」
「………なんか釈然としない」
「まーまーそんな細かい事気にすんなよ!」
お前の家ってこう、狭くて落ち着くし!という言葉は飲み込みつつ今度は友人の家に泊まる大切さというものを熱弁すれば
「でも泊まるとしたら正臣の家だよ。僕の所だと二人分も布団敷けないし」
「ノォォォン!帝人!お前のそのリアリストには全く呆れる!」
「リアリストの何が悪いのさ」
お前の家で!身体を翌日痛くなる位まで密着させて寝た方が友情が深まるもんだろ!
「そこは帝人の家で二人寄り添うように寝る方が修学旅行っぽいし何よりドラマチックだ」
「はっ………くだらない」
「おまっ!俺今傷ついた!」
鼻で笑うかフツー!?
相変わらずこの幼なじみ様は冷たい!
帝人の氷河期は一体いつ終わるんだ畜生……。
しかし、そんな下校中の事なんかすっ飛ばす出来事が起きた!!
「おっ邪魔しまーす」
「あ、正臣ちゃんと靴揃えてよ!……ん?あ、ちょ、まさおっ」
「………………誰?」
後ろから帝人がドタドタと走ってきた。
「…………幽さん…」
かすかさん。と帝人は言った。
けれど、これは、この人はどう見ても………
「お邪魔してます、帝人くん」
超有名俳優羽島幽平だぁぁぁ!!!
「連絡入れてくださいよ、不意討ちは流石に驚きます……」
普通に会話する帝人に本気で驚く。
「なっ、おま、…えぇ?」
「紀田正臣くん」
「え?あ、はい」
思わず敬語で反応しちまった。
何時ものエスパー伊藤?とか言ってらんねえ。
やるな、羽島幽平…!!
「うん、想像通り」
想像通り?何が?
「おい帝人、どういう事?ドッキリ?」
「まぁ…ドッキリだったよね」
はは…と笑う帝人のでこに自分のでこを合わせるくらいの距離でひそひそ話をすれば俺はあることに気付く。
「っていうか不法侵入じゃね?」
「ああ、それは合鍵渡したから」
「合鍵!?なに、そんな親密なご関係!?ベストフレンドの俺には合鍵くれないのに羽島幽平には合鍵渡してんの!?」
「だって欲しいっていわれたら……」
「じゃあ俺にも今度くれ!」
「悪戯しそうだからやだ」
「ノォォォ!ガッテム!」
帝人のデレ期はやく来い!……なんか狩沢さんたちに影響受けてる気がすんな…。
「ていうかマジで帝人は何で羽島幽平と仲いいわけ?」
「えっ…」
疑問を口にするなり帝人の顔が赤く染まる。ばか、お前分かりやすすぎ。
「帝人くんと俺が付き合ってるから」
テレビでしか聞いた事の無い声が響く。
あああぁぁもう!帝人の赤い顔でちょっと俺のハートにガラスがヒットしたっていうのに追い討ちかけないでください!流石スーパーアイドル、傷の抉り方までスーパーだ…!!
「ま、正臣…?大丈夫?どうしたのさ」
思わずしゃがむ俺に帝人が声をかける。
自分は冷たい親友のこういう所が好きだ。
「なんでもねー」
すくっと立ち上がって俺のマイソウルメイトを落としたミラクルスターを見る。
「幽さん!」
「……はい?」
この彫像みたいな、作り物みたいな、ビスクドールみたいな、綺麗な外見だけで落ちるような幼なじみではない。
だから、きっと、……………………帝人は本当にこの人が好きなんだろう。
「うちの帝人を宜しくお願いします!」
笑って言ってやった!笑えた!
はは、そりゃあ淋しいけど…笑えた。
「な、なに言ってんのさ正臣!」
真っ赤になって叫ぶ帝人にいつものように笑ってやれば羽島幽平は少し間を置いてから
「ふつつかものですが宜しくお願いします」
とお辞儀をするものだから今度こそ俺は本気で笑った。
*******************
親友であり、親友よりも家族のような立場の正臣とかいい。
俳優とかスーパーアイドルとか色々呼び名変えてるのはわざとです。読みにくい(笑)
幽帝←正だけど帝人から手をはなす正臣みたいな。
それでも宜しければ、どうぞ。
「考えても見ろよ帝人!俺とお前がこうやって親友になり、同じ時を過ごしてるのだって確率的にはスゲーロマンチックでエキサイティングな事なんだぞ!」
帝人の肩に腕を回してこの素晴らしさを伝えればエキサイティング?ロマンチック?と帝人はお気に召さなかったようだ。
「また何かの本読んだの?正臣」
「いや、ただ今日の理科の話」
「ああそう…」
「あれ?正臣、今日家に来るの?」
俺のエロ可愛い杏里とは別れた下校中、俺の自宅へ続く道は既に通りすぎていた。
「あ、やべ。すっかり忘れてたなー、まぁ、じゃあそういう事で寄る」
「………なんか釈然としない」
「まーまーそんな細かい事気にすんなよ!」
お前の家ってこう、狭くて落ち着くし!という言葉は飲み込みつつ今度は友人の家に泊まる大切さというものを熱弁すれば
「でも泊まるとしたら正臣の家だよ。僕の所だと二人分も布団敷けないし」
「ノォォォン!帝人!お前のそのリアリストには全く呆れる!」
「リアリストの何が悪いのさ」
お前の家で!身体を翌日痛くなる位まで密着させて寝た方が友情が深まるもんだろ!
「そこは帝人の家で二人寄り添うように寝る方が修学旅行っぽいし何よりドラマチックだ」
「はっ………くだらない」
「おまっ!俺今傷ついた!」
鼻で笑うかフツー!?
相変わらずこの幼なじみ様は冷たい!
帝人の氷河期は一体いつ終わるんだ畜生……。
しかし、そんな下校中の事なんかすっ飛ばす出来事が起きた!!
「おっ邪魔しまーす」
「あ、正臣ちゃんと靴揃えてよ!……ん?あ、ちょ、まさおっ」
「………………誰?」
後ろから帝人がドタドタと走ってきた。
「…………幽さん…」
かすかさん。と帝人は言った。
けれど、これは、この人はどう見ても………
「お邪魔してます、帝人くん」
超有名俳優羽島幽平だぁぁぁ!!!
「連絡入れてくださいよ、不意討ちは流石に驚きます……」
普通に会話する帝人に本気で驚く。
「なっ、おま、…えぇ?」
「紀田正臣くん」
「え?あ、はい」
思わず敬語で反応しちまった。
何時ものエスパー伊藤?とか言ってらんねえ。
やるな、羽島幽平…!!
「うん、想像通り」
想像通り?何が?
「おい帝人、どういう事?ドッキリ?」
「まぁ…ドッキリだったよね」
はは…と笑う帝人のでこに自分のでこを合わせるくらいの距離でひそひそ話をすれば俺はあることに気付く。
「っていうか不法侵入じゃね?」
「ああ、それは合鍵渡したから」
「合鍵!?なに、そんな親密なご関係!?ベストフレンドの俺には合鍵くれないのに羽島幽平には合鍵渡してんの!?」
「だって欲しいっていわれたら……」
「じゃあ俺にも今度くれ!」
「悪戯しそうだからやだ」
「ノォォォ!ガッテム!」
帝人のデレ期はやく来い!……なんか狩沢さんたちに影響受けてる気がすんな…。
「ていうかマジで帝人は何で羽島幽平と仲いいわけ?」
「えっ…」
疑問を口にするなり帝人の顔が赤く染まる。ばか、お前分かりやすすぎ。
「帝人くんと俺が付き合ってるから」
テレビでしか聞いた事の無い声が響く。
あああぁぁもう!帝人の赤い顔でちょっと俺のハートにガラスがヒットしたっていうのに追い討ちかけないでください!流石スーパーアイドル、傷の抉り方までスーパーだ…!!
「ま、正臣…?大丈夫?どうしたのさ」
思わずしゃがむ俺に帝人が声をかける。
自分は冷たい親友のこういう所が好きだ。
「なんでもねー」
すくっと立ち上がって俺のマイソウルメイトを落としたミラクルスターを見る。
「幽さん!」
「……はい?」
この彫像みたいな、作り物みたいな、ビスクドールみたいな、綺麗な外見だけで落ちるような幼なじみではない。
だから、きっと、……………………帝人は本当にこの人が好きなんだろう。
「うちの帝人を宜しくお願いします!」
笑って言ってやった!笑えた!
はは、そりゃあ淋しいけど…笑えた。
「な、なに言ってんのさ正臣!」
真っ赤になって叫ぶ帝人にいつものように笑ってやれば羽島幽平は少し間を置いてから
「ふつつかものですが宜しくお願いします」
とお辞儀をするものだから今度こそ俺は本気で笑った。
*******************
親友であり、親友よりも家族のような立場の正臣とかいい。
俳優とかスーパーアイドルとか色々呼び名変えてるのはわざとです。読みにくい(笑)
幽帝←正だけど帝人から手をはなす正臣みたいな。
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