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†君に学んだ美しさ†
「秋も終わりだねぇ」
のほほんと遊戯が空を見る。
「…………冬が来るな。」
「うん。……覇王くんは冬好き?」
くるりと遊戯は期待の眼差し(に見える)を俺に向ける。
「好きでも、嫌いでも無い」
寒いだけだ。冬など。夏は暑いだけ。
好きにも嫌いにもなりようが無いだろう。
「ふーん、そっか。僕は夏より冬かなぁ……動けばあったかくなるし、炬燵あるし。雪も降るし」
「雪が好きなのか?」
「うん!綺麗だし、積もれば楽しいし!」
にっこり笑って言う遊戯を見ると胸に火が点いたように温かくなる。
「俺は得意では無いな」
「そうなの?」
「綺麗だが、脆い。」
「ああ……積もらないとすぐ溶けちゃうからねぇ」
「誰かと雪遊びなど、したことも無いからな」
「えっ!?そうなの!?」
ぎょっと大きな瞳を更に大きくして遊戯は驚く。
「こうして…誰かと一緒に居る事も無かった。」
自分は本当に誰かと居る事が無かったのだからこれ以外言いようが無い。
けれど遊戯の顔が曇ってしまったので言った事を少し後悔した。
「じゃあ雪が降ったら一緒に遊ぼうね覇王くん!」
「………ああ」
どんな遊びをするのか知らないが、遊戯となら楽しめるだろう。
「そうだなぁ~冬なら鍋パーティーとか、クリスマスとか、楽しみいっぱいあるぜー」
冬の事を想いながら指折り指折り『冬の楽しい事』を話す遊戯の顔は楽しそうだった。
「あはは、キリがないや!!ね、覇王くん、今年はいっぱい僕らと遊ぼう!」
「……ああ」
にっこり笑う遊戯につられて思わず笑みが零れた。
「覇王くんはもっと笑った方がいいよ!」
「難題だな」
「そうかなぁ?」
枯葉が敷き詰められた道を歩けばパキパキと音が鳴る。
「……雪も良いが、枯れ葉もいい。」
「!紅葉は綺麗だしね!!」
「ああ」
にこにこ笑う遊戯を見つめて、頬が自然と緩んできた。
春でも、夏でも、秋でも、冬でも遊戯が居れば自分は楽しむのかもなと思いながらまた落ち葉を踏んだ。
************
ハッピーバースデー某ガイさま!!!
本人には絵つきで送りました…^^
一応置いときます…
お誕生日おめでとうございました。
遅くなって本当すみませんでした^q^
ちょっとジャンル悩んでたので…ww
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雨が強くなった。
「わ、遊戯さん。雨すごくなってますよ」
「うわー本当だ~」
遊戯さんはおっとり言う。
「どうすんですかこんな雨の中。帰る頃には止みますかね?」
「う~ん」
ペシ、とトラップガードを出される。
うげ。手札とフィールド上のヒーローを見て、がっくりしながらフィールド上のヒーローを1人墓地へ送る。
「考えたんだけど、ね」
「はい?」
座高のせいもあって遊戯さんが上目遣いにオレをじーっと見る。
「なんです、か」
「今日、泊まっちゃ駄目かな?」
ずきゅん!
と胸が高鳴った気がした。
「あ、そか、明日休日ですもんね!!こんな家で良いならどうぞ泊まってください!!そんで沢山デュエルしたいです……!!」
「うん。沢山しようぜー!」
にっこり笑って遊戯さんはじゃあママに連絡するね。と言ってカードをフィールドに出して携帯を取り出した。
「げげっ……」
「ああ、もしもし?ママ?僕だけど…」
オレのライフは0になった。
************
生きる糧をありがとうございます……!!!!!!(私信)
って事で十表!!^^
現代で高校生相棒と中学生十代みたいな感じで!!^^^^^
†あさはやく†
「おはようございます遊戯先輩!!」
にこにこと駆け寄る十代くんに笑っておはようと返す。
「今日はアテム先輩と一緒じゃないんですか?」
「うん、寮長会議でね。十代くんこそヨハンくんが居ないじゃないか。」
「あー、ヨハンは寝坊です寝坊。」
「寝坊かぁ~なら良かった。風邪とかじゃないんだ」
十代くんと二人で歩くなんて滅多にないなぁ。なんて思いながら学校への道を歩く。
「今日は一緒ですよね、実習!」
にこにこと言う十代くん。あぁそっか今日その実習かぁ。
「一緒だね。」
「遊戯先輩と当たればいいなぁ」
「十代くん強いから当たったら頑張らないと!」
「遊戯先輩のが強いですよ。当たったら持てる力全て出します!!」
「怖いなぁそれは」
お手柔らかにねー。と言えば十代くんは先輩のが怖いってまた言う。
「………実習って何時間目だっけ?」
「確か2、3時間目ですよ」
「お腹空きそうだね」
「あはは」
学校が見えてきて
「じゃあ、これで」
昇降口違うもんねと言って手を振ろうとするとがしっと手を捕まれる。
「十代くん?」
「あ、あのっ、」
ぎゅぅぅと握られる。ちょっと痛い…
「?どうしたの?」
「あのっ、もし良かったらっ…オレとっ」
「なぁに?」
「オレと今からデュエルしませんかっ!!!??」
………そんなに力いっぱい言うことかなぁ?一生懸命言う十代くんに思わず笑ってしまう。
「ふふっ、いいよ。時間いっぱいあるもんね」
と言えば十代くんはガバッと顔を上げて
「じゃっじゃあオレ靴を早く替えてそっち行きます!!」
ブンブン握った手ごと振ってパパッと離して十代くんは笑顔で昇降口へと走って行った。
「………あっ、なら僕も急がなきゃっ!!」
ぎゅうぎゅう握られて暖かくなった手を勢いよく振りながら僕も走った。
*************
携帯が壊れて新しい携帯でデータとかメールが全部壊れたので今何話目になるのか分かりません(笑)
とりあえず任務完了だぜェェェェ!!!
先輩にずっと引っ付いてたい十代の話。
十代視点のが十表になったかmry←
「やっと見つけた!!」
ガランと扉を開けて飛び込んできたのは遊戯さん。
「ど、どうしました?」
「ヨハンくん!ちょっと聞きたい事有って…」
「え?俺に?」
「うん。あのさ、君夏休みどうする?」
俺の手をしっかり握って遊戯さんは少し焦ったように言う。
「俺は故郷が遠すぎるので多分ずっと寮ですよ?」
「そっか!ね、じゃあ夏休み中僕の家来なよ!!十代くんやアテムや城之内くんも来るんだ!ねっいいでしょ?」
デュエル大会という名のお泊まり会なんだぜーっ!と遊戯さんはさらに付け足す。
にこ、と微笑む遊戯さんにドキリと胸が高鳴ってぶんぶんと首を縦に振る。
「よし決定!!夏休みまでにいつか決めておくねっ」
「は、はい!」
「用はそれだけ~ごめんね~ありがとう!」
遊戯さんは手を振ってパタパタと部屋から出ていった。
「遊戯さんの家に泊ま………」
幸せすぎるっ!!!
俺はたまらなくなってバフ、とベットにダイブした。
**********
短いけど小ネタ部屋だけじゃなくてこっちにもヨハ表アップしたかっry
ヨハ→表はいいのういいのう。やっぱり書きやすくて好きです。
緑頭という事でヘルヨハ表、オタ表、藤表、乃亜表の小ネタ!
普通の亮表が無くてすみません!←←
****ヘルヨハンと相棒*****
「構って欲しいって言わないと分からないのかな君は。」
「へ?なに?」
ボソッと呟いた言葉も聞いてなかったらしく聞き返される。
「はぁぁあぁ」
「ちょっ、何なのさ大きな溜め息ついて…ごめん、聞いてなかった僕が悪いんだろうね…」
「……」
謝る遊戯の首に腕を巻きつける。
「君は、構ってって言わなきゃ言うまで分からないのかい?」
つまらないんだよ。と耳元で呟くと顔を真っ赤にして
「言わなきゃ分かんないよ!!つまらないならデュエルしようデュエル!!」
と叫びながら遊戯は立ち上がった。
構って。なんて言わないでもいい位構っててよ。
***
我が儘ヘルヨハ。
我が儘に振り回されるの好きだなー…←
****オタカイザー*****
パンピーな友人達と久しぶりに食事をしてたとき不穏な言葉が友人の口から漏れた。
「例えばの話なんだけどさ、遊くんに彼女ができたらどうするんだい?」
ゴシャァァァアアン!!という効果音が俺の脳内に響き渡る。
「むむむむむ」
「どもりすぎ!どもりすぎ!!」
「むとうに…かの…!!!!!???」
「亮落ち着いて!吹雪も例えばって言ってるじゃないか!」
「そうだよ亮、例えばだよ例えば!」
「…まぁそうなったら…」
武藤の彼女←武藤(俺の嫁)←俺
でおk…???????
「武藤が俺の彼女になるって方向で…」
「「まさかの!!」」
吹雪がカシャンとフォークを落として爆笑する。
「ぶっ!!亮!そこまでふてぶてしい考え持ってるとは思わなかったよ!!!!あはっ!あははははっ」
「もしくはずっと武藤を見続けてるだけかもな…」
「亮…流石にそれはストーカーだよ。」
藤原がコーヒーを啜りながら言う。
「で?告白する気はあるの?」
遂に目に涙を浮かべた吹雪が突き刺さる一言を言う。
「気は…ある!!問題はタイミングとかだ!!」
「…うーん亮はずっとストーカーで終わるかもねぇ」
「あははは!!!優介それ笑えない!!!ぶは!」
まるで進歩無しは俺は告白すらできずに終わるのだろうか。
******
しないまま終わると思うよカイザー!!←
そして相棒出なかったww
失敗失敗…
吹雪さんが笑い上戸になってるー^^^^^
****藤表*****
中庭に珍しい人影ひとつ。
「あれ?武藤君どうしたの?」
「わっ、藤原くん…その…ちょっと花を植えてるんだ」
「花?」
近寄って武藤君の手元を見るとよれた花。
「どうしたのこれ?」
「元は花壇に植えてあったんだけど花壇の花にしては小さかったからか踏まれてたのを持ってきたんだよ」
「へぇ…」
「小さい植木鉢貰って部屋に置こうかなって思って」
えへへと笑う武藤君に思わず笑みがこぼれた。
「みんなが君位優しかったら、花も幸せに咲けるんだろうね」
******
藤表!藤原ははたして緑頭に入るのだろうか^^^^^^^^入るよな!きっと入る!私が入るって言ったら入る!!←
*****乃亜表******
「よし、デートしよう遊戯!!」
「はぃい??」
水曜日。いつものように理事長室で昼ご飯を食べてる時乃亜が不意に叫んだ。
「ちょっと待って乃亜、なんでいきなりそんな話が出てきたの?」
「今日水曜日だろう?」
「うん」
「毎週水曜日祭日でない限り会ってるだろう?」
「うん」
「休日に君と会ってデートしたいって思ったんだよ」
「?うん」
うーん?話の流れがいまいち分からなかったなぁ…
「って事でいつ行こうか?」
「…うーん次の土曜日もその次の土曜日も暇だけど外出届が…」
「心配ご無用だよ遊戯。僕は理事長だから外出届も出せるし外出の許可も出せる。」
キィィと立派な机についてるこれまた立派な引き出しを開けて乃亜が紙とスタンプ台を出す。
「さ…流石理事長…」
「どっちの土曜日に行こうか?」
サラサラとペンを紙に滑らせる乃亜。
「僕はどっちでもいいよ?」
流れるようにかかれた自分の名前を見ながら答える。
乃亜って字、僕より綺麗だ。
「じゃあ来週かな。僕が仕事全部終わらせられるから」
もう一枚の紙には乃亜の名前を書いて乃亜は二枚の紙両方にスタンプを押してファイルの中にしまった。
「よし、じゃあこれでOKだ。もうキャンセルはなしだからね」
「……」
「?遊戯?」
「えっ、あっ、うん!!キャンセルなんてしないよ!!」
「良かった。じゃあ来週水曜日にまたなにするか決めようね」
「うん」
びっくりした!乃亜があんな幸せそうな顔するなんて!!ファイルを持ってにっこり笑う姿は年相応の少年だったよ!
******
理事長権限強すぎるwww
乃亜も子供っぽい所たまに見せてれば良いと思うYO!!
そんで相棒がドキッとしてればいい\(^O^)/
「ヨハンくんは肉嫌いなの?」
†こどもなきみ†
バイキングでパンとペスカトーレとパンプキンスープとフルーツポンチとその他ケーキしか取ってない俺に遊戯さんがそう言った。
「え、別に肉が嫌いって訳じゃないですよ?」
「そうなの?ピーマンの肉詰めとかベーコン巻きとか取ってないから嫌いなのかと思った…」
「あははは…肉は嫌いじゃないんですけど…野菜が」
「あーなるほど…」
そう、肉が嫌いな訳でなく、肉と一緒に居る野菜が嫌いなのだ。
緑黄色野菜がもっぱら苦手な俺は肉料理を断念したのだった。
「ヨハンくん野菜嫌いなんだ…なら野菜だけ残すとか…」
「嫌ですよ…野菜の味が移ってそうで!」
あんまりにも子供っぽい発言をした自分に
ハッ!とすると遊戯さんは噴き出した。
「ぶっ!!はははは!!!!」
「…」
「ごめ、あんまりにも野菜嫌いっぷりが徹底されてたから…!!!!」
「子供っぽいって思いました?」
笑う遊戯さんを見て聞くと
「うーん、やっぱり外国人でも野菜嫌いな所あったりするんだなぁって思った!!」
と無邪気に笑って答えられた。
*********
好き嫌いネタ!
ヨハンはバランスよく食べてるのも良いけど好き嫌い多くてもいいなと^^^^^^^^^
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