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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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恋に落ちるなら~3の続き。幽帝でちゅーするよ!
それでもよろしければどうぞ。

「お邪魔します」
「どうぞ」

幽さんが所有するマンションの部屋の一つに案内される。

「好きな所に座って」
「あ、はい」

キッチンへ向かう幽さんを見ながらすぐ側のソファーに腰を降ろす。

凄く綺麗な訳でも、凄く汚い訳でもない、生活感のある部屋だなぁと辺りを見ながらほぅ…と息を吐く。

どきどきする心臓を上から押さえるように拳を握る。
「あーもう、なんなのこれ…」
心臓おかしい。

緊張してるのか肩に力が入ってるのが嫌でも分かる。
緊張してるのは自分だけだと解って居ても心臓はばくばくと活発に動く。

ていうか僕、あり得ない経験してるんじゃない!?
そうだよ!普通の高校生が、羽島幽平の家にあがるとか!あり得ないよね!非日常だよ!!

「帝人くん」
「わぁぁあっ!………あ、はい……なん…ですか?」
凄い動揺してしまった。幽さんがキッチンから少しだけ出て僕を呼んだみたいだ。

「コーヒーと紅茶どっちが好き?」
「え、と…紅茶です」
「そう」
す、と引っ込む幽さん。

すーはー、すーはー
深呼吸をして落ち着こうと思ったけど心臓は相変わらず早鐘を打ってる。

「…………はぁぁぁ」
「どうしたの?」
「い、え……」
何でもないです。
と言えばそう。と言って幽さんがティーセットを持って隣に腰掛ける。

「大丈夫?」
「へ?大丈夫?です」
「本当に?」

額に手を当てられて、近付いてきた顔にドキドキして爆発しそうだ。
目を逸らせば幽さんは頬をつねった。
「くぁ……こふこひゃん?」
「………嘘は嬉しくないな」
「……………………」

いや、あの…………無表情な幽さんはいまいちどんな思いで頬をつねっているのか解らない。
ばか正直に、幽さんが近すぎてドキドキします。

って言うのは嫌なんだけどなぁ…。
だってドン引きだよドン引き。
あ、でも同性から見てもかっこいいです。なら許されるかな……。
頬をつねる手に自分の手を重ねると頬から手が離れた。

「幽さん」
「うん」
「僕、幽さんを見るとドキドキします」
「え」
「幽さん僕から見てもかっこいいからドキドキしてどうすればいいのか解らなくなって、あの………」
「帝人くん」

言ってるうちに顔が俯いてたみたいで幽さんの声が上から降ってくる。
「………えぇと……」
「帝人くん」
「……はい」

そろりと顔を上げれば顔が赤い無表情の幽さん。
「なっ……」
大丈夫ですか!?と言う前に抱き込まれる。
「幽さん?」
「帝人くん」
「はい」
「あのさ」
「はい」
「君がそんな事を言うから俺は気付いちゃった」
「え?」
何を言ってるんだろうか幽さんは。首をひねるとサラサラの髪がくすぐったい。

「好き」

「へ」
「帝人くんが好きみたいだ」
「え?あの、」

淡々と言う幽さんに胸の奥から期待の波が押し寄せる。
もしかして、もしかして、もしかして!

「幽さん」
「うん」
「僕も、幽さんが好きです。」
「…………ありがとう」
あ、幽さんの頬熱い。
なんて思ったら離された。

「帝人くん」
「はい」
「キスしていい?」
「…………へ、…んっ、」
ぴたりと幽さんの唇が当たる。わ、わ……ファーストキスだ、これ……。
幽さん睫毛なが……
じゃなくて!え?あれ僕がキスされてるのはあれだろうか、本当に恋愛感情的な意味での好きだったんだろうか。
ああ……うん、嫌じゃないみたいだ僕。

「ふっ、ん!」
ぬるりと唇に何かが這う。
口をゆるく開ければぬるりとしたものが口の中に入る。
……え、これ、
「ぁっ……ん、」

バクバクバクバクバクバクバクバクバクバク
心臓が、頭がうるさい。
息が、できない
頭が真っ白になった所で幽さんがペロリと唇を舐めて離れた。

「ごめん、しちゃった」

「はっ、はぁ…いえ…」
別に、嫌ではなかったです。と回らない頭で応える。
「可愛い」
ちゅと音を立てて唇を頬に落とされる。
頭が回らない。
「帝人くん」
「はっ、い」
ドキドキする。ばくばく心臓が跳ねる。息が荒い。落ち着けない。
それでも幽さんの顔を見れば幽さんはもう一度僕を抱き締めて

「俺の恋人になってください」

と甘い言葉を囁いた。

************
返事は勿論OKです←
無駄に長い話でしたが書く方は楽しかったです。じれったい話好き………^q^
あ、独尊丸出すの忘れ……………あぁぁぁぁぁ…
また今度の機会にでも…。

これで恋に落ちるなら素敵な恋がいい。は終わりです。


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