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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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バキッ
夕暮れに染まった教室に響いた音。
「勘違いするなよ。お前が可哀想に見えるから、接してるだけなんだよ」
ドスッ。
少年は教室に居るもう一人の少年の腹を蹴る。
パタパタ、と廊下から誰かが来る音がした。
ガラリ。

「あれ?獏良くん?」
獏良と呼ばれた少年は教室に入ってきた少年の近くへ歩み寄る
「仕事は終わったの?遊戯君」
「うん、終わったんだぜー」
「なら一緒に帰ろうよ。」
「うん!」
遊戯は自分の机に駆け寄り鞄を肩に掛ける。
「そういえば獏良くんは何でこんな時間まで残ってたの?」
遊戯がそう歩きながら問い掛けると
獏良は遊戯の首筋に指を這わせた。
「!…獏良くっん?」
遊戯が驚いた顔で獏良をみると
獏良の指は遊戯の頭を抱え込むようにして止まり、そのまま頭を抑えて獏良は己の唇と遊戯のそれとを重ねた。
「んっ!?…っ」
遊戯は何が起きてるのか分からない状態で目を見開いていたが、獏良はそんなのお構いなしに薄く開いていた遊戯の唇から舌を侵入させた。
「んぅっ…ふぁっ…」
獏良の舌が遊戯の歯列をなぞり、遊戯は未知の感覚にただただ震えるばかりだった。
息苦しさを感じ、目を伏せると獏良の舌が遊戯の舌に絡んできた。
「ふっ!…ん、」
唾液と唾液が混ざり合う音が聞こえて遊戯は自分が淫らに思えてきて恥ずかしくなった。
トントンと獏良の胸を叩くと
名残惜しそうに獏良は離れた。
「はぁっ…!!」
苦しさから肩で息をする遊戯。
「ふふっ、ごめんね。可愛かったからつい…」
何時もの優しい笑顔で言う獏良。
遊戯はただ混乱するばかりだった。
「さ、帰ろっ」
獏良はやっぱりいつものように言うのだった。
遊戯は獏良に背中を押され先に進む。
獏良は教室の隅の方を静かに見て、また遊戯に視線を戻すのだった。

教室に居た少年はさっきまで遊戯と獏良が居た空間を静かに見つめていた。




********
獏良が犯罪者\(^0^)/
個人的に獏良→表←バクラでした。
バクラは最初と最後に出てきてる少年です。
そっくりな少年~とか書きたかったけど 書けなかった…\(^0^)/

天羅さんが「ちょっ、獏良くんったら☆」な話を書いていて、
ニタが、「ちょっ、バクラ!おま^^^^^」
な小説を書いてたので
対抗して「獏良^^な」話を書いたつもり\(^0^)/

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