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一個前の記事の続き。
書きたい所までしか書いてない^^^^^←
バン
と荒々しく扉を開ける。
あぁ、彼女はどの部屋に居るのだろうか。
「ユウギ!!」
思わずそう叫んでしまった。
早く抱き締めたい。早く声を聞きたい。早く、早く…!!
「誰だい?騒がしいね」
聞きなれない少年の声がした。
トントン、と階段を降りていく音。
誰だ?この家は自分と彼女しか居ない筈なのに。
トントン、トン。
ペパーミントのような髪の色の少年が…降りてきた。
「誰だ貴様は。」
すると少年は自分の姿を見るなり凍りついたようになった。
「オリジナル…?」
ポツリと呟かれた言葉。
「?何の事だ?」
オリジナル。その単語は余り良くない意味で使われる事が多い。
「まぁ…いいさ。で、君は何の用で来たんですか?」
少年は溜め息混じりに問い掛けてきた。
何の用?ふざけるな。此処は自分と彼女の家だ。
「此処の家主はどうした?」
「居るよ。まぁ…家主というか、家主に見捨てられたから家主になった人が、かな」
「捨てられた?」
自分はユウギを捨てた覚えなんて全く無い。では此処の今の家主はユウギでは無いのか?
そう思考を巡らせていると冷たい視線を感じた。
「そう、「早く戻って来る」と言っていたのを信じて居るのに言った相手はまだ帰って来てないのさ。捨てられたも同然って言っていた。」
「そんな事ユウギが言うはずが無い!!」
その言葉を口にした瞬間、少年がこちらに殺気を放っていた。
「あぁ、やっぱり君がオリジナルか。」
「ユウギはどこだ。」
「会わせる訳無いだろう?」
いちいちカンに障る奴だ。と思った。
「ならば自分で会いに行くまでだ」
トントン、と階段を上がり少年を押しのける。
「君はユウギに会ってどうする気?」
「貴様には関係なかろう」
トントン、階段を上がって彼女の部屋だった所の扉を開ける。
……居ない。
ならば、と自分の部屋を開けた。
すると自分のベッドに誰かが寝て居るのが分かった。
コツコツと歩み寄る。
「ユウギ…」
薄暗い部屋の中。
寝息もたてずに寝て居る女。
それは最期に会った時よりもずっと美しくなった彼女だった。
ずっとずっと触れたかった。あぁ、もう何年も触れていなかった気がする。
手を、彼女の頬へ滑らせようとした瞬間、
「触るな」
と少年の声が聞こえた。
「何だ。また貴様か。」
「いいから早くユウギから離れてくれないか」
「何故?」
「君がユウギに触れる事が許されると思っているのかい?」
少年は相変わらず殺気に満ちた目をこちらに向けていた。
「ユウギの心を踏みにじった奴にユウギを触らせたくない!!!!!あぁ、何でユウギはこんな奴が好きだったんだ!!」
少年は怒りを露わにしていた。
今にもこっちに来て殴りかかりそうだった。
「俺は、今でもユウギを好いている。」
これだけは伝えておかないと駄目だと思って少年に言った。
「ハッ!!好いている?嘘だね。じゃあ何ですぐ帰って来なかったんだい!?ユウギはお前がすぐに帰って来ると言ったのを信じてずっと待っていたんだ!!ずっと…ずっと1人この家で!!」
少年は涙を瞳に浮かべながらひたすら叫んだ。
「ユウギは別に金も名誉も要らなかったんだ!!ただお前が欲しがって勝手に出ていった!!ユウギは…ユウギはお前と居れる方が何百倍も幸せだったのに!!すぐ戻る?ならお前のすぐはとんだすぐだね!?」
少年の言ってる意味が理解できなかった。何故なら自分は1年位しか家を空けて無いはずなのだ。
なのに何故こんなに日を空けた扱いになっているのか…
「オレは2年も此処を離れていた訳ではないだろう。すぐとは言っても金を作るすぐは1日2日で出来るわけ無かろう。」
そう言うと少年は驚いていた。
「ハハハッ!!お前はそれを本気で言ってるのかい!?」
訳が分からない。という顔で思わず少年を見る。
本気も何も本当の事だ。
「っ…瀬人、君がこの家を出て何日だか分かるかい?」
「一年と3月位だろう」
その言葉を聞いた瞬間、少年の顔は不思議な物を見るかのような顔だった。
「5年だよ」
「?」
がくりと少年が壁にもたれる。
「君がこの家を出たのは5年前さ」
信じられない、言葉を聞いた。
**********
本当は眠ってるAIBOが起きて…とか
AIBOが死んでるーとか
あったんですが、書きたい所かけたんでこの話はまぁ終わっていいかな~みたいな←
少年は乃亜です。アニメでは乃亜がオリジナルだったけどあえて逆で^^
因みにこの話の乃亜はユウギが作ったアンドロイドみたいな物。
という設定でした!!
まぁ…出せなかったけどね…
書きたい所までしか書いてない^^^^^←
バン
と荒々しく扉を開ける。
あぁ、彼女はどの部屋に居るのだろうか。
「ユウギ!!」
思わずそう叫んでしまった。
早く抱き締めたい。早く声を聞きたい。早く、早く…!!
「誰だい?騒がしいね」
聞きなれない少年の声がした。
トントン、と階段を降りていく音。
誰だ?この家は自分と彼女しか居ない筈なのに。
トントン、トン。
ペパーミントのような髪の色の少年が…降りてきた。
「誰だ貴様は。」
すると少年は自分の姿を見るなり凍りついたようになった。
「オリジナル…?」
ポツリと呟かれた言葉。
「?何の事だ?」
オリジナル。その単語は余り良くない意味で使われる事が多い。
「まぁ…いいさ。で、君は何の用で来たんですか?」
少年は溜め息混じりに問い掛けてきた。
何の用?ふざけるな。此処は自分と彼女の家だ。
「此処の家主はどうした?」
「居るよ。まぁ…家主というか、家主に見捨てられたから家主になった人が、かな」
「捨てられた?」
自分はユウギを捨てた覚えなんて全く無い。では此処の今の家主はユウギでは無いのか?
そう思考を巡らせていると冷たい視線を感じた。
「そう、「早く戻って来る」と言っていたのを信じて居るのに言った相手はまだ帰って来てないのさ。捨てられたも同然って言っていた。」
「そんな事ユウギが言うはずが無い!!」
その言葉を口にした瞬間、少年がこちらに殺気を放っていた。
「あぁ、やっぱり君がオリジナルか。」
「ユウギはどこだ。」
「会わせる訳無いだろう?」
いちいちカンに障る奴だ。と思った。
「ならば自分で会いに行くまでだ」
トントン、と階段を上がり少年を押しのける。
「君はユウギに会ってどうする気?」
「貴様には関係なかろう」
トントン、階段を上がって彼女の部屋だった所の扉を開ける。
……居ない。
ならば、と自分の部屋を開けた。
すると自分のベッドに誰かが寝て居るのが分かった。
コツコツと歩み寄る。
「ユウギ…」
薄暗い部屋の中。
寝息もたてずに寝て居る女。
それは最期に会った時よりもずっと美しくなった彼女だった。
ずっとずっと触れたかった。あぁ、もう何年も触れていなかった気がする。
手を、彼女の頬へ滑らせようとした瞬間、
「触るな」
と少年の声が聞こえた。
「何だ。また貴様か。」
「いいから早くユウギから離れてくれないか」
「何故?」
「君がユウギに触れる事が許されると思っているのかい?」
少年は相変わらず殺気に満ちた目をこちらに向けていた。
「ユウギの心を踏みにじった奴にユウギを触らせたくない!!!!!あぁ、何でユウギはこんな奴が好きだったんだ!!」
少年は怒りを露わにしていた。
今にもこっちに来て殴りかかりそうだった。
「俺は、今でもユウギを好いている。」
これだけは伝えておかないと駄目だと思って少年に言った。
「ハッ!!好いている?嘘だね。じゃあ何ですぐ帰って来なかったんだい!?ユウギはお前がすぐに帰って来ると言ったのを信じてずっと待っていたんだ!!ずっと…ずっと1人この家で!!」
少年は涙を瞳に浮かべながらひたすら叫んだ。
「ユウギは別に金も名誉も要らなかったんだ!!ただお前が欲しがって勝手に出ていった!!ユウギは…ユウギはお前と居れる方が何百倍も幸せだったのに!!すぐ戻る?ならお前のすぐはとんだすぐだね!?」
少年の言ってる意味が理解できなかった。何故なら自分は1年位しか家を空けて無いはずなのだ。
なのに何故こんなに日を空けた扱いになっているのか…
「オレは2年も此処を離れていた訳ではないだろう。すぐとは言っても金を作るすぐは1日2日で出来るわけ無かろう。」
そう言うと少年は驚いていた。
「ハハハッ!!お前はそれを本気で言ってるのかい!?」
訳が分からない。という顔で思わず少年を見る。
本気も何も本当の事だ。
「っ…瀬人、君がこの家を出て何日だか分かるかい?」
「一年と3月位だろう」
その言葉を聞いた瞬間、少年の顔は不思議な物を見るかのような顔だった。
「5年だよ」
「?」
がくりと少年が壁にもたれる。
「君がこの家を出たのは5年前さ」
信じられない、言葉を聞いた。
**********
本当は眠ってるAIBOが起きて…とか
AIBOが死んでるーとか
あったんですが、書きたい所かけたんでこの話はまぁ終わっていいかな~みたいな←
少年は乃亜です。アニメでは乃亜がオリジナルだったけどあえて逆で^^
因みにこの話の乃亜はユウギが作ったアンドロイドみたいな物。
という設定でした!!
まぁ…出せなかったけどね…
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