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一応 盗賊王表 です^^
何か色々駄文すみません。
…古代編パロてす。

盗賊達の輪から離れて少し歩くと探していた人影を見つけた。
「ユウギ」
声をかけた瞬間ユウギは飛び上がって勢いよく此方を振り返って見た。
オレは溜め息をつきながら
「そろそろ慣れたらどうだ」
と言う。
自分の言いたい事の意味は理解しているらしい。
気まずそうに俯く。
「あの…」
「あん?」
「ずっと…不思議に思ってたんですけど…」
いきなり質問かよ。まぁいいけどな。
「バクラさん…?盗賊王さん?って…」
「とりあえず名前は好きに呼べ。」
するとユウギは大きな目を更に開いてその後すぐにっこり笑って
「じゃあ、お頭!!お頭はどうして僕なんかを拾ってくれたの?」
「…何でお頭なんだよ」
「だってみんなにはそう呼ばれてる。」
「…まぁ…」
そうだな。

「で、どうして?」

大きなまん丸の目が好奇心に満ちた目で見てくる。
だが、その理由はオレ様のプライドに深く関わるため言いたくない。
ぶっちゃけるとユウギを拾った理由は

 可愛かった からである。
ユウギの家を滅茶苦茶にしてユウギに会って
一目惚れしてしまったのである。
そんで、かっさらってしまって共に行動して今に至る。

困った。非常に困った。
冷や汗が珍しくダラダラ背中に流れる。
正直に言うには理由が何とも言えない。
つーか正直に言いたくねぇ。
「…お前が…」
「僕が?」
「目に入った瞬間お前が欲しくなってかっさらった。そんだけだ。」
何だこれは。盗賊王様らしくねぇな!!これじゃまるで愛の告白だ!!
でも可愛かったから。なんて言うのだけはごめんだ。
募るモヤは投げ捨ててユウギを見るとユウギはやっぱりにっこりと笑って

「じゃあ、つまり運命ってやつかな!?」

と幸せそうに言ったので
ただ自分は「そう思っておけ」
とぶっきらぼうに言うしかできなかった。


お前はもう知っているだろう。
お前の家を滅茶苦茶にしたのはこのオレ様だということを。



*********
古代編案1の1。
可愛いもの好きの盗賊王と一緒にいる王様の実弟のユウギ。の話。
盗賊王と一緒に居て…これで終わり^^^^^^^
1の2は盗賊王と一緒にいる王様の弟ユウギが王様と再会できる話。(でも敵同士。と言えば敵同士。)
古代編案は何個かあるからなぁ~(設定だけ)
また違う古代編書くかもなぁ。
王様と弟ユウギの話な2の2とか。
でも古代編うっかり駄目な事書いちゃいそうだ^^


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