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「遊戯!!出かけるぞ!」
「へ?」
†素敵な日を君に捧げるためのスペシャルプラン!!†
「なぁに?いきなりどうしたのさジャックくん」
「…」
のほほんと紅茶を飲んでいるコイツは今日が何月何日だか分かっているのだろうか
「いいから行くぞ」
今日の作戦を話したく無いため行くぞしか言わないでおく。
「もージャックくんてば…ちょっと待ってて!!」
遊戯はカシャリとカップとソーサーを流しに置き、水を張って二階にドタドタと上がって行った。
「…」
ちらりと携帯のサブディスプレイをみると
12/25 11:32
の文字。
ドタドタと遊戯が降りてくる。
「はい、多分これでOKだよ!」
「そうか」
なら行くぞ
と遊戯の細い腕を引っ張る。
「わっ!」
外へ出ると車が止まっている。
車のドアを開けて遊戯に先に乗るように促す。
「シートベルトをしっかり着けてくださいね」
自分の側近の狭霧が運転手だ。
「狭霧さん!って事は…!」
遊戯の顔が青ざめていく。
「どうした遊戯」
「どうしたもこうしたも無いよ!!さ、狭霧さんが運転手!?」
カチリとシートベルトを着ける。
「そうだ。何か文句でもあるのか」
「だって狭霧さんスピード狂じゃない!!」
「そうね。みんなそう言うわね。
だから、 しっかりシートベルト着けてって言ってるんです!!」
そう言うなりギュルと音を立てて車が走った。
「ひぃい!!!」
シートベルトをまだ着けていなかった遊戯が飛びそうなのをしっかり押さえる。
「なんだ!まだ着けていなかったのか!」
「だだだだってえぇぇ!!」
「あんまり喋ると舌噛みますよ!」
「うへぇえ~」
ちなみに十代と覇王が家まで狭霧に乗せて貰った時から2人は遅くまで事務所に残らなくなった位、狭霧の運転は凄まじい。
自分はこの爽快感が好きなのだが。
ギャギャギャギャ!!
と音を立てて車が止まった。
信号が赤になった時遊戯は口を開いた
「で、ジャックくん。どこに行くの?」
「…今日が何の日か知っているか?」
「うーん12月25日なのは知ってる」
「クリスマスだろう!!」
そう大きな声で言った途端遊戯は驚いて俺の顔をマジマジと見た。
「え!?クリスマスって昨日じゃないの!?」
「昨日はクリスマスイブだ!!」
「え?だからクリスマスじゃないの?」
「イブは前夜だ!今日がクリスマスだ!!」
「へぇ~そうなんだ…」
イブって前夜なんだぁ
と遊戯は1人ごちゃごちゃ言っている辺り一般教養だろうと肩を落としたくなる。
「それで?クリスマスにどこへ行くの?」
「食事に決まっているだろう。」
「食事!!」
「あぁ。何か文句あるのか?」
「だってどうせまた高そうな所でしょ!?僕あーゆーの食べるの苦手だし…」
「練習になるだろう!!それに今回は席では無く部屋を貸し切った。から周りの目は無い。」
「げっ!!ちょっとそれって高いんじゃ…」
「それほどではない。そんな余計な心配はするな!!」
「はぁい」
けれどやはりあまり乗り気ではない遊戯を見てある不安が出てきた。
「まさか、あぁいったフルコース系の料理は苦手か?」
考えてみれば遊戯はハンバーガー等のジャンクフードが好きなのだからもしかしたらキチンとした料理は苦手だったりするのか?と思って聞いたが
「ううん!全然!!食べ方は苦手だけど料理は美味しいから好きだよ!!」
と返ってきた。ならいいだろう。
「今回、食べ方やマナーは私とアトラス様が教えますからね」
「えっ!本当!?狭霧さんも今日一緒に食べるんだ!?」
「練習、ですからね」
「わぁ~狭霧さんもっわっ!!!!!」
ガクンとまた車が走り出す。
「舌噛まないよう気を付けてくださいね」
クスクス笑って狭霧は言った。
少し車が走った所でピロピロと遊戯の携帯が鳴った。
が遊戯はシートベルトに掴まったまま動かない。
「取らないのか?」
確かその音楽は遊星用のだろう。
そう付け足すと遊戯は顔をこちらに向けて
「そうなんだけど、取れるわけ無いでしょ!!メールだったら酔うし電話だったら舌噛んじゃうよ!!降りてから!!」
至極真面目な顔で言うものだから思わず笑ってしまった。
「もうすぐ着きますよ」
「そうか」
「あ!ジャックくん珍しくニヤニヤしてる!」
コンと遊戯の額を小突く
「人聞きの悪い言い方はやめろ。」
「あはは、ごめん」
キキーッと車が止まる。
着いたか。とシートベルトを外しドアを開ける。
「わ!もう着いたの?」
遊戯が慌ててシートベルトを外し、車から降りる。
「さぁ、行くぞ」
パシリと細い腕を取り軽く引っ張りながら歩く。
「な、何か凄い所だね」
「いつもとあまり変わらん」
遊戯は目の前のレストランに驚いて呆けているが
まだまだこれからが本番なのだからその程度で騒ぐなと言うと遊戯は笑って
「お手柔らかにね、ジャックくん」
なんて言った。
「俺からのクリスマスプレゼントだ」
と返すと遊戯はまた笑った。
*************
長くてすみません!!\(^O^)/
クリスマス小説^^^^^^^^
昨日書けなかったから今日(笑)
しかも今日もギリギリ(笑)
ジャ表+狭霧さん!!\(^O^)/
ほのぼのな感じで^^^^^^
狭霧さんはmy設定^^^^^^
ごめんキャラ違って!!でも狭霧さんは素敵な女性ならいいと思う!!←
ジャックを尊敬してて、相棒を可愛がってる感じ^^
覇王と十代を出したのは車酔い強そうというmy設定から!!(my設定多すぎww)
クリスマス小説なので需要ないフリーにしときます(笑)
新年までフリー^^^^^^^
携帯に保存するなりどうぞ!!←
サイトに展示なされる場合は豆が書いた事位書いてくだされば(笑)
長かったら分けても構いませんので。
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