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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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そういえば朝から騒がしかった。

†ただ、それだけです。†

何時ものように相棒と話しながら理科の授業を受けていた時。

スパアァァァァァァァァァン!!!!!!!
と教室の扉が勢い良くスライドされ、
「遊戯ィ!!」
と怒鳴りつける声が上がった。
「え?」
「相棒、何も聞くんじゃない。幻聴だ」
「いや、でも…」
「遊戯。」
チッ来やがった…。
「何だ海馬」
珍しく登校したと思ったら堂々遅刻か?もう3時間目だぜ?
「アテム、貴様には関係ない。」
「おはよう海馬くん。いきなりどうしたの?授業中だよ?」
「遊戯、決闘だ。」
「はい??」
いきなり出て来ていきなり決闘を申し込んで相手を困らせるだなんて本当に自分勝手な奴だ。
相棒が目を見開いて困ってる。
「えーと、ね、今授業中だよ。」
「そんな事は分かっている。」
「じゃあ分かるよね?今は決闘なんか出来ないよ。」
「授業を休めば良いだろう」
「何言ってるんだよ!君、僕を留年させる気ぃ!?」
「貴様の頭が低レベルすぎるのだ!!」
また喧嘩が始まるな。オレは溜め息をついて相棒を見る。
「あ!ヒッドイ!!そんなハッキリ言わなくても!!」
「訂正して欲しくば大人しく構えるのだな!」
「言ったね!」
ヤバいな。それじゃあ海馬の思い通りだぜ相棒。
「海馬!!」
「む、何だアテム。」
「今は授業中だから昼休みにしろよ。飯食った後の相棒の方が強いだろうしな。」
そこまで言うとようやく相棒は熱が冷めたようで
「そだね。ご飯食べ終わった方が集中力とか増すもんね。じゃあ海馬くん、昼休みにね。」
とあっけらかんに言った。
「ふぅん…いいだろう。」
海馬もあっさり引き下がった。
気味が悪いぜ…。
それから再開された授業が終わると相棒は海馬の元に行き、
「ご飯一緒に食べるよね?」
と聞きに行き、海馬も一緒に飯を食うはめになった。なんてこった。


「あ、海馬君?もしかして登校拒否だった海馬君?」
食堂に着くなり海馬は獏良くんに捕まった。
「黙れ電波ぁ!!誰が登校拒否だ!!」
「えー?2年になって来るの4回目でしょ?今6月だよー?単純計算して60日の内4回しか来てないって事だよ?1/15の確率?あはははっ」
ケラケラと獏良くんは笑う。海馬は端から見ても限界だった。
「黙れ電波!!!!貴様には俺の忙しさが分からんのか!!」
「分かってるよ。社長さん。君が遊戯くんといるからいじめただけー」
好き勝手言うなり獏良くんはカウンターに行った。
「あー!!!!!!!」
やたら大声が後ろからするもんだから驚いて振り向いた。
「海馬先輩だ!!」
「十代君…」
強い決闘者が大好きな十代君はキラキラ目を輝かせて海馬に駆け寄る
「海馬先輩っ!お久しぶりです!オレの事覚えてますか!?タッグで戦ったんですけど…!!」
海馬は珍しく
「ああ。ヒーローデッキのか」
なんて返した。驚いたぜ…海馬が自分に負けた決闘者の事を覚えているだなんて…いや確かに苦戦した相手だが。
「今度は俺と、サシで勝負してください!!」
「いつか暇な日が有ったらな。」
海馬は頭をどこかにぶつけたのだろうか。気味が悪いぜ…。
「海馬くん、僕たち先にカウンターでご飯買って来ちゃうね。」
忘れられてた相棒がオレの手を引いて言うなり
「えっ、遊戯さん行くならオレも!!」
と十代君がついて来た。
「早く食わんと時間が無くなるな。」
そう言って海馬もついて来た。

席について食べながら話していると
「おやー?珍しい人が居るねぇ」
と天上院くんや丸藤、藤原くんの3人まで来た。
「久しぶり、海馬君。」
天上院くんは笑いながら座る。
後の2人も座り、ワイワイ話すところだが。
「遊戯、貴様…早く食べ終わらんか!!」
「うぅ…ぐ」
「相棒!そんな無理に早く食べようとすると体によくないぜ!!」
「そうだよ遊くん!そんなに急いだら詰まらせちゃうよ。」
「早く食べ終われ遊戯!!」
海馬が黙っちゃ居なかった。
「海馬…お前は黙れ!!」
「食べるのが遅すぎるだろう!!」
「うぐ…む」
「武藤君…せめて飲み物で…」
「海馬は何故そんなに急かすんだ…」
「そいつと決闘するからだ。」
少し涙ぐみながらハンバーガーを何時もより早く食べる相棒はとても辛そうで、海馬に対して殺意が芽生えた。
決闘するからだ。と言った海馬に対し、丸藤は溜め息をつきながら炊き込みご飯を口に放る。
「そんな事ばっかりやってると遊君に嫌われるよ海馬君。」
と天上院くんは少し毒づきながらオムレツを食べる。
「武藤君、手にケチャップ付いてるよ」
と言いながら紙ナプキンを相棒に渡す藤原くん。

「海馬、お前は自分勝手すぎるだろう!!」
そう海馬に言うと隣から
カタンッ!!!
と音がして隣を見る。
「た、食べ終わったよ!!行こう海馬くん」
律儀に何時もより10分も早く食べ終わって席から立った相棒が居た。
「相棒…」
こんなやつの為に…
と思ったのはオレだけでは無いようで、

「主の食事時間を減らすなんて…許せない…」

相棒の後ろにサイレントマジシャンの怒りに燃える姿があった。
海馬は始めて精霊を見た時から無視しまくっているのでやはり無視をして相棒と共に食堂を出る。
「ファラオ、どこでやるんだい?」
天上院くんが興味深々に聞いて来るが、特にどこで。とは言ってなかったから何時もの場所だろう。
「多分、中庭だぜ。」
そんな事を言って自分は相棒と海馬を追いかける。

中庭に着くと海馬は
「ワハハハハ!!やっと決闘ができるな遊戯ぃ!!」
と迷惑な声量で高笑いをした。
「久しぶりだね。君と決闘するの」
相棒はニッコリ笑いながら対応をする。
「でも僕が相手でいいの?もう一人の僕居るのに…」
「構わん。むしろオレは貴様と決闘しに来たのだ」
「ふぅん…そうなんだ」
2人でカードを交換し、シャッフルしてお互いに渡す。

「「デュエル!!」」

海馬、お前…そうとう恨まれたな。

「サイレントマジシャン!青眼の白龍にアタック!!」
「サイレントソードマン!プレイヤーにダイレクトアタック!!」

はっきり言って、相棒の最初の手札がチートだろそれ。って位良すぎた。
「ぐっ…」
「勝った!!」
サイレントマジシャンとソードマンが清々しい顔で帰って行った。
怖すぎるぜ…。
「何か一方的な感じだったねぇ」
「普通に海馬君も良い手札だったのに…」
「武藤の有り得ないドローには勝てなかったか…」
「遊戯さん強ぇー」
「海馬先輩1ターン目で究極竜出せてたのに…」
天上院くんと藤原くんと丸藤とヨハンと十代君の感想である。

「久しぶりにやったけどやっぱり凄いね海馬君。直ぐに究極竜出すんだもん。びっくりした」
「ふぅん…当たり前だ。オレのデッキの象徴だからな」
「でも直ぐに必要な4枚が手札に来るんだもん。凄いなぁ…」
「決闘者たるものそれ位出来んでどうする」
「えー?来ないときは来ないよー」
「修行が足りんのだ!!」
「修行ー…?」
仲良く話をする相棒と海馬。
くそ、あまり相棒に近寄るな海馬ァァ!!
「オレは仕事に戻る」
「え?」
相棒は素っ頓狂な声を上げた。
「ちょ、帰るって?」
「そのままの意味だ。オレは仕事に戻る。」
「えぇ…。」
バラバラバラバラバラバラバラバラ
と耳に痛い音を立てながらヘリが近寄るのが見え、そのヘリから梯子が垂れ下がり、海馬はヘリに乗った。
バラバラバラバラとヘリが遠ざかって辺りは沈黙。

「彼、遊くんと決闘したかっただけ?」

と言った天上院くんの言葉に相棒を除いた全員で無駄な出費だなぁと思う事しかできなかった。



*****************
社長やっと登場\(^O^)/
3天才がでしゃばったりしたのは趣味です^^^^^^^^^^^
藤原くんのキャラがまた分からなく^^^^^^^^^
社長は相棒と遊びたかっただけです。本当にそれだけです。
ヘリ代勿体ない^^
社長は朝から一応居たんですが、職員室、理事長、校長室に居ました。
サイレントマジシャンは主の事が世界で一番大切です。だから些細な事だと思われるような事でもブチ切れる事があります^^^^
ていうかこれもタッグデュエル終わった後の話かよ^^みたいな←←

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