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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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GとDの学園パラレル
何でもあり。
長すぎるので携帯からの方要注意です。電池切れます。(笑)

「あ、今日の組み合わせ君と十代くんじゃない」
「…相棒は城之内くんとか」
実習室に着いて組み合わせ表を見るとそんな事が書いてあった。
「せんぱーいっ!!」
僕ともう一人の僕が振り返ると噂の十代くんと黄色の制服に身を包んだ生徒が傍らに居るのが見えた。
「あ、十代くん。あれ?君は…?」
「初めまして!十代のアニキの弟分の丸藤翔っス!!」
「丸藤…?」
「丸藤亮くんの弟さんかな?」
「そっ、そうです!!」
「今日の実習はイエローと合同だったか?」
もう一人の僕がまた組み合わせ表のほうを見る。
「今日は一年全員と合同ですよ!!」
すかさず十代くんが言うともう一人の僕はそのまま組み合わせ表をじっくり見始めた
「相棒!!大変だ!」
いきなり大声でもう一人の僕が叫んだので教室に入っていた生徒は驚いてこっちを見る
「な…なにが大変なの?」
「対戦時間がお前と被ってるんだ!!」
「よくある事だよ。対戦時間が被るなんて4試合同時なんだから」
「冗談じゃない。相棒と城之内くんの試合を見れないなんてふざけてるぜ!!」
「君、そうやって最初の方の授業すっ飛ばそうとしたよね。」

もう一人の僕は最初の方の授業で僕と対戦時間が被った時にクロノス教諭に向かって
「棄権したいんですが。」
などと言ったのだ。寮の中で一番強い寮長が寮の中での対戦で棄権します。これにはみんな驚いていた。僕だって驚いた。
「どどどうしてなノーネ!?」
教諭が動揺したまま聞くともう一人の僕は
「相棒と対戦時間が被ってるからですが」
あっけらかんと言った。
「はぁっ!?」
思わぬ所で指名が出て来た僕は隣の涼しい顔を見たけど
「オレはお前のデュエルが見たい」
なんて返してきた。
いや、うん、そりゃあね。僕だって君に応援されるのは嬉しいよ?でもさぁ…これは授業なんだぜー?
「僕だって君を応援したいよ…」
デュエルをしている時のもう一人の僕は文句なしに格好いい。そんなもう一人の僕を応援したい。これは本当の気持ちだ。
「相棒…!!だが時間が被っているからな。どちらかは応援できないだろう。」
あのね。だから、授業だよこれ。
「もう一人の僕。これは授業だよ?」
念の為言った。
「ああ。分かっているぜ相棒。」
「棄権するっていうのは、授業を放棄してる事になるんだよ?つまり点数が下がるの」
「それが?」
それが?それがはないでしょ!?

「君、そんな下らない理由で単位落とす気!?」

僕はもう怒った。
「下らない理由なんかじゃない!!」
もう一人の僕はすぐさま返してきた。

「下らないよ!!寮長である君が寮でのデュエルを棄権する事なんかよりよっぽど下らない!!」
「好きで寮長になった訳じゃないぜ!!」
「じゃあ、僕が寮長代わるよ!!」
「相棒!それだけはしちゃいけない!!」
「大体僕のデュエルなんていっぱい見れるでしょ!?偶々今回被っただけで…」
「オレはお前のデュエルを全て見たい!!」
強情だなぁああ!!
「あのねぇ」
「ストーップ!!!!!!!!」
「教諭…」
「…」
「分かったノーネ。セニョールアテム、時間をずらせば文句なしなノーネ?」
「はい」
「なら分かったノーネ!!セニョールアテムのデュエルはセニョール遊戯の次に回すノーネ!!」
「でも教諭…!!」
もう一人の僕を甘やかすだけですよ。と続けたかったけど
「ありがとうございますクロノス教諭!」
ともう一人の僕がキラキラした顔で言ったのを見ると何も言えなかった。

そんな事が有った。

「まさかまた被るなんてね」
「クロノス教諭はオレを棄権させたいのだろうか」
「また棄権する気なの?!」
「ああ」
もう一人のバカバカバカ!何考えてるんだよ!
「十代くんは君とのデュエル楽しみにしてるんだよ?」
「すまないな十代くん」
「いや、完結させないでよ」
「だがオレは、」

キーンコーン

「みんなおはようナノーネ」
「!おはようございます。」
みんな揃って礼をする。
「ん?セニョールヨハンと天上院が居ないノーネ?」
「あ、その2人は日直で先生に呼び出されてましたー」
十代くんが手を挙げて言うとクロノス教諭は出席簿に記入してみんなを見る。
「えー、今回の課題ーは、時間制限無しで、試合が終わったら速やかに次の試合を行うーノ。」
時間制限無しで開始時間も無し。それって大変じゃないかな…。
「早く終れば終わるほど好成績の予定ナノーネ。」
ざわりと教室が騒ぐ。
「ブルーとイエローの生徒は今回は見学に来て貰ったノーネ。」

「先生」
隣に居たもう一人の僕が手を挙げる
「セニョールアテム、なにか?」
「サレンダー、もしくは棄権は有りですか?」
「どうしようもない時のサレンダーは仕方ないノーネ…でもなるべく止めて欲しーノーネ」
「ダメだよ。サレンダーや棄権なんて絶対しちゃだめ!!」
僕はもう一人の僕に釘を刺す。
「相棒…」
「クロノス教諭は君の事も考えて今日みたいなルールを考えて下さったんだよ?上手くしたら時間全然合わないんだから。」
「…」
「ね。棄権なんかしちゃダメだよ。」
「…わかった」
僕はホッと息を吐く。
自分の試合中にもう一人の僕の試合が始まってもこの方法ならもう一人の僕の試合が見れるからだ。

「ハイ!早速第一試合始めるノーネ!!」

ガラガラッ
「「「すいません遅れました!!」」
天上院さんとヨハンくんだ。
「遅刻ナノーネ」
「「すいません。」」
「まぁ君たちは見学だから良いノーネ。さぁ!第一試合始めるノーネ!!」

そう言って僕ともう一人の僕は城之内くんの方へ行く
「おーっす」
「やっほー、今日はよろしくね城之内くん。」
「お手柔らかに頼むぜ遊戯ー」
「そっちこそサイコロで6出すの止めてよねー?」
「こんにゃろー」
「あははは」
僕と城之内くんがじゃれていると
「城之内くんあれからデッキ代えたか?」
もう一人の僕が城之内くんに聞く。
「ん?あぁ。少~しだけな。代えたぜ。」
「そうか。なら勝敗は分からないな。」
「もう一人の僕も一昨日デッキ少し組み直したもんね」
「そうなのか!?」
「うん。少しだけどね」
「また強くなんのかよー」
「いや、それはどうかな」

「あ、もう一人の僕。」
「?何だ相棒」
「アレ、結局入れた?」
「ああ。入ってるぜ」
「げー、重いんじゃない?」
「揃えば平気だろう」
「うーん。」
もう一人の僕が入れたと言ったのはモンスターカード。☆7つの生け贄が2体も必要な上級モンスターである。
もう一人の僕のデッキは普通の人には余り使いこなせない位上級モンスター多めの重いデッキだ。
なのに。また上級モンスターを一枚入れたとなると…手札事故多そう。
「楽しみだけどね」
「だろう?」
「一回手札事故のアテム見てみてぇなぁ」
「それはちょっと酷いぜ城之内くん」
あははと笑いあって試合をしている所を見る。
「僕と城之内くんの試合の方が早く始まるかな?」
「遊戯、わかんないぜ…もしかしたらあの伏せカード悪魔のサイコロかも」
「サイコロつかうのなんか城之内くん位でしょ」
「あーっ言ったな!こんにゃろこんにゃろ」
「あははっでもあんな運任せなカード普通は怖くて使えないもん。」
「でもすげードキドキするカードだろ?」
「「確かに」」
僕ともう一人の僕は笑って言った。

「セニョール遊戯!セニョール城之内試合なノーネ!!」
「お!オレらだぜ。」
「だね。」
「今日の城之内克也はひと味違うからな!!」
「僕は何にもまだ代えてないなぁ」
代えると色々あるんだもん。
「よし!行くぜ遊戯!!」
「うん!!じゃあね、もう一人の僕」
「ああ。見れる所までは見てるぜ。頑張れよ2人とも」

僕と城之内くんはリングに立つ。

「それでは、試合開始なノーネ!!」

「「デュエル!!」」


高らかに相棒の声が響く。
「行くよ!僕の先攻!ドロー!!」
デュエルをしている時の相棒はキラキラしていてとても綺麗だから好きだ。
「モンスターを一体セット!リバースカードを2枚セットしてターンエンド!!」
普通に考えて伏せカードは罠と魔法カード。問題はモンスターの効果だろう。

「オレのターン!ドロー!オレはリバースカードを2枚セット!ターンエンドだ!」

事故なのか城之内くん!?モンスターをセットもしないだなんて。
「僕のターン!ドロー!僕はサイレントマジシャンLv0を召喚!サイレントマジシャンでダイレクトアタック!!」
「ぐっ」
大丈夫なのか城之内くん!!サイレントマジシャンは君のターンで一つレベルを上げてしまうぜ?
「リバースカードを一枚セット。ターンエンド。」

「アレがサイレントマジシャンかぁ。」
後ろから少し気の抜けたような声がした。
振り返ると十代くんや…ヨハンが居た。
「遊戯先輩のエースモンスターだよな。ソードマンもか」
「初めて見た。」
「そうか。違う寮だからあまり見る機会無いもんなヨハン。あ、アテム先輩!」
「ん、なんだ?」
まさか会話に入れられるとは思わなかった。
「アテム先輩この試合どっちが勝つと思います?」
「…さぁな。相棒に分があると言えば有るんだが、城之内くんが切り札を引いたら、勝負は分からないな」
「「切り札?」」
「あぁ。切り札だ。言っておくが、それがなんなのかは教えないぜ。」
そう言ってやると十代くんとヨハンは顔を見合わせて分からない。と言い合った。
「リバースカードオープン!!天よりの宝札!!お互いに手札が6枚になるようにカードをドロー!このカードの効果によりサイレントマジシャンの攻撃力は一枚につき500ポイントアップ!城之内くんが引いた枚数は3枚!!よって1500ポイントアップ!!レッドアイズ撃破!」
「げぇえ!!」
「さらに、天よりの宝札の効果でドローした手札にワタポンが居た事により、ワタポン特殊召喚!!」
「オレはカードを2枚セットしてターンエンドだ!!」
城之内くんのライフが大変な事になっている。
1ターン目のあの状態でレッドアイズを呼べたのはすごいが、やはり相棒の読みが上回っている。
「城之内先輩ヤバいな」
「起死回生できるのか?」
城之内くんの目はまだ燃えている。
まだ切り札も何時ものお得意カードも出ていない。
「僕のターン!ドロー!!この瞬間サイレントソードマンのレベルが3に!サイレントソードマンで裏守備モンスターに攻撃!」ソードマンの攻撃で城之内くんのフィールドはがら空き。
「サイレントマジシャン!ダイレクトアタック!!」
「トラップ発動!!リビングデッドの呼び声!更にトラップ発動!悪魔のサイコロ!!」
レッドアイズとサイコロがフィールドに出現する。
サイコロの目は5。
「っしゃあ!!サイマジ撃破!!」
「くっ…!!」
レベルが最大にまで上がったサイレントマジシャンが破壊される。これは痛いな相棒。
「僕はカードを一枚セット。ターンエンド。」
「オレのターン!!」

「セニョールアテム!セニョール十代!試合なノーネ!!」
これからと言うときに。

「えー!!クロノス教諭!ちと待ってよ!」
「早くするノーネ!!」
「十代くん。」
「は、はい!」
「なるべく早く終わらそう。」
「え?あ、はい」
ああ結局その相棒の試合は全部見れずに相棒が応援に来てくれる位オレの試合は長かった。やはり今度から時間が被った時は棄権しようと誓った。


*********
高橋氏ルールの試合です。
結局王様と相棒が勝ちます。
デュエルシーンとか長すぎる\(^0^)/
サイマジのレベルアップでいくつ攻撃力アップすんのかイマイチ覚えてない←
長すぎ本当に申し訳ないです

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