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三幸ですよ。あま~いはなし。
手は頭をゆっくり撫でる。
「幸村?」
「はい?」
「…どうかしたのか?」
訝しげに自分を見る三成に幸村は首を傾げる。
「…………」
「三成殿?」
「いい。気にするな」
目を閉じた三成にそうですか。と小さく呟いて幸村は膝枕をしている為自分の膝の上にある三成の髪に手を伸ばす。
さらさらと手を滑る髪にあ。と幸村が零す。
「す、すみません三成殿……」
無意識に三成の髪を梳く手を慌てて退けようとする幸村に三成は目を閉じたまま
「いい。好きなだけ梳いていろ」
などと言う。
犬や猫扱いに近いその無意識の行為に三成が嫌がっていたのかと思ったが許可が降りたのででは失礼します。と少しだけ笑いを含みながら幸村はそっと手を動かす。
三成の茶髪がサラサラと指の間や手を流れるのが気持ちいい。
「お疲れのようですが、寝たら如何ですか。」
「いや、眠ったら起きれる自信が無いのでな。」
「このまま寝たら、私が起こします」
ゆっくりと頭を撫でる感覚に脳が休まるような気がする。極めつけにその言葉は今の三成にとっては大変甘い誘惑だった。
「幸村」
自分の真上に有る幸村の顔に触れれば幸村は柔らかな笑みで何ですかと応える。
「俺はお前に甘えてばかりだな…」
少し癖の有る黒髪を耳に掛ければ
「いいえ。私も甘えてますので」
とほんのり赤い顔をして幸村は言う。
ぐん、と起き上がって口付けてまた膝の上に頭を乗せて目を閉じた。
「俺は少し寝る。撫でてても構わん」
「……は、はあ………おや、すみなさい三成殿」
「ああ、おやすみ」
微笑んで自分を見てるだろうと思い最後の最後に薄く目を開け幸村を見たが真っ赤な顔をして右手で唇を押さえて左手で茶髪を触っていた。
可愛らしいことだな、と胸の中で呟き心地好い眠りへと三成は堕ちていった。
****************
ひざまくらですyry←←←
殿は幸村可愛い可愛い思ってて、幸村は自分に甘える殿可愛いなぁって思ってる感じの。
膝枕はいいですね。うん。絶対固いと思うけど殿の愛で柔らかくなるんです、筋肉も(なにそれこわい)
ネタ提供ありがとうございmry(お前)
何時もと書き方変えた感じで。……………………読みにくいか…な……orz
三幸です。現代パラレル
こういった、なんてことの無い事で満たされる気がするのは病的だと自分で思う。
「すみません、遅れました。」
慌てて駆け寄る幸村に
「電車がな」
と一言付け足してやれば幸村は苦笑する。
お前のせいでは無いだろう、気にするな。お前はなんでもかんでも気にしすぎだ。
溜め息を吐きながらそう言ってやれば、
「けれど三成殿は随分早く来ていたのでしょう?」
と苦笑混じりに幸村は言う。
「いや、俺は車だからな。」
「あ、そうなのですか。」
昨夜は仕事に没頭しすぎて随分夜遅くに寝てしまった。
電車に乗るため早く起きるのが嫌で遅めに起きて車を使った。
「三成殿が運転を?」
「流石にこの程度の距離でタクシーは使わん。」
さて、昼食にするぞ。と幸村の手を引けば幸村は柔らかく笑う。
「三成殿のお勧めの店というので楽しみです。」
「……そうか」
「ええ」
幸村の中で俺は彼の世界のどれくらいを占めて居るのだろうか。
などと考えくすりと笑う。
「和食は好きなんだよな」
「ええ、三成殿よりは」
「……言うようになったな」
「ふふ」
和食には色々と有ったのだ。色々と。
カラカラと扉を開き店員に二人だ。と指を立てれば店員に案内される。
「あ、の…三成殿、」
「なんだ」
案内されたのは畳に襖。開けっ広げてある空間のひとつ。
向かい合って座っていれば幸村は居心地悪そうに縮こまって正座をしている。
「その、なんといいますか…私にはそぐわぬ場所のようでして…」
「そんな訳がないだろう。和食処はどこもこんなだろう……」
「そうでしょうか…」
「というか幸村」
「はい」
「お前の家もこんな風に食事をしていると言っていたではないか」
昔聞いた幸村の家の話は俺には気が遠くなるような話だった。
「…家は、家……なので…」
「…………外食店で緊張する奴があるか!正座でなくとも良い」
すみません。と言って幸村は脚を崩す。
「失礼します。」
開けっ広げの背後から店員が入ってくる。
ああ、そういえばメニューを見てない。
茶とお絞りを置いてる間にパラリとメニューを見る。
「ご注文がありましたらどうぞ」
「ああ、ならこの定食を2つ。」
前に食べた定食を指して言えば店員ははいと応え失礼します、と言って出ていった。
「み、三成殿っ」
「なに、お前が嫌いなものはなかった」
「……………」
何とも言えない顔で俺を見る幸村につい口の端が上がる。
渡された茶で喉を潤し、幸村も茶を飲む。
「………………最近、なかなか会えなくてすまなかった」
「え?」
「仕事ばかり優先してしまってな、その…お前からのメールを返せなかったりと…すまなかったな」
只でさえ、気の利いた返事をできないのに返事すらしなかった最後のメールがずっと俺の頭を悩ませた。
そのメールに返信しなかったせいなのか幸村から3日に一度位の頻度でくるメールが来なくなった。……2週間ほど。色々耐えられなくなって外出しないかと誘ったのは昨日。
「いいえ、忙しい三成殿の事を考えず送ってたのは私なのでお気になさらず…」
「何を言う。俺を気遣うメールなのだ。迷惑ではない。」
寧ろ毎日送ってきたって構わない。と思うもそこまで言えない自分に歯噛みする。
「失礼します」
店員が数人入って料理を手早く置く。
「では、ごゆりと」
スパ、と開けっ広げの間に襖が蓋をした。…………個室になるのか。
「綺麗ですね」
並べられた料理に幸村がほぅ…と息をつく。
「そうだな……冷めぬうちに食べるか」
「はい」
いただきますと言って二人で食べ始める。
「三成殿」
「ん?」
「やはり、私はこうして貴方に会う方が好きです」
先ほどの会話あっての言葉だろう。幸村がそう言ってくれる。
「そうだな……………俺もだ」
にっこり笑いながら食べる幸村に堪らなくなって頬を緩めた。
***************
社会人三成と学生幸村。
メールで毎回「体調にお気を付けて」とか言われてるんだろうな!
嫁に来い幸村!って毎回思うんだろうな……(…)
今度からたま~に殿からメールがくるんだろうな…!!あ、でも外出しないかって誘うのは殿のが多いといい。幸村は遠慮して誘えない。
無双ですよ。
趙→幸ですよ!本当は三→幸←趙だけど(えぇ……)
「幸村、お前に客だ~」
クラスメイトが叫ぶ。
ちらりと扉を見ると茶髪が見えた。
「行ってきますね」
先まで会話をしていた幸村殿が席から立って申し訳なさそうに笑う。
それに対してひらひらと手を振って見送る。
すぐに戻って来るだろうと思ったがその茶髪は幸村殿の手を引いて姿を消してしまった。
………密談か?
と思うも別に大した事では無いだろうと机の中から教材を引っ張り出す。
昼休みもあと10分程度で終わる。
しばらくすると授業の始まる時間が更に近付き、予鈴が鳴る。予鈴と共に幸村殿が戻ってきた。
「おかえり」
自分の後ろの席の彼にそう言えばにっこり笑って
「はい、ただいま」
と彼は言う。
ガタリと幸村殿は席に座り、あ。と声を洩らす。
「趙雲殿、申し訳無いのですが、今日は三成殿達と帰ります。部活には出ますが」
私にだけ聞こえるよう小さな声で発せられたその言葉にじわじわと胸に何かが溜まる感覚がした。
「………ああ、明日は休みですね」
「ええ、なので三成殿達がうちに来たいと…」
「幸村殿の料理は美味しいですからね」
「ふふ、誉めても何も出ません」
「それは残念。」
極めて注意をして、話しているのだ。
じわじわじわじわじわじわじわじわと胸に何かが染みつつもそれを出すまいと。
ガラリと扉が開き、教師が入ってきて鐘が鳴る。
そこで会話は途切れて、あの茶髪の男に向かってああなんて羨ましい。と心の中で呟いた。
****************
三成と兼続が遊びに来るよ!!みたいな。
趙雲は嫉妬めらめらです。うっうらやまC!!みたいな。
兄上と一緒。の設定のような違うような……幸村ってどうしても1人暮らしのイメージあります…(笑)だから被るんだね!wwww
趙→幸ですよ!本当は三→幸←趙だけど(えぇ……)
「幸村、お前に客だ~」
クラスメイトが叫ぶ。
ちらりと扉を見ると茶髪が見えた。
「行ってきますね」
先まで会話をしていた幸村殿が席から立って申し訳なさそうに笑う。
それに対してひらひらと手を振って見送る。
すぐに戻って来るだろうと思ったがその茶髪は幸村殿の手を引いて姿を消してしまった。
………密談か?
と思うも別に大した事では無いだろうと机の中から教材を引っ張り出す。
昼休みもあと10分程度で終わる。
しばらくすると授業の始まる時間が更に近付き、予鈴が鳴る。予鈴と共に幸村殿が戻ってきた。
「おかえり」
自分の後ろの席の彼にそう言えばにっこり笑って
「はい、ただいま」
と彼は言う。
ガタリと幸村殿は席に座り、あ。と声を洩らす。
「趙雲殿、申し訳無いのですが、今日は三成殿達と帰ります。部活には出ますが」
私にだけ聞こえるよう小さな声で発せられたその言葉にじわじわと胸に何かが溜まる感覚がした。
「………ああ、明日は休みですね」
「ええ、なので三成殿達がうちに来たいと…」
「幸村殿の料理は美味しいですからね」
「ふふ、誉めても何も出ません」
「それは残念。」
極めて注意をして、話しているのだ。
じわじわじわじわじわじわじわじわと胸に何かが染みつつもそれを出すまいと。
ガラリと扉が開き、教師が入ってきて鐘が鳴る。
そこで会話は途切れて、あの茶髪の男に向かってああなんて羨ましい。と心の中で呟いた。
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三成と兼続が遊びに来るよ!!みたいな。
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