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いきなり自宅に黒塗りのリムジンが止まってあぁまさかと思ったらクラスメイトの姿は無く、磯野さんのみの珍しいお迎えだった。
「それで。…僕に何の用なんですか?」
相手は普通に会話をしてくれる人なので一応聞いてみた。
「はっ、海馬瀬人様から武藤様に渡したい物があるそうです。」
「渡したいものぉ?」
訳わからない。何だって僕に渡したい物なんかが出るのだ。誕生日でも無いし。
あぁもしかして新作のデュエルディスクかもしれない。などと思いながら車内から見える景色を見ていた。
着いたのは社長室。
迎えが来る時には大体海馬君本人が迎えに来て彼の家に行くので社長室というのは珍しい。
というか…社長室に来いって事は海馬君は仕事中なんじゃないだろうか。
取引先の相手が居たりして。
とりあえず用を早く済ませたかったので社長室の扉をノックすると
「誰だ。」
と威圧感バリバリの海馬君の声が聞こえてきた。
「武藤遊戯だけど…」
と返すと
「何をしている。早く入れ」
と返された。ノックするのは人間としての礼儀だよ海馬君…。
社長室に入るとパソコンを開いて作業をしていた海馬君と目が合った。
「早く来い。」
本当マイペースな彼である。
仕方なしに彼の近くまで歩み寄り聞いた。
「渡したい物って何?」
「!聞いたのか。まぁ良い…受け取れ遊戯。」
と言って彼が僕にくれたのは小型の…
「なぁにこれ!?携帯電話!!?」
「ふぅん。それ以外になんだと言うのだ」
「いや、あのね、何でこんなの…」
「貴様が持っていないのが悪い。」
怒られた…。
「いやでも、何で僕に携帯を渡すの?」
「今日からそれは貴様のだ。」
「いや、だから何で僕に携帯をくれるの?」
「説明書はこの袋の中だ。」
袋まで渡される。ダメだ。全然会話がなってない。
「海馬君!!ちゃんと理由を説明してよ!!じゃなきゃ僕こんな…人に買って貰った携帯なんて使えないよ!!」
すると驚いた事に海馬君は僕から目線を逸らして
「貴様とは連絡が取りづらくてイライラする…」
と拗ねたように言ってきた。珍しい。目線を逸らして話すなんて。
「連絡?君、僕に連絡する事なんてあるの?」
だっていつも家に迎えにくるし。
「…貴様がいつも家に居るとは限らんだろう。」
「うん、それは確かに。」
僕は休みの日に城ノ内君や杏子達と遊んでたりするし。
「あ、そのためのコレ?」
「あぁ。」
…やっと理解できた。
まぁ携帯は欲しかった。外から家に連絡できるし、メールで話す事もできる。もしかしたら杏子ともっと話せるかもしれないし。
「因みに使用料はこちらで払うから心配はいらん。」
「えっ。いいの!?いやでも其処までしてくれなくても…」
「ただし、条件がある。」
「条件?」
「あぁ。遊戯、一週間に一回だけでいい。貴様からオレに連絡を寄越せ。」
「えぇっ?!一週間に一度君と連絡すればいいの?」
「そうだ」
「でも連絡って…あ、もしかして決闘の申し込み?」
「まぁそれでも良いが…他愛の無い話でいい。」
「…今日はこんな事があったよーとか?」
「そうだ」
「えぇ~、そんなのだったら僕別に一度なんて言わず何度も送るよ。」
海馬君はニヤリと笑いながら僕を見て
「その言葉、覚えておくぞ」
と言った。
「えっ。ねぇ、メールでもいいんでしょ?」
流石に電話をかけるのは恥ずかしいと思い聞くと
「別に構わん」
と返ってきた。良かった。
「じゃあ送れるよ。あ、そうだよ、海馬君のアドレス…」
「もう入っている」
教えてよ。と続くはずだったのに。
へぇ。と思い携帯を開くと海馬君の長くて綺麗な指が伸びてきて僕の携帯電話のペアと書いてあるボタンを押した。
するとペア番号1に 海馬 瀬人 と表記されていた。へぇ~と感心して→の書いてあるボタンを押してみるとペア番号2 海馬 モクバ と表記されていた。
「あとはその説明書を見てメールを打つ練習でもしているんだな」
と海馬君が言う。
「うん、そうだね。そうさせてもらうよ」
と僕はにっこり笑って言うとある事に気付いた
「ねぇ、海馬君、この携帯って君たち以外の人とも連絡とってもいい?」
すると海馬君はピクリと反応した。
「……貴様の好きにしろ…」
「…うん。」
なんとも言えないお言葉をいただいてしまった。
「でも一番最初に君にメール送るよ!!」
と言ったら海馬君は満足そうに「当たり前だ」
と返してくれた。
まずはメールアドレスを考えなきゃな。説明書読んで操作してたら今日寝るの遅くなるかもなと思った僕であった。
*********
という事で相棒が携帯電話持つ話。
因みに城ノ内君はやっぱり持ってません。^^
この続き書こうかな。相棒の初メールとか^^^^^^
まぁ…気が向いたら。
もう寝ます。明日早起きだった(笑)
「それで。…僕に何の用なんですか?」
相手は普通に会話をしてくれる人なので一応聞いてみた。
「はっ、海馬瀬人様から武藤様に渡したい物があるそうです。」
「渡したいものぉ?」
訳わからない。何だって僕に渡したい物なんかが出るのだ。誕生日でも無いし。
あぁもしかして新作のデュエルディスクかもしれない。などと思いながら車内から見える景色を見ていた。
着いたのは社長室。
迎えが来る時には大体海馬君本人が迎えに来て彼の家に行くので社長室というのは珍しい。
というか…社長室に来いって事は海馬君は仕事中なんじゃないだろうか。
取引先の相手が居たりして。
とりあえず用を早く済ませたかったので社長室の扉をノックすると
「誰だ。」
と威圧感バリバリの海馬君の声が聞こえてきた。
「武藤遊戯だけど…」
と返すと
「何をしている。早く入れ」
と返された。ノックするのは人間としての礼儀だよ海馬君…。
社長室に入るとパソコンを開いて作業をしていた海馬君と目が合った。
「早く来い。」
本当マイペースな彼である。
仕方なしに彼の近くまで歩み寄り聞いた。
「渡したい物って何?」
「!聞いたのか。まぁ良い…受け取れ遊戯。」
と言って彼が僕にくれたのは小型の…
「なぁにこれ!?携帯電話!!?」
「ふぅん。それ以外になんだと言うのだ」
「いや、あのね、何でこんなの…」
「貴様が持っていないのが悪い。」
怒られた…。
「いやでも、何で僕に携帯を渡すの?」
「今日からそれは貴様のだ。」
「いや、だから何で僕に携帯をくれるの?」
「説明書はこの袋の中だ。」
袋まで渡される。ダメだ。全然会話がなってない。
「海馬君!!ちゃんと理由を説明してよ!!じゃなきゃ僕こんな…人に買って貰った携帯なんて使えないよ!!」
すると驚いた事に海馬君は僕から目線を逸らして
「貴様とは連絡が取りづらくてイライラする…」
と拗ねたように言ってきた。珍しい。目線を逸らして話すなんて。
「連絡?君、僕に連絡する事なんてあるの?」
だっていつも家に迎えにくるし。
「…貴様がいつも家に居るとは限らんだろう。」
「うん、それは確かに。」
僕は休みの日に城ノ内君や杏子達と遊んでたりするし。
「あ、そのためのコレ?」
「あぁ。」
…やっと理解できた。
まぁ携帯は欲しかった。外から家に連絡できるし、メールで話す事もできる。もしかしたら杏子ともっと話せるかもしれないし。
「因みに使用料はこちらで払うから心配はいらん。」
「えっ。いいの!?いやでも其処までしてくれなくても…」
「ただし、条件がある。」
「条件?」
「あぁ。遊戯、一週間に一回だけでいい。貴様からオレに連絡を寄越せ。」
「えぇっ?!一週間に一度君と連絡すればいいの?」
「そうだ」
「でも連絡って…あ、もしかして決闘の申し込み?」
「まぁそれでも良いが…他愛の無い話でいい。」
「…今日はこんな事があったよーとか?」
「そうだ」
「えぇ~、そんなのだったら僕別に一度なんて言わず何度も送るよ。」
海馬君はニヤリと笑いながら僕を見て
「その言葉、覚えておくぞ」
と言った。
「えっ。ねぇ、メールでもいいんでしょ?」
流石に電話をかけるのは恥ずかしいと思い聞くと
「別に構わん」
と返ってきた。良かった。
「じゃあ送れるよ。あ、そうだよ、海馬君のアドレス…」
「もう入っている」
教えてよ。と続くはずだったのに。
へぇ。と思い携帯を開くと海馬君の長くて綺麗な指が伸びてきて僕の携帯電話のペアと書いてあるボタンを押した。
するとペア番号1に 海馬 瀬人 と表記されていた。へぇ~と感心して→の書いてあるボタンを押してみるとペア番号2 海馬 モクバ と表記されていた。
「あとはその説明書を見てメールを打つ練習でもしているんだな」
と海馬君が言う。
「うん、そうだね。そうさせてもらうよ」
と僕はにっこり笑って言うとある事に気付いた
「ねぇ、海馬君、この携帯って君たち以外の人とも連絡とってもいい?」
すると海馬君はピクリと反応した。
「……貴様の好きにしろ…」
「…うん。」
なんとも言えないお言葉をいただいてしまった。
「でも一番最初に君にメール送るよ!!」
と言ったら海馬君は満足そうに「当たり前だ」
と返してくれた。
まずはメールアドレスを考えなきゃな。説明書読んで操作してたら今日寝るの遅くなるかもなと思った僕であった。
*********
という事で相棒が携帯電話持つ話。
因みに城ノ内君はやっぱり持ってません。^^
この続き書こうかな。相棒の初メールとか^^^^^^
まぁ…気が向いたら。
もう寝ます。明日早起きだった(笑)
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