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恋人たちの聖夜みたいな。
ダンダンダンと、荒々しく階段を上がる音がして、眠っていた僕は目が覚めてしまった。
えっ。僕何か悪いことしたっけ?そんな筈ない。強いて言うならじいちゃんの店番を手伝わなかった事位だ。こんな荒々しく階段を上がるなんて…まさかの泥棒だろうか
眠気であまり働かない頭を無理にフル回転させているせいで僕はもう泣きそうだ。どうしよう。一体何が起きているんだ。
バン!!!!!とこれまた荒々しく自室の扉が開かれた。
ヒィッ!!やっぱり僕に用だ!!
布団の中でビクビクしていると
「…何だ寝ているのか…まぁいい、」
聞き覚えのある威厳ある声。そんなまさか。
ガッ
一瞬何が起こったのか分からなかったが直ぐに浮遊感が襲ってきた。ので流石にそんなまさか。で済まなかった事が分かった。
「わぁっ!!!ちょっ、と…降ろしてよ海馬君!!」
「何だ。狸寝入りか。まぁどっちにしろこの方が運びやすい、大人しくしていろ。」
お姫様抱っこで自分の家から出るなんてとんでもない!!悪夢だ!!
と言いたい僕だったけど彼が不機嫌そうだったので大人しくしていた。
彼がキレたら手に負えないのだ。
寝間着姿の僕とそんな僕をスーツ姿でお姫様抱っこしている海馬君のコンビは端から見たらミスマッチにも程があるコンビだろう。恥ずかしさで死にそうだ。
階段を降りて、玄関を開けると直ぐ近くに海馬君の家のリムジンが見えた。
勿論運転手付き。恥ずかしくて本当に死ねる。むしろ死にたい。
そのまま海馬君は後ろの座席に乗り込んだ。因みに僕は彼の膝の上である。
いい加減離してくれないだろうか。
何というか僕はこんな体勢でこんな状況で海馬君と話せる筈もなく顔に熱が集まるのを感じながら黙って車に揺られていた。海馬君も何も喋らなかった。
連れてこられたのは海馬君の自宅。
の彼の自室。(因みに自室に着くまでもお姫様抱っこだった。彼のブームなんだろうか、それにしてもメイドさんたちに見られて恥ずかしがった)
自室に着くなり海馬君はスーツから寝間着に着替えて僕をベッドに放り投げた。(本当に投げた。という感じなのだ)
この部屋に2人きり。ならば恥ずかしさなんて半減だ。
「もうっ、君はいつもいつも急過ぎるよ!!今日は何なの!?」
「お前が悪い」
やっと聞きたい事は聞いたけど返ってきた返事はもっとよく分からない返事だった。僕のせい?
「何で僕のせいなの?」
「…貴様…」
自分の言った事も忘れているのか。
と言われたけど全然分からない。
「…ごめん、何で君がそんな不機嫌なのか分からないよ。僕何か言った?」
「…クリスマス。に、俺と一緒に居たいと言ってただろう」
「うん。でも今日はイヴだよ?」
「だが俺は明日一日中開けた筈だ。」
「うん。それは聞いたね。でもそれがどうしたの?」
…聞いてはいけなかったらしい。端から見ても海馬君は凄く怒っている。はっきり言って怖い。
「貴様…!!それを聞いたら朝から一緒に居ようという考えが起きんのか!!」
「えっ。だから僕は明日朝に君のところ行こうかと…」
「遅いわ!!……まぁいい」
ギシリ、とベッドを軋ませ僕の手首を抑える海馬君。まさか。
「海馬君…その。」
「安心しろ遊戯、もう12時を回ったから一日中お前と居てやれる」
「いや、その、」
海馬君の脚が僕の両足の間に割り込んできた。これはマズい。
「今からたっぷり可愛がってやるぞ遊戯。」
海馬君はニヤリと不敵に笑いながら遂に覆い被さってきた。
「やっ、ぁの…僕…っちょっ、んっ」
眠いからヤダ!!と言い訳をしたかったがそれは許してもらえなかった。
あぁ…着替えとか、持ってきてないのに。
僕は明日一日は大変な1日になりそうだなぁと考えながら快楽にすべてを委ねるのだった。
夜は 長い。
メリークリスマス!!!!!!!(死)
前回の社長と相棒な話の続き。
遂に覆い被さる枯れた社長^^^^^^^
昨日のマリクの純粋さを返せ!みたいな(笑)
何か海→表な感じ強いのは豆の好みだからです^^^^^
遊戯の事大好きでたまにかわされる社長が好きです。ほら、相棒ってうん、アレだから。(何)
文書くの得意じゃないから日本語可笑しいのは百も承知だぜぃ!
だっていつもの事^^^^^^←
もう眠くてわけわかめ!!
ではお休みなさい!
引っ越し作業頑張ってるよ!!今日タンスと絵の整理してた。
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