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古代編パロ「盗賊王が少年を拾った理由」の続きみたいな。
そっちから見る事をお勧めします。
盗賊王と少年の相思
「お頭!!」
歩いていたら、後ろからユウギが走ってくる。
ユウギに笑顔を向けられて思わず頬が緩む。
「おぅ、何だよ」
隣に来て歩くユウギの頭をくしゃりと撫でる。もー止めてよー。と言われて手を離すと深いアメジストの瞳が見つめてくる。
「ねぇ、お頭。」
何故だろうか、息が詰まる。
「なんだ」
アメジストの瞳はやはり真っ直ぐにオレを見つめ
「お頭は、僕が…必要?」
息が止まる。深いアメジストの瞳は余りにも深く、自分を責めているような感覚に息が詰まる。
何故今聞くのだ。明日別のアジトを探そうって時の今。
まるで、必要じゃない。と言ったら離れてしまうようなこの時に。
2人でお互いを見る。
オレはユウギの頬に触れて
「…お前がオレ様に付いてきたならともかく、オレ様がお前を拾ったんだからオレ様にはお前が必要な事位分かっとけ」
触ってた頬をぐにっと伸ばす。
「ひひゃい」
「…お前はオレ様が拾ったんだ。オレ様の物だろう」
ボソッと呟く。あぁ何だ畜生、無駄に恥ずかしい。
「!!」
そんなこっ恥ずかしい台詞が聞こえたのかユウギの只でさえデカくてまん丸な瞳がもっと丸くなる。
ユウギはオレの手を外すと少し前に歩いて振り向いた。
「お頭。僕はあなたの為に命をもかけましょう。」
そう言ってユウギは小さな精霊2体と大きな魔物を1体出した。
「!!」
「だから、今度の夜襲の時には僕も連れてって。」
役に立ちたいんだ。と続けるユウギ。
その瞳はいつだって真っ直ぐで。
「…早くカーをしまえ!!」
声を荒げてそう言うとユウギはビクリと肩を竦ませてカーをしまった。
「分かった。今度の夜襲には連れて行く。だが、いいのか?今度の夜襲は王のトコだぜ?」
するとユウギは驚いた事に
「僕の王はお頭だよ。他の王なんて敵以外の何者でもないよ。」
と返した。
あぁ 目眩がする。
お前はきっと知らないんだな。今の王を。
だから敵だなんて簡単に言うんだな。
「ユウギ。」
「なぁに?」
「後悔…するぜ?」
「僕が足手まといでお頭に何か有ったら、後悔するよ」
息がまた詰まる。
コイツは本当に、どの宝石よりも美しく、固い。
「ユウギ…オレ様にはお前が必要だ」
もう一度言うとユウギはいつものように、ふわりと笑って
「僕も、お頭が必要だ。お頭が居なくなったら死んでしまうかもしれない。」
そう言った。
あぁお前は知らないだろう。今の王の姿を。
お前と何らかの関係が有る、王の姿を。
知ってしまったら、オレとお前と王様はどうなるんだろうな。
お前はオレの事をどう思うんだろうか。
あぁ、その綺麗な瞳が影を作ってしまったら、自分は、耐えられるだろうか。
*********
盗賊王様とユウギの続き。
やっちゃったんだぜ。
2体の精霊はサイレントのふたり。
魔物はガンドラ。魔物にした理由はユウギの心の闇から生まれてたら。という妄想から。
盗賊とユウギの話は考えてて面白いなぁ^^^^^^
王様が盗賊からユウギを奪ってってのも良い。←
もう0時半か…寝ます。
そっちから見る事をお勧めします。
盗賊王と少年の相思
「お頭!!」
歩いていたら、後ろからユウギが走ってくる。
ユウギに笑顔を向けられて思わず頬が緩む。
「おぅ、何だよ」
隣に来て歩くユウギの頭をくしゃりと撫でる。もー止めてよー。と言われて手を離すと深いアメジストの瞳が見つめてくる。
「ねぇ、お頭。」
何故だろうか、息が詰まる。
「なんだ」
アメジストの瞳はやはり真っ直ぐにオレを見つめ
「お頭は、僕が…必要?」
息が止まる。深いアメジストの瞳は余りにも深く、自分を責めているような感覚に息が詰まる。
何故今聞くのだ。明日別のアジトを探そうって時の今。
まるで、必要じゃない。と言ったら離れてしまうようなこの時に。
2人でお互いを見る。
オレはユウギの頬に触れて
「…お前がオレ様に付いてきたならともかく、オレ様がお前を拾ったんだからオレ様にはお前が必要な事位分かっとけ」
触ってた頬をぐにっと伸ばす。
「ひひゃい」
「…お前はオレ様が拾ったんだ。オレ様の物だろう」
ボソッと呟く。あぁ何だ畜生、無駄に恥ずかしい。
「!!」
そんなこっ恥ずかしい台詞が聞こえたのかユウギの只でさえデカくてまん丸な瞳がもっと丸くなる。
ユウギはオレの手を外すと少し前に歩いて振り向いた。
「お頭。僕はあなたの為に命をもかけましょう。」
そう言ってユウギは小さな精霊2体と大きな魔物を1体出した。
「!!」
「だから、今度の夜襲の時には僕も連れてって。」
役に立ちたいんだ。と続けるユウギ。
その瞳はいつだって真っ直ぐで。
「…早くカーをしまえ!!」
声を荒げてそう言うとユウギはビクリと肩を竦ませてカーをしまった。
「分かった。今度の夜襲には連れて行く。だが、いいのか?今度の夜襲は王のトコだぜ?」
するとユウギは驚いた事に
「僕の王はお頭だよ。他の王なんて敵以外の何者でもないよ。」
と返した。
あぁ 目眩がする。
お前はきっと知らないんだな。今の王を。
だから敵だなんて簡単に言うんだな。
「ユウギ。」
「なぁに?」
「後悔…するぜ?」
「僕が足手まといでお頭に何か有ったら、後悔するよ」
息がまた詰まる。
コイツは本当に、どの宝石よりも美しく、固い。
「ユウギ…オレ様にはお前が必要だ」
もう一度言うとユウギはいつものように、ふわりと笑って
「僕も、お頭が必要だ。お頭が居なくなったら死んでしまうかもしれない。」
そう言った。
あぁお前は知らないだろう。今の王の姿を。
お前と何らかの関係が有る、王の姿を。
知ってしまったら、オレとお前と王様はどうなるんだろうな。
お前はオレの事をどう思うんだろうか。
あぁ、その綺麗な瞳が影を作ってしまったら、自分は、耐えられるだろうか。
*********
盗賊王様とユウギの続き。
やっちゃったんだぜ。
2体の精霊はサイレントのふたり。
魔物はガンドラ。魔物にした理由はユウギの心の闇から生まれてたら。という妄想から。
盗賊とユウギの話は考えてて面白いなぁ^^^^^^
王様が盗賊からユウギを奪ってってのも良い。←
もう0時半か…寝ます。
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