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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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遂に100個目の小説!!
GとDの合同何でもありパラレル\(^O^)/


「ん?何だあれ」
昼休み、食堂から教室に戻る道で紙切れを見つけた。
「さぁな。別に掃除で無くなるからいいんじゃないか?」
ヨハンが興味なさそうに言う。
「大切な物だったらどーすんだよ」
オレはそう言いながら紙切れに手を伸ばす。

「彼女の写真とか?」

あははと笑い合いながら紙切れをひっくり返すと

「「!!」」

「よ、ヨハン!遊戯先輩が居る!!!!な、なんで遊戯先輩がここに!?」
「おおお落ち着け十代!!写真だ写真!きっと合成写真だ!!」

そこにはお風呂上がりの遊戯先輩の姿が有った。

「だだだ誰のだこれ!!!!!!」
「し…知るかよ!!」

「おい十代!!」
呼ばれて振り向く。
「「万丈目!!」」

「…万丈目さんだ!!」

わたわたと写真を持っている時に万丈目が怒りながら来た。タイミング悪いぞ!!
「お前達、煩いぞ!!廊下は静かに…おい十代、何を持ってるんだ」
「え!?」
ギクリと体が強張る。

「べ…別に何でも無いぜ。な、ヨハン。」
「ああ。別に…大したモンじゃない。」

「フン。大方強いデュエリストのラインナップだろう。見せろ」
「はぁっ!?」
見当違いな万丈目の予想に驚いた。
「別に見せなくてもいいだろ」
ヨハンがそう言ってくれるが万丈目は気に入らなかったようで
「いいから見せろ!!」
と苛立ったように言った。
「無理無理無理!!!!!!」

オレとヨハンは走り出した。


「はぁっはぁっ…どうすりゃいいんだこれ…」
「はぁ…捨てるにしても捨てる所見られるのも…」
万丈目を振り切って、ヨハンと息を切らしながら写真をどうするか話していると

「あーあ、遂にやっちゃったねぇ」

すぐ背後から声がした。
驚いて見ると吹雪さんとカイザーの姿が。
「!!!!!!やっちゃったねぇってなんすか!!!!」
別にオレが撮った訳じゃ……!!
と反論すると
「うんうん。十代くん。それは立派な犯罪だよ」
吹雪さんは頷きながら話す。聞いてねえ!!
「ち、違いますよ吹雪さん。十代は廊下でこれを拾ったんです。」
すかさずヨハンが訂正をしてくれる。
「拾ったのか……」
あぁあ何かカイザーが変な顔で見てくるし!!
「拾っちゃって処分に困ってるんです!」噛みつくように返すと

「なら僕が貰おうか?」
と吹雪さんがにっこり笑って言う。
「吹雪、犯罪だぞ」
カイザーがすかさずツッコミを入れる。

「でもそれ、アテム君に見つかったら大変だね」

「「「…」」」
もう何も言えなくなる。
「あぁああマジどうすりゃいいんだこれー!!!!!」

「そうだ!生徒会室のシュレッダーを使えばいいんじゃない!?」
吹雪さんが名案だとばかりに大声で言う。
「でも生徒会室なんて……」
入れないじゃないですか。ヨハンがごもっともな事を言うと吹雪さんは笑って

「優介が居るよ。」
なんて言った。


「え?生徒会室の鍵?」
カイザーに手招きをしてもらって藤原先輩を呼び出した。
「なんでいきなり生徒会室?」
「シュレッダーを貸して貰いたいんだ」
吹雪さんが言うと
「何?消したい過去でもできたのかな?」
と藤原先輩はオレとヨハンを見てそう言った。
「優介、彼らはね、この世に有ってはならない物を消したいのさ」
「…シュレッダーは紙専用だよ」
「勿論紙さ!」
「遂に赤点取っちゃったの?」
藤原先輩がまたオレらに視線を向ける。
「いやいや!違います!!」
「写真を…」
オレが精一杯の反論をして、ヨハンが写真の事を言おうとした。
「写真?」
げ。今、藤原先輩の目が光った。

「何の写真?見せてよ」

ああやっぱり……ですよねー!!
周りを見渡してコソコソと藤原先輩に見せると藤原先輩も微妙な顔をして

「やっちゃったね」

と言った。
いつもなら「吹雪さんと同じことを言ってる!」とか言いながら笑うけど今回ばかりは笑えない。
「オレじゃないですよ!!」
「拾ったんです!」
ヨハンと2人で即座に反応すると藤原先輩は急に真剣な顔をして

「じゃあ武藤君、今ストーカーに遭ってるのかもしれないんだ」

と言った。

「えっ!?」
「あっ!!」
「あー」
「…」
反応は様々である。

「君達…まずそこ考えるでしょう」
ハァーと深いため息をつかれる。
あぁ本当だ。こんな風呂上がりの写真なんて普通撮らないもんな…
風呂上がり…
「えっ!じゃあ犯人はレッド寮の人物ってことか!?」
「そうとも限らないよ。」
「そうだな。写真位、今はかなりズームをしても画質がいい。」
「外から撮った写真かもね。浴場でカメラなんか使ったらレンズくもりそうだし。」
吹雪さんとカイザーがあり得そうな事を言う。
「でもとりあえず。
   生徒会室の鍵は渡すね。」

藤原先輩がにっこり笑って鍵をくれた。



ガガガガガガガガガガ

「すっげー!!粉砕だ粉砕。」
「これでもう何の写真だか分からないな!」
オレとヨハンでシュレッダーを眺める。
「こらこら君達、そんな小さい子みたいに……」
吹雪さんが呆れたように言うけど
「シュレッダー初めて見たんで……!!」
オレはドキドキしながら言った。

バン!!

いきなり生徒会室の扉が開いた。
「遊戯君がストーカーされてるんだってね!!コレはゆゆしき事態だよ!!」
「獏良先輩!!」
「獏良、声がでかい!!」
カイザーが獏良先輩をたしなめるも
「遂に遊戯君やられちゃったかぁ…」
と獏良先輩は気にせず何やらブツブツ言っていた。
「ていうか獏良さん、情報入手早くないですか?」
ヨハン、今日のツッコミ冴えてるな。
「ん?あぁ。僕の情報網、甘く見ないでよ。」
と獏良先輩はそれだけ返した。
何だか怖いな……。
「でも遊戯君がストーカーに遭ってるならサイレントの2人が黙っちゃ無いと思うけど…」
獏良先輩の言葉にハッとする。
確かにそれはそうだ。遊戯先輩のピンチには必ず駆け寄ってくる2人が黙ってるだなんて可笑しい。

「気付いてないのか…」
カイザーがそう呟くと全員で
「「「そんなまさか」」」
と返した。だってあの2人が気づかないだなんて可笑しい。

「でもじゃあ、どうしてあの2人は動かないんだろ」
些細な遊戯先輩のピンチにも駆け寄って来るのに。
「動く必要が無いから、かな?」
吹雪さんはそう言うけど
「必要が無いからってサイレントの2人は遊戯さんがストーカーの被害に遭っても気にしてないって事ですよね?」
ヨハンが疑問を口にする。
「あの2人が武藤を気にしない事は無いと思うが…」
カイザーが苦い顔で呟く。
「ねぇ、サイレントの2人がストーカーとかは?」
「「「「は?」」」」
獏良先輩の発言に思わずポカンとしてしまう。
「だってさ~2人が何も言わない。2人が動く必要無いって事は2人がやってるんじゃないかなって。」
獏良先輩はとことん新しい発想だなぁ……。
「でもあの2人はやる必要無くないですか?いつも近くに居るのに。」
「うーん…」
そうかも。獏良先輩は悩んだ。
「でも一番やりそうなのはアテム君なんだよね☆」
あははと笑いながら獏良先輩はそんな事を言う。
「「獏良…」」
同じクラスのカイザーと吹雪さんは苦笑いをしながら獏良先輩を見ていた。
「んー、まず本人が知っているのか確認を取らなきゃね。」
吹雪さんが扉に歩み出しながら言う。
あぁ、そうだ。教えてあげなくては。

みんなで生徒会室を後にした。

「え?カメラの音?知らないよ」
遊戯先輩のクラスに戻って遊戯先輩とアテム先輩に写真の事を言うと遊戯先輩は知らないと言った。
「知らなかったのか?相棒!」
逆にアテム先輩は知っていたようで驚いて遊戯先輩を見る。
「知らないよ。ていうか、もう一人の僕は知ってたの!?教えてくれなかったの!?」
遊戯先輩がアテム先輩に噛みつくように返す。
「いや、相棒は気付いて居ると思って…!!!!!」
「気づかないよカメラの音なんてー!!」
「アテム先輩、犯人知ってますか!?」
泣きそうな声で叫ぶ遊戯先輩を可哀想と思いながらもオレはアテム先輩に犯人を知っているかを聞く。

「いや……知らないぜ」

アテム先輩は眉間に深いシワを刻みながら言う。
「じゃあ僕はこれからも写真を撮られちゃうかもしれないの?」
遊戯先輩が困った顔で言うとアテム先輩は自信満々な顔で言った。

「いや…もうそろそろ動いてる筈だぜ。」

「何が?」
ゴクリと皆で唾を飲み込む。

「剣士と魔術師達がな」

アテム先輩がそう言った途端、
ザザーッ
と空気が動く感じがした。

「…っ?」
「な…に?」

教室に居る人みんな驚いて辺りを見回す。
「マスター!!」
甲高い女性の声が響くと共にブラックマジシャンガールの姿がアテム先輩の前に現れる。
その瞬間、教室の天井に何体かまたモンスターが出てきた。
「全ての準備、完了です☆」
パチンとウインクをして親指をビッと突き立てるブラックマジシャンガールにアテム先輩は笑って

「なら、戦闘開始だな」

と言って立ち上がった。

「相棒、ストーカー騒ぎも今日で終わりだぜ!」
アテム先輩は男のオレから見ても格好いい笑みを浮かべて教室の扉へ向かう。
「あぁそうだ。 十代君、ヨハン、カイザー、天上院君、
城之内君と一緒に相棒を教室から出さないようにしてくれ。」

其処まで言ってようやく遊戯先輩は
「ちょ、もう一人の僕!!どういうこと!?」
と慌てて叫んだ。

けどアテム先輩は 後でな。と言ってモンスター達と一緒に教室を出てしまった。

「お…おっかねーな、本当」
呆然としてる教室の中で城之内先輩がポツリと放った言葉に、皆して頷くことしか出来なかった。


†ストーカーパニック!!†


*************
やっと終わった\(^O^)/ 昼休み長すぎだろ^^^^^^^^^^
いいんですもう。フリーダム学園ですから。←←
最後まとめてくれたのは城之内君でした!比較的まともな終わりだね!←
ストーカーさんは普通にそこら辺の、遊戯さんが好き過ぎた生徒です。理事長とか青眼オタクさんじゃないです←←
ストーカー討伐隊の中には勿論サイレントの2人が居ます。
エセワカメのままで申し訳ない…。(早くGX見ろよ)

ていうか本当話長い!!!!!!
人を沢山出したかったからこんな事に^^^^^^^^^
グダグダすみません(でもお前の全部グダグダ…)

一応100個目のこれはフリーです。
サイトに飾りたいなって言う神様は一応まめさんが書いたよって表記を出してください。 あとがきは消しといてください。←←
あんまりにも長いので分割しても構いません。
パソコンが無いニタはこれ欲しかったら送るよ!^^^^^^^

やっとお題に手を付けれる!!

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