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GとDのなんでもありな学園パロ!
今回はユベルとAIBOのターン!!
昼休みに珍しくひとりで校庭に出たら出会ってしまった。
「君は…精霊?」
「うん。そうだよ」
†新しいともだち†
その人(いや精霊だけど)は半分が女の子で半分が男の子な精霊だった。
「どうしてこんな所に居るの?」
「寂しかったから」
「どうして寂しかったの?」
「学園に居る間、十代はあまり僕の事構ってくれないからさ」
精霊の事を構う人は少ないだろう。それに精霊が見えてる人なんて少ないから尚更だ。
「ん?十代くん?」
聞き覚えのありすぎる名前だ。
「十代を知っているのかい?」
「うん。遊城十代くんでしょ?」
「ああそうだよ。僕の十代だ。」
「じゃあ君の名前は?僕は遊戯。武藤遊戯」
「僕はユベル。」
ユベルか。十代くんが使った所見た事無いなぁ。十代くんが使うのはヒーローばっかりだし。
「君、不思議な力を持っているね。」
ユベルは僕を見つめてそんな事を言う。
「不思議な力?」
僕は別にそんなもの持ってないけど。そう続けようとしたらペタリとユベルが僕に触った。
「触れられるとは…思わなかったな」
「精霊は普通触れられるんじゃない?」
「違うよ。君の力だよ」
ユベルは僕にペタペタ触った。
「!!」
触られていると不意に
僕の後ろから大剣が伸びてきてユベルは手を離した。
「何だい?物騒だね」
ゆっくり振り返るとそこには
「サイレントソードマン…サイレントマジシャン」
2人が並んでいた。
「サイレント?」
ユベルは少し驚いた顔をして僕に聞いた。
「うん。サイレントソードマンとサイレントマジシャンだよ」
「ふぅん。遊戯、君って本当すごいね。」
ユベルはクスクス笑った。そういう顔してると可愛いなぁ。女の子って感じの顔だ。
「ねえ遊戯」
「なに?」
「僕の願いを一つ、叶えてくれないかな?」
ユベルが、精霊がお願いなんかいきなりするから僕はびっくりした
「君の、願い?」
「そう。君にしか叶えられないんだ」
真剣な顔でユベルは言う。
真剣な願いなんだろうなぁ。聞いてあげなきゃ駄目だよね。
「僕に何を叶えて欲しいの?」
そう言った途端ユベルは目を輝かせて
「僕に十代を触らせて欲しい!!」
「へ?」
なにそのお願い。叫んで言うこと?
「えと、どういう事かな?」
ユベルはうっとりとした顔で
「君が僕の近くに居れば僕は実体化できる。そしたら僕は本当に十代に触れる。そういう事さ」
なんて言う。
「つまり僕は君の近くに居ればいいの?」
「そう!そういう事さ」
「なら、いいよ。あ……サイレントソードマン、サイレントマジシャン。ごめんね、君達にはあまり聞かれたく無い話だからちょっと抜けてくれる?」
僕よりずっと高い位置にある2人の顔を見る。
「「主の望むままに」」
2人はペコリと僕にお辞儀をして消えた。お辞儀なんてやらなくていいのに。
僕は精霊が見える。だからこその悩みを今、精霊に聞こうと思った。
「ねえユベル!」
「なんだい?」
「一時的にでもいい。精霊が見えなくする方法って、ある?」
ユベルは目を見開いた。
「精霊が見えなくなりたいのかい?やっぱり君達から見て僕達は邪魔な存在かい?」
「違うんだ!!君達精霊が邪魔なんて事有るわけ無いだろう?!僕は君達に何度も助けられたし」
「じゃあ、何でそんな事聞くんだい」
「……笑わないでよ?
僕ってさ、自分の持ってるカードは全部、精霊が見えるんだ」
「そうだろうね。」
「でね、デッキを組み直す時にね、
みんな僕の周りに出てきて自分がデッキに入れられるのかデッキから出されちゃうのか見てるから僕なかなかデッキ組み直せなくて…ちょっと困ってるんだ」
「ふーん…みんな入れてあげればいいじゃないか」
「それが出来たら苦労しないよ!!そりゃあ…入れてあげたいけどみんな入れてたら事故になっちゃうし…みんな僕に勝って欲しいって言ってるから尚更…」
「自分を入れて欲しいのに入れて貰えなかったら悲しんででも自分が入って遊戯が負けたらまた悲しむ訳か。……我が儘な精霊ばっかりなんだね」
「我が儘とか言わないでよ……で、デッキ組む時位は精霊を見えなくしたいんだ。どうすればいい?」
ユベルは少し考え込んだ。
「精霊ってね、本当はここに現れる筈無いんだよ」
「うん。知ってる。」
「遊戯。君は精霊の住む世界と繋がっているのか知らないけど、とりあえず君は精霊をここの世界に呼べてしまう体なんだ」
「……うん」
ハッキリ言って僕はこの話を理解出来るのだろうか。今の話だって実はよく分からない。僕が精霊を呼ぶ体?うーん…とりあえずそういう事と納得するべきだ僕。
「だから、精霊の世界の扉が完全に無い所に行けば君の周りに居る精霊の数は減るよ。来れるのはレベルの高い精霊位だろう。サイレントソードマンやサイレントマジシャンみたいな、ね」
「☆7つ以上位って事?」
「そう。7未満のレベルの精霊はいくら君の扉が強くても出てこれないだろうね」
「で、その精霊が入れない所ってどこ?」
「……そうだね…一番分かりやすいのはレベル6の精霊を連れて歩くといいんだけど…ラー寮にね、あるよ。そこの部屋だったら普通の精霊はひとたまりもないだろう」
「ラー寮?の誰かの部屋?」
「うん。僕も近寄りたくない位マイナスの部屋だ。」
「分かった。今度探してみよう」
「じゃあ遊戯。今度は僕の願いを叶える番だよ!!早く十代の所へ!!」
昼休みが終わるまでまだ余裕はある。
そうだね。行こう。
そう口に出す前にユベルは僕を抱き上げて飛んだ。
「えぇっ!?ちょっと、ユベル!?」
「歩くよりこっちの方が早い!!」
「早いけど!早いけどぉっ!!!」
半端なく怖いよ!
***************
ユベルとAIBO。\(^O^)/
実はAIBOのこの精霊と人間を繋ぐよ設定を一番学園パロで描きたかったのです。
やっと書けて満足。
ユベルとAIBOが仲良しになったら十代は幸せ者だと思うYO!!←
すいませんでした!!
ラー寮の一室はみんな大好きひまわり頭の子の部屋の予定←
今回はユベルとAIBOのターン!!
昼休みに珍しくひとりで校庭に出たら出会ってしまった。
「君は…精霊?」
「うん。そうだよ」
†新しいともだち†
その人(いや精霊だけど)は半分が女の子で半分が男の子な精霊だった。
「どうしてこんな所に居るの?」
「寂しかったから」
「どうして寂しかったの?」
「学園に居る間、十代はあまり僕の事構ってくれないからさ」
精霊の事を構う人は少ないだろう。それに精霊が見えてる人なんて少ないから尚更だ。
「ん?十代くん?」
聞き覚えのありすぎる名前だ。
「十代を知っているのかい?」
「うん。遊城十代くんでしょ?」
「ああそうだよ。僕の十代だ。」
「じゃあ君の名前は?僕は遊戯。武藤遊戯」
「僕はユベル。」
ユベルか。十代くんが使った所見た事無いなぁ。十代くんが使うのはヒーローばっかりだし。
「君、不思議な力を持っているね。」
ユベルは僕を見つめてそんな事を言う。
「不思議な力?」
僕は別にそんなもの持ってないけど。そう続けようとしたらペタリとユベルが僕に触った。
「触れられるとは…思わなかったな」
「精霊は普通触れられるんじゃない?」
「違うよ。君の力だよ」
ユベルは僕にペタペタ触った。
「!!」
触られていると不意に
僕の後ろから大剣が伸びてきてユベルは手を離した。
「何だい?物騒だね」
ゆっくり振り返るとそこには
「サイレントソードマン…サイレントマジシャン」
2人が並んでいた。
「サイレント?」
ユベルは少し驚いた顔をして僕に聞いた。
「うん。サイレントソードマンとサイレントマジシャンだよ」
「ふぅん。遊戯、君って本当すごいね。」
ユベルはクスクス笑った。そういう顔してると可愛いなぁ。女の子って感じの顔だ。
「ねえ遊戯」
「なに?」
「僕の願いを一つ、叶えてくれないかな?」
ユベルが、精霊がお願いなんかいきなりするから僕はびっくりした
「君の、願い?」
「そう。君にしか叶えられないんだ」
真剣な顔でユベルは言う。
真剣な願いなんだろうなぁ。聞いてあげなきゃ駄目だよね。
「僕に何を叶えて欲しいの?」
そう言った途端ユベルは目を輝かせて
「僕に十代を触らせて欲しい!!」
「へ?」
なにそのお願い。叫んで言うこと?
「えと、どういう事かな?」
ユベルはうっとりとした顔で
「君が僕の近くに居れば僕は実体化できる。そしたら僕は本当に十代に触れる。そういう事さ」
なんて言う。
「つまり僕は君の近くに居ればいいの?」
「そう!そういう事さ」
「なら、いいよ。あ……サイレントソードマン、サイレントマジシャン。ごめんね、君達にはあまり聞かれたく無い話だからちょっと抜けてくれる?」
僕よりずっと高い位置にある2人の顔を見る。
「「主の望むままに」」
2人はペコリと僕にお辞儀をして消えた。お辞儀なんてやらなくていいのに。
僕は精霊が見える。だからこその悩みを今、精霊に聞こうと思った。
「ねえユベル!」
「なんだい?」
「一時的にでもいい。精霊が見えなくする方法って、ある?」
ユベルは目を見開いた。
「精霊が見えなくなりたいのかい?やっぱり君達から見て僕達は邪魔な存在かい?」
「違うんだ!!君達精霊が邪魔なんて事有るわけ無いだろう?!僕は君達に何度も助けられたし」
「じゃあ、何でそんな事聞くんだい」
「……笑わないでよ?
僕ってさ、自分の持ってるカードは全部、精霊が見えるんだ」
「そうだろうね。」
「でね、デッキを組み直す時にね、
みんな僕の周りに出てきて自分がデッキに入れられるのかデッキから出されちゃうのか見てるから僕なかなかデッキ組み直せなくて…ちょっと困ってるんだ」
「ふーん…みんな入れてあげればいいじゃないか」
「それが出来たら苦労しないよ!!そりゃあ…入れてあげたいけどみんな入れてたら事故になっちゃうし…みんな僕に勝って欲しいって言ってるから尚更…」
「自分を入れて欲しいのに入れて貰えなかったら悲しんででも自分が入って遊戯が負けたらまた悲しむ訳か。……我が儘な精霊ばっかりなんだね」
「我が儘とか言わないでよ……で、デッキ組む時位は精霊を見えなくしたいんだ。どうすればいい?」
ユベルは少し考え込んだ。
「精霊ってね、本当はここに現れる筈無いんだよ」
「うん。知ってる。」
「遊戯。君は精霊の住む世界と繋がっているのか知らないけど、とりあえず君は精霊をここの世界に呼べてしまう体なんだ」
「……うん」
ハッキリ言って僕はこの話を理解出来るのだろうか。今の話だって実はよく分からない。僕が精霊を呼ぶ体?うーん…とりあえずそういう事と納得するべきだ僕。
「だから、精霊の世界の扉が完全に無い所に行けば君の周りに居る精霊の数は減るよ。来れるのはレベルの高い精霊位だろう。サイレントソードマンやサイレントマジシャンみたいな、ね」
「☆7つ以上位って事?」
「そう。7未満のレベルの精霊はいくら君の扉が強くても出てこれないだろうね」
「で、その精霊が入れない所ってどこ?」
「……そうだね…一番分かりやすいのはレベル6の精霊を連れて歩くといいんだけど…ラー寮にね、あるよ。そこの部屋だったら普通の精霊はひとたまりもないだろう」
「ラー寮?の誰かの部屋?」
「うん。僕も近寄りたくない位マイナスの部屋だ。」
「分かった。今度探してみよう」
「じゃあ遊戯。今度は僕の願いを叶える番だよ!!早く十代の所へ!!」
昼休みが終わるまでまだ余裕はある。
そうだね。行こう。
そう口に出す前にユベルは僕を抱き上げて飛んだ。
「えぇっ!?ちょっと、ユベル!?」
「歩くよりこっちの方が早い!!」
「早いけど!早いけどぉっ!!!」
半端なく怖いよ!
***************
ユベルとAIBO。\(^O^)/
実はAIBOのこの精霊と人間を繋ぐよ設定を一番学園パロで描きたかったのです。
やっと書けて満足。
ユベルとAIBOが仲良しになったら十代は幸せ者だと思うYO!!←
すいませんでした!!
ラー寮の一室はみんな大好きひまわり頭の子の部屋の予定←
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