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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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乃亜表です。
一応離別ネタ。

†美しくあれ、来世よ†

「イヤだよ。嫌だ。いやだ。」
「ごめんね。あぁそんな泣かないでよ」
真っ白い空間に彼と2人。
駄々をこねる僕となだめる彼。
「君は悲しくないの?僕は悲しいよ。嫌だ嫌だ。」
ポロポロ涙を零す僕。
「悲しく無いわけ無いじゃないか!!あぁでも仕方の無い事なんだ。分かってよ。」
僕を宥める声は優しかったけどその優しい声がひどく切なく感じた。
「乃亜、お願いだよ。消えないでよ。」
「ごめんね。僕は居てはいけない人物だから…」
「どうして居ちゃだめなのさ!?何の権利があってそんな……イヤだよ。行かないでよ!!」
「僕だって行きたくはないよ。でも分かる。もう僕は消えてしまう。」
「嫌だっ!!」

さらさらさらさら
乃亜から目を逸らして一際大きな声で叫んだ瞬間、乃亜の指先が光る白い砂になって零れ落ちている。
「!!乃亜!」
さらさらさら
「あぁ遊戯!この世では結ばれなかったけどいつか、いや…次の世では結ばれよう!」
さらさらさらさら
「消えないで」
ぽろりと涙が零れた。
「ごめんね」
乃亜が苦笑いをする。

さらさらさらさらさらさらさらさら
もう時間が無い事を床に積もった砂が知らせる。

「…っねぇ乃亜!!  僕の事、
     好きだった?」
ゆらゆら揺れる視界の中で尋ねる。

すると彼はいつものように優しく微笑んで
      「あいしてるよ」
と言って近づいた。

唇が触れるかと思った一瞬、ざらりと音がして彼はそのまま光の中に消えてしまった。

    「愛してる」

光る白い砂の上に僕は倒れ込んだ。

お題†向こう側へのチケット†

********************
5000ヒットお題2個目!!
お題が向こう側へのチケットだったので最初藤原との密会みたいなの考えていたのですが、乃亜消滅ネタで^^^^^^^^
向こう側。が乃亜と相棒が幸せな時。(幸せな時代?)をイメージしてくださればなと思います。
乃亜消滅ネタ好きです←←
だって…ちゃんと乃亜表になるんですもん!!片思いじゃなく両想いにできるんだもの!!!!!(ポイント)

5000ヒット企画小説なのでお持ち帰り自由です。ルールとマナーは守ってくださいね☆←

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