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10のお題一個目!!
ヨハ表貴族パラレルです。相棒が女の子\(^O^)/
でも恋がこんな、いきなり来るものとは思わなかった。
†ドラマチックに恋して†
自分は貴族に入る部類の人間である。
貴族ならば社交パーティーが必ずあって、勿論パーティーに興味が無い自分もその社交パーティーに強制参加だ。
今日もまた、パーティー強制参加の日である。
「踊らないのかい?」
笑いながら兄さんが近寄る。
「踊らない。はぁ…兄さんは踊りすぎだろ」
「まぁ体力はあるし、運命の人が居るかもしれないからね」
「またそれかよ。」
そう笑って運命なんて言う兄はロマンチストだ。兄だけではない。父もロマンチストだ。なんでも政略結婚は嫌だとか言って旅に出てたらしい。
それで旅の途中に出逢った母が「運命の人」だったらしい。
俺は下らないな。と何時も流していた。
運命の人なんてそんなの見つけなくてもいいじゃんか。
「ヨハンも踊ればいいのに」
「イヤだね。俺はパーティーなんてどうでもいいし」
「ふぅん…ま、いいけど。恋なんて突然舞い込んでくるものだから」
「えー…」
何だよその言い方………。
ふと窓の外を見る。月が綺麗で神秘的な感じすらする夜だ。
「ちょっと外出てくる」
「?ヨハン?!」
まぁ理由は夜風に当たってすっきりしたいだけだった。何かああいった空気は苦手だ。ついでに恋や愛を語る兄さんも少し苦手だ。
「はぁ…なんで貴族ってこうタフなんだか…」
半ば呆れながら下からパーティー会場を見つめる。
兄はまだ踊り回って居るのだろうか。
「ん?」
庭の噴水の近くに誰か居る。
参加者だろうか。
訝しみながら近付くと夜のせいか水色に染まった白っぽいドレスを纏っている少女が居た。
「あ……こんばんは。」
「こ。こんばん、は…」
ふわりと笑いながら挨拶をされて戸惑う。
「会場に行かないんですか?」
思わず聞いてしまう。
「あはは…ぼ、私ああいう所が少し苦手で…」
「あ、そうなんですか。俺も苦手で…」
控えめに笑った顔が可愛いな。と思った。今まで女の子を見ていて素直に可愛いと思った事は無いのに。
ふと彼女が口を開いた。
「…ここの庭は綺麗だね」
「本当ですか?それは良かった。庭師も喜びます」
笑いながらしばらく話して居ると不意に曲が聞こえてきた。風の向きが変わったのだろうか。
「お嬢さん、
一曲踊ってはくれませんか?」
立ち上がって、腰を折って正式な姿勢をとる。
すると彼女は笑いながら
「喜んで」
と言って俺の手に手を置いて立ち上がった。
心臓が大きな音を立てた気がする。実は彼女に聞こえているのではないかと心配してしまうくらい。
一曲踊り終わると彼女は
「あぁ。そろそろ帰らなきゃ」
と言ったので驚いた。普通ならこの時間帯からが盛り上がる所なのに。
「もう帰ってしまうんですか」
「うん。
聞いたことあるでしょう、魔法は12時までってね」
いたずらっぽく笑った彼女はそんな事を言ってそろりと手を離し
「さようなら。ヨハンくん」
言った覚えの無い名前を言って去ってしまった。
「……兄さんの阿呆。」
俺は夜風が冷たくて気持ち良いと思える位顔や体が火照っていた。
あぁそれにしても、あの可憐な少女は何という名前なのか聞かなかった自分に嫌気がさした。
欲を言えばもっと一緒に居たかった。
「魔法は12時までってね」
…なんて御伽噺のような恋。
彼女の笑顔が俺の頭から離れる事は無かった
お題†ドラマティックに恋。†
************
という事でヨハ表!!
最初はオタカイザーネタかなぁとか話してたのにヨハ表。←
好きなんですヨハ表。いや本当に!(みんな知ってる)
貴族パラレルとか言ってますがただ踊るヨハンと相棒が書きたかっただけです。(^q^)
相棒は僕と言いかけて私と言ってます。頑張ってるんだよ相棒も^^^^←
ヨハンのお兄さんはヘルヨハです。
最後の方で兄さんの阿呆と言ってるのは自分が恋してる事に気づいて兄の思惑にハマってしまった感じがして畜生!って感じで言ってます。
どうでもいいけど相棒がドレス着て踊るのを妄想するとかなりニヤニヤする^^^^
踊ってくれませんか?はすんごいヨハン似合うと思う!それにしても気持ちが悪い\(^O^)/
5000ヒット有難うございまーす
10のお題の小説は全てフリーです。お持ち帰り可です。布教したいCPなんかを持っていけばいいと思います。←
ヨハ表貴族パラレルです。相棒が女の子\(^O^)/
でも恋がこんな、いきなり来るものとは思わなかった。
†ドラマチックに恋して†
自分は貴族に入る部類の人間である。
貴族ならば社交パーティーが必ずあって、勿論パーティーに興味が無い自分もその社交パーティーに強制参加だ。
今日もまた、パーティー強制参加の日である。
「踊らないのかい?」
笑いながら兄さんが近寄る。
「踊らない。はぁ…兄さんは踊りすぎだろ」
「まぁ体力はあるし、運命の人が居るかもしれないからね」
「またそれかよ。」
そう笑って運命なんて言う兄はロマンチストだ。兄だけではない。父もロマンチストだ。なんでも政略結婚は嫌だとか言って旅に出てたらしい。
それで旅の途中に出逢った母が「運命の人」だったらしい。
俺は下らないな。と何時も流していた。
運命の人なんてそんなの見つけなくてもいいじゃんか。
「ヨハンも踊ればいいのに」
「イヤだね。俺はパーティーなんてどうでもいいし」
「ふぅん…ま、いいけど。恋なんて突然舞い込んでくるものだから」
「えー…」
何だよその言い方………。
ふと窓の外を見る。月が綺麗で神秘的な感じすらする夜だ。
「ちょっと外出てくる」
「?ヨハン?!」
まぁ理由は夜風に当たってすっきりしたいだけだった。何かああいった空気は苦手だ。ついでに恋や愛を語る兄さんも少し苦手だ。
「はぁ…なんで貴族ってこうタフなんだか…」
半ば呆れながら下からパーティー会場を見つめる。
兄はまだ踊り回って居るのだろうか。
「ん?」
庭の噴水の近くに誰か居る。
参加者だろうか。
訝しみながら近付くと夜のせいか水色に染まった白っぽいドレスを纏っている少女が居た。
「あ……こんばんは。」
「こ。こんばん、は…」
ふわりと笑いながら挨拶をされて戸惑う。
「会場に行かないんですか?」
思わず聞いてしまう。
「あはは…ぼ、私ああいう所が少し苦手で…」
「あ、そうなんですか。俺も苦手で…」
控えめに笑った顔が可愛いな。と思った。今まで女の子を見ていて素直に可愛いと思った事は無いのに。
ふと彼女が口を開いた。
「…ここの庭は綺麗だね」
「本当ですか?それは良かった。庭師も喜びます」
笑いながらしばらく話して居ると不意に曲が聞こえてきた。風の向きが変わったのだろうか。
「お嬢さん、
一曲踊ってはくれませんか?」
立ち上がって、腰を折って正式な姿勢をとる。
すると彼女は笑いながら
「喜んで」
と言って俺の手に手を置いて立ち上がった。
心臓が大きな音を立てた気がする。実は彼女に聞こえているのではないかと心配してしまうくらい。
一曲踊り終わると彼女は
「あぁ。そろそろ帰らなきゃ」
と言ったので驚いた。普通ならこの時間帯からが盛り上がる所なのに。
「もう帰ってしまうんですか」
「うん。
聞いたことあるでしょう、魔法は12時までってね」
いたずらっぽく笑った彼女はそんな事を言ってそろりと手を離し
「さようなら。ヨハンくん」
言った覚えの無い名前を言って去ってしまった。
「……兄さんの阿呆。」
俺は夜風が冷たくて気持ち良いと思える位顔や体が火照っていた。
あぁそれにしても、あの可憐な少女は何という名前なのか聞かなかった自分に嫌気がさした。
欲を言えばもっと一緒に居たかった。
「魔法は12時までってね」
…なんて御伽噺のような恋。
彼女の笑顔が俺の頭から離れる事は無かった
お題†ドラマティックに恋。†
************
という事でヨハ表!!
最初はオタカイザーネタかなぁとか話してたのにヨハ表。←
好きなんですヨハ表。いや本当に!(みんな知ってる)
貴族パラレルとか言ってますがただ踊るヨハンと相棒が書きたかっただけです。(^q^)
相棒は僕と言いかけて私と言ってます。頑張ってるんだよ相棒も^^^^←
ヨハンのお兄さんはヘルヨハです。
最後の方で兄さんの阿呆と言ってるのは自分が恋してる事に気づいて兄の思惑にハマってしまった感じがして畜生!って感じで言ってます。
どうでもいいけど相棒がドレス着て踊るのを妄想するとかなりニヤニヤする^^^^
踊ってくれませんか?はすんごいヨハン似合うと思う!それにしても気持ちが悪い\(^O^)/
5000ヒット有難うございまーす
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