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只今Drrr中心。よろず倉庫です。たまに鬱。 現実逃避ばかり。常に\(^0^)/
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「クラウド、おめでとう」
「……え?」

エアリスはふわりと小さな花束を俺に渡す。
「誕生日、だよね?」

「………」
今日は何月何日だっただろうか。
と少し思い起こしてるとエアリスは笑った。

「ハチガツ、ジュウイチニチ。だよ?」

「…あぁ。誕生日、だな」
「ふふ、おめでとう」

「……ありがとう」

貰った小さな花束を見る。
エアリスが育てたのであろう花達は強気に咲き誇って綺麗だと思う。

「プレゼント、買う暇が無かったの」
「これで十分だ」

「そう?」

くるりとエアリスは回る。

「私はちゃんとしたの、あげたかったな」

少し離れた所で微笑むエアリスは空気に溶けてしまいそうで。

手を少しだけ、エアリスに伸ばす。

「ん?どうしたの?」

「………いや、少しだけ、不安で」
「私はここに居る、よ?」

しっかり手を絡められる。
「……そうだな」
けど、不安なんだ。
今にも、あんたが風に溶けてしまいそうで

絡められた手とは逆の腕をエアリスの細い体に回す。

折れそうな位、細い。

ぽす、とエアリスの肩に頭を置くとクスクスと柔らかい笑い声が聞こえた。

「こんなに近くに居るのに、不安?」


「………少しだけ。あんたは、空気みたいだから。」
「くうき?」

なにそれ。初めて言われた。
とエアリスはまた笑う。

絡められた手が離れたとくしゃ、と頭を撫でられて。腕を背中に回される。


「クラウド、生まれてきてくれて、ありがとう」

ああ、なんて、幸せな。


「……こっちのセリフだ」

彼女に聞こえないように囁いて、彼女の背中に腕を回した。

***********
クラエアでっす\(^O^)/
えへへへ永遠に好きだと思う。
エアリスに甘えればいいよクラウド!!!!
幸せになれよクラウド!!!!
時間軸は多分王国心。

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