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王様とAIBOが20歳越えてる設定。
†なんて早い恋†
「未成年者は飲めませんよ。」
何時もの事だから慣れっこだ。僕は運転免許証を取り出して何時ものように言った。
「僕、これでも二十歳過ぎてます」
そう言うとバーテンダーさんはキョトンとしてその後に「失礼しました。どうぞお掛けください。」
と言う。
僕はカウンター席に座って適当なカクテルを飲む。
本当はお酒って後がキツいからあまり飲まないんだけど今日は別だ
「どうぞ」
と言われて頼んだカクテルを渡される。
ありがとう。と言って受け取ると
「今日は1人で飲みにきたんですか。」
と聞かれて僕は
「バーテンダーさん、今日は僕にとって忘れられない日だよ」
とカクテルを飲んだ。
僕は今日失恋してしまったのだ。
十何年の片思いの相手にフラれてしまった。
カラコロと氷が鳴る。
「ずっと好きだったんだけどなぁ」
それはお気の毒に。そう言われるけど僕は悲しさで胸がいっぱいだった。
そんな時自分の近くに来た男の人を見てビックリしてしまった。
「わぁ。僕がもう1人居る!!」
「ん?」
自分にそっくりな人が居たのだ。
「ねぇ君付き合ってよ!!僕はこの、今日と言う日を悪い思い出にしたくないんだ!!」
そう僕がそっくりさんの服を摘むと
「まいったな…」
とそっくりさんは少し悩んで。でも直ぐに、いいぜ付き合ってやる。と言って彼は僕の隣に座った。
「お酒飲む?奢るけど」
そう言うと彼は一杯だけ貰おう。と言ってバーテンダーさんに頼んだ。僕も頼む。
「僕はずっと好きだった人にフラれちゃったんだ。彼女はね、凄く強くて綺麗で僕は直ぐに恋に落ちたんだ。それから、何年もずっと彼女を思い続けてた。
で今日彼女と一緒に買い物行って、今だ!って時に告白したらフラれちゃったんだ。」
ゴクリとカクテルを飲んでその時の事を思い出すとポロリと涙が零れた。
「そりゃあっ…僕はっ…頼りないし、っ…ドジだし、でもでも…っ」
ポロポロ出る涙は止まる事を知らないかのように流れる。
「本当にっ…好きだったんだ」
そっくりさんは黙ったまま僕の目もとにティッシュを押し当てた。
「ご、ごめっ…ありがと」
有り難くティッシュを貰って涙を拭く。
「優しいんだな」
そっくりさんは僕を見てそう言った。
「へ?僕がっ、優しい?」
「あぁ」
何をどう聞いてそんな事を言うのだろうこの人。
「フラれても八つ当たりしない辺りが。」
「僕なんてっ…身の程知らずなだけだよ」
「そういう考え方は間違ってるぜ」
「だって本当の事なんだ。僕は彼女に相応しく無いんだ。」
「そんな事無いだろう」
「君って優しいね。初めて会うのに僕の味方するなんて」
「オレは自分の思った事を言ってるだけだぜ」
「えへへ。ありがとう。」
僕は笑って言う。
「でも…相応しく無いのは本当だよ。彼女と僕は正反対。彼女は強くて綺麗で優しい。でも僕は自分勝手で弱い。」
「そうか?自分勝手では無いと思うぜ?」
「自分勝手だよ。外見が似てるってだけで君をこんな愚痴に付き合わせてる。」
「ほらな。自分勝手じゃない」
「?」
彼はビシッと人差し指を僕に向けて
「直ぐに反省しているじゃないか。それに最初オレに許可取ってからこの話に付き合わせてるんだから、どっちにしろあんたは自分勝手では無いだろう。」
「そう…かなぁ」
彼はニッと笑った。
「あんたは自分勝手では無いぜ。他人の気持ちをちゃんと考えられる奴だ。」
「もう1人の…僕。」
自分とそっくりな外見だったから思わずそう言ってしまった。
「いいな。それ。」
でも彼はそんなの気にもせずクスリと笑い酒をグイーっと飲み干した。
「あぁ。今日、君に会えて、良かった…な」
僕は眠くなって意識が遠のいた。
まいったな。
滅多に行かないバーに行ったら自分にそっくりな後ろ姿に惹かれてふらりと近寄ったら自分に似た奴に飲みに誘われて一緒に話してたら
「えへへ。ありがとう」
なんて笑顔で言われて思わず胸がキュンと高鳴った。
あー。コイツ可愛いかも。なんて思っていつの間にか真剣にコイツの話を聞いてコイツにかなり惹かれて
酒にやられたコイツをどうするか悩む始末だ。
とりあえず自室に引きずり込んでしまった。
スースー寝息を立ててるけどコイツ明日仕事とか無いのか?
というか
「ん~…ぅ…」
もぞもぞと布団を手繰り寄せる姿は小動物を思わせる可愛さで俺のハートにダイレクトアタックだ。
「コイツ…こんなんで20越えてるのか…?」
犯罪だろ犯罪。どう見たって高校入り立ての顔だ。
そんじょそこらの女よりコイツのが普通に可愛いだろう。
「……んず…」
「?」
つぅ…と少年のような青年からまた涙が流れたからとりあえず今度はタオルを顔の下に敷いてやった。よく泣くな。そんなに好きだったんだな。その女の事。そりゃあそうか。
十数年の片思いとか言ってたからな。
それにしても。
「どうすればいいんだ…」
起こすのは可哀想だが自分の寝る場所が無い。
「仕方ない」
オレは自分に似た可愛い青年の隣に潜り込んだ。
***************
仕方ないじゃねーよ!!!!!!!
と力いっぱい突っ込みを入れて貰えればもう何でもいいです←
杏子にフラれてしまったAIBO。そんなAIBOに惚れた王様。
何という矢印関係^^^^^^^^
AIBOもお酒飲むといい。
†なんて早い恋†
「未成年者は飲めませんよ。」
何時もの事だから慣れっこだ。僕は運転免許証を取り出して何時ものように言った。
「僕、これでも二十歳過ぎてます」
そう言うとバーテンダーさんはキョトンとしてその後に「失礼しました。どうぞお掛けください。」
と言う。
僕はカウンター席に座って適当なカクテルを飲む。
本当はお酒って後がキツいからあまり飲まないんだけど今日は別だ
「どうぞ」
と言われて頼んだカクテルを渡される。
ありがとう。と言って受け取ると
「今日は1人で飲みにきたんですか。」
と聞かれて僕は
「バーテンダーさん、今日は僕にとって忘れられない日だよ」
とカクテルを飲んだ。
僕は今日失恋してしまったのだ。
十何年の片思いの相手にフラれてしまった。
カラコロと氷が鳴る。
「ずっと好きだったんだけどなぁ」
それはお気の毒に。そう言われるけど僕は悲しさで胸がいっぱいだった。
そんな時自分の近くに来た男の人を見てビックリしてしまった。
「わぁ。僕がもう1人居る!!」
「ん?」
自分にそっくりな人が居たのだ。
「ねぇ君付き合ってよ!!僕はこの、今日と言う日を悪い思い出にしたくないんだ!!」
そう僕がそっくりさんの服を摘むと
「まいったな…」
とそっくりさんは少し悩んで。でも直ぐに、いいぜ付き合ってやる。と言って彼は僕の隣に座った。
「お酒飲む?奢るけど」
そう言うと彼は一杯だけ貰おう。と言ってバーテンダーさんに頼んだ。僕も頼む。
「僕はずっと好きだった人にフラれちゃったんだ。彼女はね、凄く強くて綺麗で僕は直ぐに恋に落ちたんだ。それから、何年もずっと彼女を思い続けてた。
で今日彼女と一緒に買い物行って、今だ!って時に告白したらフラれちゃったんだ。」
ゴクリとカクテルを飲んでその時の事を思い出すとポロリと涙が零れた。
「そりゃあっ…僕はっ…頼りないし、っ…ドジだし、でもでも…っ」
ポロポロ出る涙は止まる事を知らないかのように流れる。
「本当にっ…好きだったんだ」
そっくりさんは黙ったまま僕の目もとにティッシュを押し当てた。
「ご、ごめっ…ありがと」
有り難くティッシュを貰って涙を拭く。
「優しいんだな」
そっくりさんは僕を見てそう言った。
「へ?僕がっ、優しい?」
「あぁ」
何をどう聞いてそんな事を言うのだろうこの人。
「フラれても八つ当たりしない辺りが。」
「僕なんてっ…身の程知らずなだけだよ」
「そういう考え方は間違ってるぜ」
「だって本当の事なんだ。僕は彼女に相応しく無いんだ。」
「そんな事無いだろう」
「君って優しいね。初めて会うのに僕の味方するなんて」
「オレは自分の思った事を言ってるだけだぜ」
「えへへ。ありがとう。」
僕は笑って言う。
「でも…相応しく無いのは本当だよ。彼女と僕は正反対。彼女は強くて綺麗で優しい。でも僕は自分勝手で弱い。」
「そうか?自分勝手では無いと思うぜ?」
「自分勝手だよ。外見が似てるってだけで君をこんな愚痴に付き合わせてる。」
「ほらな。自分勝手じゃない」
「?」
彼はビシッと人差し指を僕に向けて
「直ぐに反省しているじゃないか。それに最初オレに許可取ってからこの話に付き合わせてるんだから、どっちにしろあんたは自分勝手では無いだろう。」
「そう…かなぁ」
彼はニッと笑った。
「あんたは自分勝手では無いぜ。他人の気持ちをちゃんと考えられる奴だ。」
「もう1人の…僕。」
自分とそっくりな外見だったから思わずそう言ってしまった。
「いいな。それ。」
でも彼はそんなの気にもせずクスリと笑い酒をグイーっと飲み干した。
「あぁ。今日、君に会えて、良かった…な」
僕は眠くなって意識が遠のいた。
まいったな。
滅多に行かないバーに行ったら自分にそっくりな後ろ姿に惹かれてふらりと近寄ったら自分に似た奴に飲みに誘われて一緒に話してたら
「えへへ。ありがとう」
なんて笑顔で言われて思わず胸がキュンと高鳴った。
あー。コイツ可愛いかも。なんて思っていつの間にか真剣にコイツの話を聞いてコイツにかなり惹かれて
酒にやられたコイツをどうするか悩む始末だ。
とりあえず自室に引きずり込んでしまった。
スースー寝息を立ててるけどコイツ明日仕事とか無いのか?
というか
「ん~…ぅ…」
もぞもぞと布団を手繰り寄せる姿は小動物を思わせる可愛さで俺のハートにダイレクトアタックだ。
「コイツ…こんなんで20越えてるのか…?」
犯罪だろ犯罪。どう見たって高校入り立ての顔だ。
そんじょそこらの女よりコイツのが普通に可愛いだろう。
「……んず…」
「?」
つぅ…と少年のような青年からまた涙が流れたからとりあえず今度はタオルを顔の下に敷いてやった。よく泣くな。そんなに好きだったんだな。その女の事。そりゃあそうか。
十数年の片思いとか言ってたからな。
それにしても。
「どうすればいいんだ…」
起こすのは可哀想だが自分の寝る場所が無い。
「仕方ない」
オレは自分に似た可愛い青年の隣に潜り込んだ。
***************
仕方ないじゃねーよ!!!!!!!
と力いっぱい突っ込みを入れて貰えればもう何でもいいです←
杏子にフラれてしまったAIBO。そんなAIBOに惚れた王様。
何という矢印関係^^^^^^^^
AIBOもお酒飲むといい。
PR
だってさ、おかしいんだよ。
城之内くんは最近少し違う。
何ていうか、僕と恋人?とりあえず「そういう関係」になってからかな。
いつもは荒っぽく頭ぐしゃぐしゃかき回してさ、僕がバカヤローとか言ってもゲラゲラ笑い合うだけだったけど付き合ってからはなんか違う。
昨日の事だけど、城之内くんが僕にヘッドロックをかけてきて、いつもみたいに
「痛い痛い!!」
って言っただけなのにさ
「悪い!……俺の事、嫌いになったか?」
なんてさ。オロオロして、しょぼくれた子犬みたいな顔してさ。なんなんだよ。
僕を抱く時だって城之内は別人みたいになる。
いつもの荒っぽさは何処行ったんだよ!!みたいな感じで僕に触る。
いや、うん。流石に初めては荒っぽくて痛かったけど。壊れると思ったって言ったけど。
でも最近は優しすぎるって言うか…僕を壊れものの様に扱うのだからまた変だ。
人間ってそんなヤワじゃないのに。
僕は城之内くんにとってその程度の人なんだろうか。
この関係が些細な事で壊れてしまうような関係だと思ってるのかな。
そうだとしたら僕は結構ショックだ。
だって僕だって色々あるんだよ、告白なんかされちゃってさ、城之内くんは僕の何十倍も格好いいから僕なんてすぐ要らなくなるんじゃないか。
とか思って、でも城之内くんを信じたいから僕はそんなモヤモヤを打ち消して。
いつだって不安だ。そのたびに不安を無くそうとしてる。この関係はちょっとやそっとじゃ壊れないって信じてるんだ。
でも城之内くんは違うのかな。
友情を超えた恋情は脆いって思ってるのかな。
「なぁ遊戯、オレの事好き?」
城之内くんは最近この言葉をよく言う。
あぁもう畜生。なんでそんな顔するのさ。僕の葛藤も知らないで。
「…好きだよ。城之内くんは僕が男好きだって思ってるの?それは違うよ。僕は君だから好きなんだからね」
すると城之内くんは驚いた顔をした後にんまり笑って
「遊戯、好きだ!すっげー好き!!」
と叫んで僕の瞼にキスをした。
ああもう!君ってやつは!!誰も居なかったらいいけどもう少し周りを見てよね!
とりあえずお互いに誤解を解く為に城之内くんは僕の家に来る事になった。
あぁなんて可笑しな僕ら!!
************
城表
城之内は犬だと思う。王様も犬。
なんかこう、しっぽ振ったり耳垂れたりする感じ。←
王様は狼かな^^^^^^^^^^^^←
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